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子どもの遊び方がわからない

「子どもの遊び方がわからない…」と思ったら

🔎 こんなときありませんか?

  • 「うちの子、ちょっと変わった遊び方してるかも?」
  • 「なんでこの遊びばっかり?ちゃんと成長してるのかな…」
  • 「年齢に合った遊びって、どう選べばいいの?」

そんなモヤモヤに、「子どもの遊び×成長の視点」からヒントをお届けします。

実は、子どもの「ちょっと不思議な遊び方」には、
その子なりの発達のサインや気持ちの表現が詰まっていることも。
このページでは、年齢別に「こんな遊びが見られるかも!」という例をまとめました。


🧸 遊びには「発達段階」がある——4つの遊びのカタチ

年齢別の遊びを見ていく前に、ひとつ知っておくと面白い視点があります。それは、子どもの遊びはでたらめに変化しているのではなく、ある程度決まった順番で「遊びのカタチ」が育っていくということです。発達心理学の分野では、おおまかに次の4つの段階があるとされています。

  • 👐 感覚運動的な遊び(〜1歳台):見る・触る・口に入れる・たたく・つまむなど、五感と体の動きを使って「これは何だろう」と物の性質そのものを確かめる遊びです。リモコンを触る、何でも口に入れるといった行動は、この段階の代表的な姿です。
  • 🧩 構成遊び(1歳半ごろ〜):積み木を積む、ブロックを並べる、コップを重ねるなど、物と物の関係性を試す遊びです。「どうすれば崩れずに積めるか」「どの順番だとぴったりはまるか」を、手を動かしながら学んでいます。
  • 🎭 象徴遊び・ごっこ遊び(2歳〜4歳ごろ):積み木を電車に見立てたり、自分がお母さんやヒーローになりきったりと、目の前にないものを頭の中で思い描く力が育つことで生まれる遊びです。言葉の発達や想像力、相手の気持ちを想像する力とも深く結びついています。
  • 🤝 ルールのある遊び(4歳〜就学前後):じゃんけんやかくれんぼ、簡単なボードゲームなど、「約束事を守りながら他者と関わる」遊びです。我慢や順番待ちなど、社会性の土台を育てる時期に重なります。

面白いのは、これらの段階は新しい遊びが出てきても、前の段階の遊びがすっかりなくなるわけではないということ。4歳になってもブロックを並べたり感触を楽しんだりする「感覚運動的な遊び」は続きますし、ごっこ遊びの中に構成遊びの要素が混ざることもよくあります。
「もうこんな遊びはしないと思っていたのに」と感じても、それも自然な姿のひとつです。

それでは、この4つの視点を頭の片隅に置きながら、年齢別の「あるある」を見ていきましょう。


📘 年齢別・子どもの遊び方と成長のヒント

🍼 1歳ごろ

  • リモコンやスマホばかり触りたがる理由
  • なんでも口に入れて確かめるのはなぜ?
  • 指先でつまむ、つつく、たたくも立派な遊び!

🔗 リモコンや携帯ばかりいじるの、どうして?
🔗 自分でめくりたい時期♪
🔗靴を履いたのにすぐに脱ぐ理由
🔗ご飯をもぐもぐしたまま飲み込まないのはナゼ?

💬 声かけのヒント
・リモコンを触りたがるとき:「コレ気になるね、ピカピカ光るね」と興味そのものに言葉を添える
・口に入れてしまうとき:「お口じゃなくて、お手てで触ってみようか」と代わりの行動をやさしく提案
・指先でたたく・つまむ動きをしているとき:「上手にできたね」とその動き自体を認めてあげる

👣 2歳ごろ

  • 同じ遊びを何度も繰り返す「エンドレスごっこ」
  • おもちゃを並べる、順番を変えたがらないこだわり行動
  • 「イヤ!」と言いながらも楽しんでいる理由とは?

