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「発想が独特すぎる気がする…大丈夫かな?」
子どもの描く絵や、ふと口にする言葉に、思わず手が止まったことはありませんか?
・空を飛ぶネコ
・体が四角い人
・急に始まる不思議な物語
思わず「すごい!」と感じる一方で、
「ほかの子と違いすぎない?」「ちょっと心配かも…」
そんな不安がよぎるのも、親としてとても自然な気持ちです。
でも実は、その“ちょっと変わって見える発想”こそ、
子どもの創造力がしっかり育っているサインかもしれません。
この記事では、
・独特な発想の裏にある子どもの心理
・不安になるポイントと、本当の見極め方
・創造力を伸ばす、親のかかわり方
を、子どもの心理を読み解く視点から、わかりやすく解説していきます。
「この子の世界を、どう受け止めればいいんだろう?」
そんな迷いが、読み終わる頃には
“安心”と“関わり方のヒント”に変わるはずです。
子どもの創造力の特徴|独特な発想に見える行動の共通点

子どもの創造力は、以下のような行動として表れます。
1. 見たことのない発想の絵を描く
「青い太陽」「空を飛ぶネコ」など、現実にはないものを自由に描くのは、視覚イメージを組み合わせる力が育っている証拠。
2. お話を作るのが好き
「このぬいぐるみは、実は宇宙人なんだ!」など、物語を考えるのが好きな子は、想像力が豊かで論理的思考力の土台も育っています。
3. 質問が多い、答えにこだわる
「なんで空は青いの?」「どうして猫はひげがあるの?」と、日常の不思議をどんどん聞いてくるのは、好奇心と探究心の表れ。
4. 遊び方が独特で、ルールを変えたがる
積み木を並べるのではなく「積み木をお金にしてお店屋さんごっこをする」など、遊びのルールを自分なりに工夫するのも創造力が発揮されている証拠。
創造力を伸ばす親の関わり方|今日からできる具体策

1. 「正解のない遊び」を取り入れる
ブロック遊びでは「説明書通りに作る」より、「自分でストーリーを考えて組み立てる」遊びを促すと、創造力がより伸びます。
2. 子どもの発想を否定しない
「そんなのありえない!」ではなく、「面白いね!どうしてそう思ったの?」と聞くことで、考える力を伸ばせます。
3. アートや音楽に触れる機会を増やす
美術館に行ったり、色々な音楽を聴いたりすることで、多様な表現に触れ、発想がより豊かに。
4. 自由に考えられる時間を作る
スケジュールを詰めすぎず、ぼーっとする時間や1人で考える時間を確保することも大切です。
おもちゃの遊び方ひとつ取っても、何かしら新しいルールを作ってきたり、ご飯を食べながら「このスプーンは宇宙船で…」と想像の世界に飛んでたり。かわいいけど、「早く食べて…😅」って思うこともありそうですね。
また、こだわりが強かったり、質問が止まらない子への対応って、結構エネルギーがいりますよね💦。
🔗「この絵、何を伝えてる?」子どもの絵からわかる心理サインまとめ
こだわりが強い子の対応|発達との関係と家庭でできる工夫
🔹 ルールを決めて折り合いをつける
→ こだわりすぎると日常生活に支障が出ることもあるから、「ここまではOK、でもこの時間になったら終わりね」と区切ると、お互いにストレスが減るかも。
例えば、「服の色にこだわりすぎてなかなか決まらない」ときは、「朝の準備は○分までね!それまでに決まらなかったら、ママが選ぶよ」とルール化する。
🔹 選択肢を絞る
→ 「これもダメ、あれもダメ」ってなってしまう子には、「AかB、どっちにする?」と選択肢を2つに減らすと決めやすくなることも。
積み木の並べ方にこだわりすぎて前に進めないときは、「この形で終わりにする?それとも、このパーツを最後に足して終わりにする?」みたいに選ばせると、納得しやすい。
質問が止まらない子の心理と対応|親が疲れないコツ

