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にゃんこ大戦争に夢中!同じ絵を繰り返す子どもの発達と親の関わり方
また猫描いてる!
プリントの隅っこ、自由帳、連絡帳の裏、果ては漢字練習ノートのすみっこまで…。
うちの息子は、とにかくどこにでも猫を描きます。
しかもただの猫じゃなく、剣と盾を装備した“戦う猫”。
理由を聞けば、「にゃんこ大戦争」のキャラクターが大好きで、自分なりのアレンジを加えて、オリジナルのヒーローになっているんです。

最初は「またそれ?」とつい思ってしまったけれど、あるとき気づきました。
もしかして、この猫たちは息子にとって “安心できる守り神”みたいな存在 なのかもしれない、と。
「同じものを描く」=「自分の世界を確かめる行為」
子どもは、よく同じものばかり描きます。
好きなキャラクター、ぐるぐる模様、あるいは同じ色ばかり。

でもこれは 単なるマンネリではありません。
むしろ、子どもにとって大事な行為です。
- ✅ 「これが好き!」という強い気持ちの表現
- ✅ 「自分はこれで大丈夫」と安心感を確認する行為
- ✅ 「こう描けるようになった!」という小さな成功体験の反復
繰り返し描くことで、子どもは 自分の中にある“好き”や“安心”を確かめている のです。
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「にゃんこ」は子どもの分身
息子が描く猫も、よく見ると日によって少しずつ変化します。

剣や盾が大きくなったり
模様が変わったり
表情が怒っていたり、悲しそうだったり
これは その日の気持ちや心理状態が反映されている と考えられます。
勉強の日は強そうな装備、友達とケンカした日は悲しそうな目、楽しい日にはカラフルな猫――。
繰り返し描く中で 「自分の気持ちを形にして確認する」 ことが、子どもにとって安心につながるのです。
🔗子どもが同じ絵ばかり描く理由|心の成長を読み解く3つのポイント – itti-blog
どんなタイプの子が同じモチーフを描きやすい?
心理学的には、以下のような傾向がある子が「同じものばかり描く」ことが多いと言われています。
✅好奇心が強く、探究心も旺盛なタイプ
→ 「同じもの」を描きながら、細部の違いや色の変化を試して学んでいる

✅慎重で安心感を重視するタイプ
→ 不安や緊張を和らげるため、安心できるモチーフに繰り返し向かう
✅表現欲が豊かで、自分の世界を守りたいタイプ
→ 好きなキャラクターやアイテムを通して、自分のアイデンティティを確認
「同じものばかりで心配…」と思うかもしれませんが、これは 発達上とても自然なプロセス です。
🔗子どもの繰り返し行動、実は学びのチャンス!絵本・アニメの重要性とは – itti-blog
行動の裏にある「伝えられない気持ち」へ
自己肯定感を育てる親の声かけ・かかわり方
今日から使える具体フレーズで、叱る前に「気持ちを受け止める」関わりへ。 家の中に「安心できる場所」を増やしましょう。

繰り返し描くことの発達的メリット
心理学や発達学の観点では、繰り返し描く行為には以下のような効果があります。

✓自己肯定感の向上
「描けた」「思い通りになった」という成功体験を積み重ねる
✓感情の整理
喜びや不安、怒りなど、言葉にできない気持ちを形にして理解する
✓創造力の基礎づくり
同じモチーフを繰り返すことで、少しずつ変化やアレンジが生まれ、表現の幅が広がる
✓集中力と記憶力の強化
細かいディテールや順序を覚えて繰り返すことで、脳の記憶回路も活性化

💡ポイント
「また同じもの?」と感じるのは大人の視点。
子どもにとっては “安心感と自己表現のための大切な行為” です。
この時期を温かく見守ることで、後の創造力や自己肯定感につながります。
親はどう関わればいいの?
同じモチーフを毎日描く子どもを見ていると、大人はつい「他のものも描いてみたら?」と言いたくなりますよね。
でも、ここで大切なのは 「変えさせる」のではなく「気づきを伝える」こと。
子どもは、自分の“安心できる世界”の中でこそ、新しい表現に挑戦できるのです。
声かけの具体例