🔗 並べる遊びは、心の整理かも?
🔗 同じことばかりしたがるのはなぜ?
🔗壁や床に落書きしたくなる心理
🔗意外な場所からおもちゃが出てくる理由
🔗2歳児の謎行動

💬 声かけのヒント
・同じ遊びを繰り返しているとき:「またこれで遊ぶの好きだね」と否定せず付き合ってみる
・並べ方や順番にこだわっているとき:「ここに並べたんだね」と、結果ではなく取り組んでいる過程を言葉にする
・「イヤ」と言いながらも遊びを続けているとき:無理に聞き出そうとせず「楽しそうだね」と気持ちをそのまま受け止める

🎈 3〜4歳ごろ

  • 自分ルールが強すぎるごっこ遊び
  • 絵や工作で自由に表現しはじめる時期
  • 「見て見て〜!」が止まらないときの心理とは

🔗 自分だけのルールにこだわるごっこ遊び
🔗 お絵かきに見える“心の中”
🔗危ない道を選びたがるのはナゼ?
🔗3歳児の謎行動

💬 声かけのヒント
・自分ルールのごっこ遊びをしているとき:「今度はわたし、何の役をすればいい?」とルールに乗っかってみる
・「見て見て!」が続くとき:少し手を止めて「見てるよ、すごいね」としっかり目を合わせて反応する
・絵や工作に取り組んでいるとき:「これは何を描いたの?」と、結果より過程やストーリーを聞いてみる

🎨遊び方の変化には理由がある

子どもの遊び方は、年齢や発達に応じて自然に変化していきます。
例えば…

年齢よく見られる遊び発達との関係
1歳前半たたく、にぎる、投げる感触・動きの探索、筋力の発達
1歳半ものを並べる、重ねる目と手の協応、空間認識
2歳ごろ同じ遊びの繰り返し安心感や自信を得たい時期
3歳〜4歳ごっこ遊び、自分ルール遊び想像力や社会性の芽生え

💡 この表もあくまで一般的な目安です。遊びの好みや進み方には子どもそれぞれの個性が大きく関わっており、「この通りでなければおかしい」というものではありません。きょうだいでも遊び方の好みが全然違う、ということは珍しくないんですよ。


💡「ちょっと変?」が気になったら読んでみて

子どもの遊び方には、大人の目には「変わってる」「ちょっと心配」と見えることもあります。
でも実は、それも発達のひとつの形だったり、その子らしさの表れだったりします。

✅チェックリスト|うちの子の遊び、様子を見ていい?注意した方がいい?

以下のチェック項目にいくつ当てはまりますか?
気になるときの目安になります👇

  • □ 同じ遊びを何時間も続けて、切り替えができない
  • □ 急に遊び方が変わり、コミュニケーションが減った
  • □ 指示やルールのある遊びをまったく受け入れない
  • □ 周囲の子と全く違う遊び方ばかりしている
  • □ 強いこだわりでおもちゃを順番通りに並べる など

🟢 一方で、こんな様子が見られれば、見守って大丈夫なことが多いです

  • ☑ 同じ遊びを繰り返していても、合間に笑ったりこちらに視線を向けたりする
  • ☑ 「そろそろごはんだよ」などの声かけに、多少渋りながらも応じられる
  • ☑ 家以外の場所(祖父母の家、公園など)でも、おおむね機嫌よく過ごせている
  • ☑ 言葉でうまく表現できなくても、身振りや表情で気持ちを伝えようとしてくる
  • ☑ 遊びを見せること自体は嫌がらず、むしろ得意げに見せにくる

上の□チェックと🟢チェック、両方を合わせて見ることで、「気になる」だけでなく「実はこんな安心材料もあった」という気づきにもつながります。一つだけ当てはまったからといって慌てる必要はありません。複数の項目が長期間重なって続くようであれば、後述のQ&Aや専門家への相談も検討してみてください。

🧩記事では、それぞれの遊び方が何を意味しているのか、
そして親がどう声をかけたらいいのかも、わかりやすく紹介しています。

🧠心理ミニテスト|あなたの子どもの遊び、どんな気持ちが見えてる?