🔹 「あとで一緒に調べよう!」作戦
→ 疲れているときに「なんで?なんで?」が続くとしんどいから、「ママも知りたいから、あとで一緒に調べよう!」と先延ばしするのもアリ。
気になることをメモしておいて、夜ごはんの後に「今日の“なんで?”コーナー」を作るのも楽しいかも!
🔹 「質問ノート」を作る
→ なんでもすぐに答えられないときのために、子ども専用の「質問ノート」を用意して、「ここに書いておこう!あとで調べてみよう」と習慣化するのもいいかも。
子どもが「自分の疑問を大事にしてもらえてる」と感じられるし、ママ・パパも少しは休めるはず。
🔹 「質問返し」をする
→ すぐに答えられないときは、「〇〇ちゃんはどう思う?」と聞き返すと、自分で考える時間が生まれます。
例えば、「なんで夜になるとお月さまが見えるの?」と聞かれたら、「どうしてだと思う?」と逆に質問して、考えるクセをつけるのも◎!
親も無理しすぎないのが大事!
こだわりや質問が多いのは、創造力や好奇心が旺盛な証拠だけど、親が疲れちゃうと楽しく対応できなくなりますよね💦。
「今日はちょっと休憩!」って、適度に手を抜くことも大事ですよ😊。
子どもの「発想」や「気持ち」を大切に残す方法
子どもの発想や、ふとした言葉は、その瞬間にしか聞けない“心の声”のようなものです。
でも、忙しい毎日の中で、 「あのとき、何て言ってたんだっけ?」 「どんな絵を描いていたんだっけ?」 と、あとから思い出そうとしても、意外と忘れてしまうことも多いんですよね。
そんなときにおすすめなのが、親子でやり取りできる「交換日記」という形です。
一方的に書かせるのではなく、
- 子どもが描いた絵
- 不思議な発想
- そのときの気持ち
を、親と一緒に“やり取りしながら残していく”ことで、子どもの心の成長が自然と見えてくるようになります。
わたし自身も、こうしたノートのやり取りは、子どもの気持ちを読み取る大切なヒントになると感じています。
もし「うちの子の世界を、もう少しだけのぞいてみたい」と感じた方は、こういった親子向けの交換日記も参考にしてみてください。
独特な発想と発達の関係|相談が必要なサインとは?
創造力が豊かすぎると、「うちの子、普通と違う?」と不安になることも。以下のような点が気になる場合は、専門家に相談するのも一つの手です。
❗ こだわりが強すぎて、他のことができない
❗ コミュニケーションが極端に苦手
❗ 日常生活に支障があるほど独自のルールにこだわる
でも、ちょっと変わっているからといって「問題」と決めつける必要はありません。大切なのは、その子の個性を理解し、適切な環境を作ることです🌈
▶「創造力が育っているサイン」チェックリスト
- □ 見たことのない発想の絵を描く
- □ 架空の物語を自分で作る
- □ 質問がとても多い
- □ 遊び方に独自のルールがある
- □ 1人で考える時間を楽しむことがある
- □ 空想と現実を自由に行き来する
Q&A|よくある不安と専門的な視点
Q1:うちの子、発想が奇抜すぎるけど問題?
A:多くの場合、問題ではありません。
むしろ、創造力が順調に育っているサインであることがほとんどです。
子どもは発達の過程で、現実と空想の境界を自由に行き来します。
「空を飛ぶ魚」「話すおもちゃ」「見えない友だち」などは、この時期によく見られる想像の世界です。
ただし、以下のような状態が長期間続く場合は、念のため専門家に相談することも一つの選択肢になります。
・空想の世界から現実に戻れず、日常生活に支障が出ている
・不安や混乱が強く、本人が困っている様子がある
・コミュニケーションが極端に取りづらい
「変わっている=問題」ではなく、“生活に困りごとが出ているかどうか”**を目安に見てあげることが大切です。
Q2:発想が豊かすぎると、学校で浮いてしまいませんか?
A:発想そのものが問題になることはほとんどありません。
ただし、環境との相性によって「浮いているように見える」ことはあります。
学校は「同じことを同じペースで行う」場面が多いため、発想力が豊かな子は
・違うやり方をしたがる
・独自の視点で意見を言う
・枠に収まりにくい行動をとる
といった特徴が出やすくなります。
大切なのは、
「合わせさせる」ことよりも「理解してもらう」こと。
担任の先生に、家庭での様子や得意なことを共有しておくと、
・クラスでの声かけを調整してもらえる
・強みとして活かす場面を作ってもらえる
など、安心して過ごせる環境につながりやすくなります。
Q3:こだわりが強いのと、発達特性の違いは何ですか?
A:目安になるのは「生活への影響の大きさ」と「本人の困り感」です。
多くの子どもには、
「毎日同じ順番がいい」「特定の服しか着たくない」など、自然なこだわりがあります。
ただし、以下のような場合は注意深く見守ることが大切です。
・こだわりが強すぎて園や学校生活が難しくなる
・予定変更に強いパニックが起きる
・本人が「つらい」「できない」と強く落ち込む
ポイントは、
「周りが困っているか」よりも「本人が困っているかどうか」。
必要に応じて、発達相談窓口などの専門機関を頼ることは、決して悪いことではありません。
Q4:質問攻めが止まらないのは、発達に関係がありますか?
A:多くの場合、発達の問題ではなく“探究心の強さ”の表れです。
「なんで空は青いの?」「どうして雲は歩かないの?」など、終わらない質問は、思考力が育っている証拠でもあります。
ただ、親にとっては…
・常に頭をフル回転させる必要がある
・疲れているときは正直つらい
・ゆっくりご飯も食べられない
そんな現実もありますよね。
対応のコツは “全部に完璧に答えようとしないこと” です。
・「いい質問だね。あとで一緒に調べよう」
・「ママも気になるから、ノートに書いておこう」
・「〇〇ちゃんはどう思う?」と質問を返す
こうした関わり方でも、十分に「大事にされている」と子どもは感じ取ります。
まとめ
子どもの独特な発想は、創造力の芽が育っている証拠。
「おもしろいね!」と受け入れ、自由に発想できる環境を作ることで、子どもはますます自信を持ち、創造力を伸ばしていきます。
大切なのは…
✔ 否定せず受け入れる
✔ いろんな経験をさせる
✔ 正解のない遊びを楽しむ
ぜひ、お子さんのユニークなアイデアを楽しみながら、一緒に育んでいきましょう!
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