💬「今日は剣が大きくなったね!」
💬「表情がちょっと違うね。怒ってるの?」
💬「これは守ってるの?それとも戦いに行くところ?」
ポイントは 「描いたものに気づいて、認める」こと。
これだけで、子どもは「見てもらえている」「わかってもらえている」と感じ、自信につながります。
「広げる」声かけのコツ
無理にモチーフを変えさせる必要はありません。
大事なのは 少しずつ表現の幅を広げること。
- 色を変えてみる
- 背景をつけてみる
- 装備やアイテムを増やしてみる
親が「前と少し違うね!」と気づきを伝えるだけで、子どもは自然に 「次はこう描いてみようかな?」 と挑戦するようになります。
他のモチーフも広がる
にゃんこ大戦争の猫だけでなく、恐竜やロボット、乗り物、星やハートなど、好きなモチーフは無限に広がります。
繰り返す中で変化をつけることで、創造力が育ち、表現の幅もぐんと広がります。
🔗「うちの子は天才!? 幼少期に現れる創造力の芽と伸ばし方」
Q&A
Q1. 同じモチーフばかり描くのは普通ですか?
はい、とても自然な発達プロセスです。
子どもは、自分の中にある「好き」「安心」「得意」を確認するために、同じモチーフを繰り返し描くことがあります。
心理学的には、これは 「自己確認行動」 と呼ばれます。
自分の内面や感情を、身近なモチーフを通して表現することで、子どもは自己理解を深めているのです。
Q2. どんな子が同じモチーフを描きやすい?
心理学的観点から見ると、次のような特徴がある子が多いです。
- ✅ 集中力が高いタイプ
同じものを繰り返し描くことで、細部や形の違いに気づき、観察力が伸びます。 - ✅ 自己表現が豊かなタイプ
「この猫は今日こういう気持ち」というように、自分の感情をモチーフに反映させることができます。 - ✅ 安心感を求めるタイプ
繰り返す行為で「これが自分の世界」と確認し、心を安定させます。 - ✅ 挑戦心・探究心があるタイプ
同じモチーフでも毎回少しずつ変化を加え、試行錯誤を楽しむ子どもは、問題解決能力や創造力が伸びやすいです。
つまり、同じモチーフを描く子どもは 集中力・自己表現力・観察力・安心感・探究心 が育っている証拠なのです。
Q3. 他のモチーフも描かせたほうがいい?
親としては「他のモチーフも描いてほしい」と思うかもしれません。
でも、心理学的には、無理に変えさせる必要はありません。
ポイントは 「変化のヒントを与える」こと です。
- 色や背景を少し変えてみる
- 装備や小物を追加してみる
- 表情や動きを少しずつ変えてみる
こうした小さな変化は、子ども自身が「次はこうしてみよう」と自然に発展させるきっかけになります。
描くものの変化の目安(年齢別)
年齢 | よく描くものの例 | 変化の目安 |
---|---|---|
0〜1歳 | ぐちゃぐちゃ線、点々 | 色や形の変化を楽しむ |
2〜3歳 | ぐるぐる、丸、線 | 「これは◯◯!」と意味を持たせる |
3〜4歳 | 顔、頭足人、好きなキャラ | 「目」「口」「手足」がつく |
5〜6歳 | 家、動物、乗り物、人の全身 | ストーリーを持たせる |
7歳〜 | 細かい描写、奥行き、影 | 立体感や細部を意識 |
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🎁まとめ
- 同じモチーフを何度も描くのは、子どもが安心できる世界を確認する行為
- 変化に気づき、認めてあげることで、自信や創造力につながる
- 少しずつ色や装備、背景を変えるだけで、自然と表現の幅が広がる
- 親は否定せず、小さな変化を楽しむ姿勢が大切
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ずっと同じものを描く時期は、脳や心が大切なことをぐんぐん吸収してるとき。
比べなくて大丈夫。むしろ、その“こだわり”は強みになるかもしれません。
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