次の質問に Yes / No で答えてみてください。

  1. 同じぬいぐるみで毎日遊びたがる
  2. ごっこ遊びに“見えない友達”が登場する
  3. ひとりでコツコツ遊ぶのが好き
  4. 「見て見て!」と何度も呼ばれる
  5. 遊びの途中で急に機嫌が変わることが多い

✅【Yesが多いほど…】
→「安心したい」「見てほしい」「コントロールしたい」など、
お子さんの内面の気持ちが遊びに出ているかもしれません。


❓ よくある質問・気になることQ&A

  • Q. ひとり遊びばかりで、お友達と遊ばないのが心配です。
    A. 2〜3歳ごろは、お友達のそばにいても、それぞれが別々の遊びをする「平行遊び(パラレルプレイ)」と呼ばれる段階がごく一般的です。「一緒に遊んでいるように見えない」こと自体は、年齢的にとても自然な姿。一緒に遊ぶ力は、もう少し先の年齢でゆっくり育っていきます。
  • Q. 同じ遊びの繰り返しが何ヶ月も続いています。やめさせた方がいいですか?
    A. 繰り返し遊ぶこと自体は、安心感を得たり、できることを確認したりする大切な学びのプロセスです。無理にやめさせる必要はありません。新しい遊びに誘いたいときは、「やめさせる」のではなく「隣にそっと違うおもちゃを置いてみる」くらいの、選べる余地を残した誘い方がおすすめです。
  • Q. 他の子と遊び方が全然違って心配になります。
    A. 遊び方の好みは、性格や興味の方向性によって大きく異なります。活発に体を動かす子もいれば、じっくり一人で集中するタイプの子もいて、どちらも自然な個性の範囲です。「みんなと同じ」かどうかより、「その子らしく楽しめているか」を見てあげてください。
  • Q. 遊び方について、専門家に相談する目安はありますか?
    A. 遊びの様子だけでなく、言葉の発達、対人関係、日常生活(食事・睡眠など)といった複数の領域で気になる点が重なって、長期間続いている場合は、一つの目安になります。気になることがあれば、自治体の保健センターでの発達相談や、かかりつけの小児科に相談してみてください。相談は「問題を決めつける場」ではなく、「その子に合った関わり方のヒントをもらえる場」です。

🔗 関連シリーズもおすすめ!

  • 子どもがやりがちな謎行動シリーズ
  • こだわり行動と発達の関係
  • お絵描きワークシリーズ|遊びの中にある心の動き

「子どもの遊び方がわからない…」と感じたら

「うちの子、遊び方がちょっと変わってる?」「どうやって関わればいいの?」
そんなふうに感じる瞬間、ありますよね。

遊びは子どもの大事な成長の時間…って言われると、なんだかちゃんとしたことをさせなきゃいけない気がして、つい構えてしまうことも。でも、子どもにとっての遊びって、もっと自由で、もっとのびのびしていていいんです。

もし「どう遊ばせたらいいのか分からない」と思ったときは、こちらのブログも参考にしてみてくださいね。

☔ 雨の日の遊び、どうしてる?

雨の日が続くと、毎日同じおもちゃに飽きたり、子どもが退屈そうだったり。
そんなときは、思いっきり「いつもと違うこと」を試してみるのもアリ!
→ 雨の日のおすすめ遊び10選|ごっこ遊び・新聞紙・お風呂でもOK!

新聞紙でビリビリ遊びしたり、テントを作って秘密基地ごっこをしたり。ちょっとした工夫で、雨の日が特別な時間になります。

✂ ぐちゃぐちゃ遊び、させていいの?

おもちゃじゃなくても、紙や粘土や空き箱でも、子どもってとっても豊かに遊びます。
大人の目には「意味あるの?」って見えても、実は「手で考えている」大事な時間なんですよね。
→ 自由な造形遊びのススメ|ぐちゃぐちゃ期も丸ごとOK!
→ティッシュを引っ張り出す遊び!やらせてみたら・・・

遊びながら「これって何?」「どうしたの?」って聞いてみると、思わぬ答えにほっこりすることも。

🎨 お絵かきしなくなった…それって大丈夫?

前は楽しそうに描いていたのに、最近はあまり描かなくなった…そんな変化に、ちょっと不安になることもありますよね。
でも、実はその裏には「自分なりに整理してる時期」が隠れていることもあります。
→ お絵かきしない子どもにモヤモヤ…それ、心が育っているサインかも

「描かないこと=悪いこと」じゃないって分かると、見守る気持ちも少し楽になります。
子どもの遊び方って、本当に一人ひとりちがうもの。
大人が思ってる「ちゃんとした遊び方」とは全然ちがう形で、心や頭を育てていることがたくさんあります。

だから、迷ったら「どう遊ばせるか」じゃなくて、「今、楽しそうかな?」って子どもの表情を見てみてくださいね。
ちょっとしたヒントで、遊びとの向き合い方がふっと軽くなるかもしれません。

📒よく読まれている記事紹介📒

1. おもちゃじゃないものに夢中になる理由

どうしておもちゃじゃないものに夢中になるの?

