
〜わかりやすく解説!注目される理由・実例・家庭でできること〜
こんにちは!いっちーです。
最近、子どもをどう育てていくかに悩んでいる親が増えているように感じます。親自身も自分のことで精いっぱいな毎日の中、どんな習い事をさせたらいいのか、どんな教育が必要なのか、つい考え込んでしまいますよね。
私たちが育った時とは時代が大きく変わって、今の子どもたちがこれから生きる社会は、きっともっと早く、もっと複雑になっていくはず。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
今までのやり方、本当にそれでいいのでしょうか?
「これをやっておけば安心」と思っていた習い事や教育方法、もしかしたら今の時代には少し合わなくなってきているかもしれません。
大事なのは、これからの時代に合わせて、無駄なく効率よく生きていく力を育てること。
専門的なスキルを持つことはもちろん大切ですが、その前に、どうやって物事を学び、考え、解決していくかを身につけることが、未来の子どもたちには必要です。そこで注目したいのが、STEAM教育です。この教育法は、子どもたちに幅広い視点を与え、柔軟な思考力を育てるためにとても効果的なんです。
どう育てていくか、どんな力を身につけさせるか、少し立ち止まって考えてみると、次のステップが見えてくるかもしれません。
1. STEAM教育ってなに?〜背景とねらい〜
最近よく耳にする「STEAM教育」。
これは、以下の5つの分野の頭文字をとったものです。
項目 | 意味 | 内容 |
---|---|---|
S | Science | 科学 |
T | Technology | 技術(プログラミングなど) |
E | Engineering | 工学(ものづくり) |
A | Arts | 芸術や人文(表現・感性・創造性) |
M | Mathematics | 数学 |
もともとアメリカで始まったSTEM教育(Aなし)に、
「人間らしさ」「創造力」を育てるArtsの要素が加わって、STEAMになりました。
大切なのは、知識を詰め込むことよりも、「実際にやってみる」ことを重視する教育だという点です。

2. なぜ今STEAM教育が必要なの?
今の子どもたちが大人になるころ、
社会は今とはまったく違う姿になっているかもしれません。
AI、自動運転、気候変動、国際問題…
「正解がひとつじゃない課題」が増えていくなかで、これから求められるのは、
- 答えのない問題を自分で考える力
- チームで協力し、何かを創り出す力
- 自分の考えを人に伝える表現力
つまり、「生きる力」です。
STEAM教育は、こうした力を遊びのように楽しく、実体験を通して育てていくことができます。
3. 実際に子どもたちは何を学ぶの?
STEAM教育では、次のような体験を取り入れます。
🔧 プログラミング体験
例:「ネコのキャラクターを動かすゲームを作ってみよう!」
→ 論理的に考える力、失敗して試行錯誤する力が育ちます。
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🧪 理科実験&探究
例:「レモン電池を作って、電気が流れるしくみを学ぶ」
→ 科学への興味、自分で確かめる姿勢が身につきます。
🎨 アートと表現
例:「未来の町を想像して模型や絵で表現しよう」
→ 想像力、他者と違っても大丈夫という自信がつきます。
🏗️ プロジェクト型学習(PBL)
例:「町の交通渋滞を解決するアイデアを考え、発表する」
→ 課題発見力、プレゼン力、チームワークなどが育ちます。

4. 家庭でできるSTEAM的子育てとは?
「学校や教室に行かなくても、家でできることはあるの?」
はい、たくさんあります!特別な知識や道具がなくても大丈夫。
日々の暮らしの中で、親子の会話や遊びを通して自然にSTEAMの種をまくことができます。
✅ おうちで気軽にできるSTEAM的関わりチェックリスト
- 「なんでそうなるの?」と子どもが聞いたら、一緒に考えたり調べたりする
- お料理をしながら「これを混ぜるとどうなるかな?」と実験気分を楽しむ
- 雨の日に「どうして雨が降るの?」を絵本や動画で学んでみる
- 自然の中で「葉っぱのかたちの違い」を比べてみる
- ペットボトルや牛乳パックで自由な工作をする
- 「こんな道具があったらいいな」と空想して描いてみる
- 観察日記を書いたり、撮った写真でオリジナル図鑑をつくる
- 「これどうしたらうまくいくかな?」と一緒に試行錯誤する
- パズルやレゴ、ブロックで自由に組み立ててみる
- 失敗しても「どうしたらよくなるか?」を親子で話し合ってみる
🌱 こうした体験が子どもの「生きる力」につながります
STEAMの学びを家庭で取り入れることで、子どもたちはこんな力を自然と育んでいきます:
- 自分で考える力:「正解」よりも「なぜ?」を楽しむクセがつきます
- 表現する力:工作や絵、話すことで思いを伝える練習になります
- あきらめない力:試行錯誤しながらチャレンジする経験が増えます
- 柔軟な発想:「こうじゃなきゃいけない」が少ない環境で育ちます
これからの時代は、「与えられたことをこなす力」よりも、「自分で考えて動ける力」がますます大切になります。
親子で楽しみながら、そんな力の“土台”をおうちでゆるっと育てていきましょう。
つまり、
🔍 興味を広げてあげる
- 子どもが「なんで?どうして?」と聞いたとき、すぐに答えを言わず「一緒に考えてみよう」と返してみましょう。
🧩 試行錯誤を応援する
- うまくいかないことも、「失敗は発見のチャンスだね!」と前向きにとらえましょう。
🖍️ つくってみる・表現してみる
- 廃材で工作をする
- 観察したことを絵や文章で表現する
- 「どんな発明があったら便利かな?」と空想をふくらませる

など、家庭での遊びや会話の中で、STEAMの要素は自然に育ちます。
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5. STEAM教育が育む「これからの力」
STEAM教育は、ただの「理数系強化」ではありません。
子どもが社会の中で「自分らしく生きる力」を育てるための土台です。
育つ力 | 具体的な内容 |
---|---|
創造力 | 新しい発想を生み出す力 |
論理的思考力 | 筋道を立てて考える力 |
問題解決力 | 解決方法を探す力 |
表現力 | 自分の考えを伝える力 |
協働力 | チームで動く力 |
持続力 | 失敗してもやり続ける力 |
おわりに:STEAMは「特別な教育」ではなく「日常の中にある学び」
「STEAM教育」と聞くと、難しそうに感じるかもしれません。
でも、実は子どもが小さな「なぜ?」「やってみたい!」と向き合う瞬間こそが、STEAMの始まりです。
家庭でのちょっとした関わり方が、子どもの「未来をつくる力」につながります。
ぜひ、楽しみながら一緒に育んでいきましょう。

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90 thoughts on “新しい時代の習い事:子どもの未来を育てる「STEAM教育」とは?”