子どもたちが「おもちゃじゃないもの」に夢中になるのを見たこと、ありませんか?例えば、空き箱やペットボトル、リモコンなど。実は、これも立派な遊びの一部なんです。

子どもたちは、普段の生活で触れるものに対しても「どんなふうに使えるのかな?」と好奇心を持っているんです。物の使い方や感触に興味を持つことは、想像力を育む大切なステップです。

どう対応すればいいの?

まずは、子どもが興味を持ったものを「使わせてあげる」ことが大事です。その上で、「それはどう使うのかな?」と一緒に遊んでみることで、子どもの創造力を引き出せます。もちろん、安全に配慮しながら自由に遊ばせてあげてくださいね。

おもちゃじゃないものを使った遊びは、子どもの創造力を育む大事な過程です。親としては、自由に遊ばせながらも、子どもがどんなことを学んでいるかを温かく見守ることが大切です。

赤ちゃんがリモコンで遊ぶ理由と対策|安全なおもちゃおすすめ3選

2. 同じ絵本やアニメを何度も見る理由

どうして同じ絵本やアニメを繰り返し見たがるの?

子どもが同じ絵本を何度も読んだり、同じアニメを繰り返し見たりするのには理由があります。

繰り返し見ることで、子どもはそのストーリーやキャラクターに慣れ親しみ、安心感を感じることができるんです。また、言葉やフレーズを覚える力も育んでいきますよ。

どう対応すればいいの?

同じ絵本やアニメを繰り返し見ることは、実は言葉を学ぶ上でもとっても大事なことです。

無理に「違うものを見よう」と促すのではなく、子どもが好きなものを一緒に楽しんであげましょう。親が一緒に感想を言い合ったり、少しずつ物語を覚えていく過程を楽しんでくださいね。

繰り返し見ることは、子どもにとって安心感を与え、言語や感情を育む大事な遊びの一部です。子どもが楽しく学べるように、親として一緒に楽しんであげることが大切ですね。

子どもの繰り返し行動、実は学びのチャンス!絵本・アニメの重要性とは

3. 「遊び」としての並べる行動

どうして並べる遊びが好きなの?

「並べる」という遊び、よく見かけますよね。

積み木やおもちゃをきれいに並べたり、色を揃えて並べる姿。これは、子どもが「秩序」を学んでいる証拠です。物を並べることで、空間や物の関係性を理解したり、順番やバランスを考える力が育まれます。

どう対応すればいいの?

並べる遊びをしているとき、子どもはその過程で「物の位置」や「順番」を学んでいます。親としては、何も言わずに見守るだけでなく、「それ、きれいに並べたね!」「次は色を揃えて並べてみようか?」など、子どもの遊びを一緒に楽しんであげることが大切です。

並べる遊びは、子どもの思考力や秩序感覚を育てる大切なステップです。親としては、温かく見守りながら、子どもが何を学んでいるのかを意識しつつ、サポートしてあげましょう。

子どもが“並べるだけ”“見つめるだけ”…発達に遅れ?それとも個性?
おもちゃを並べるだけ?遊ばない子どもの心理とは

「困りごとの対応法」
子どもの行動が気になる方はこちらで、よくある困りごとの解決法をチェックしてみてください♪

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最後に

「変わってる遊び方」も「同じことの繰り返し」も、一つひとつ見ていくと、ちゃんと意味のある成長の足あとでした。子どもの遊びに「正解の形」はありません。今日も目の前で夢中になっているその遊びが、その子にとって一番自然な学びの時間です。

このページが、「ちょっと気になるな」と思ったときに何度でも立ち戻ってもらえる場所になれば嬉しいです。気になるテーマの記事から、どうぞゆっくり読んでみてくださいね。

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いっちー

いっちー

元小学校教員(15年)
ベビー&キッズ専門フォトグラファー

小学校で15年、子どもたちの育ちを間近で見てきました。その経験から、ベビー&キッズ専門フォトグラファーへ転身。

レンズを通して感じる毎日——
かわいい。謎い。純粋すぎる。

「うちの子、大丈夫かな」という不安がそっとほぐれるような記事を書いています。

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