
「読み聞かせ、大事なのはわかっているけど、毎日続けるのが大変…」と思うことはありませんか?実は、子どもが夢中になる読み聞かせには“心理的な仕掛け”があります。なぜ子どもが「もっと読んで!」と言うときと、すぐに飽きてしまうときがあるのか?その秘密を知れば、親もラクになりながら、楽しい時間を作れますよ
【子どもの心理】読み聞かせを「義務」にすると続かないワケ
「読み聞かせしなきゃ!」と気負ってしまうと、続けるのが苦しくなってしまいます。
でも、子どもにとって大切なのは「毎日読むこと」ではなく、「楽しい時間を共有すること」なんです。
子どもは“好きなこと”じゃないと集中できない → 「読んで!」とせがむ時と、全く興味を示さない時があるのはそのため。
親が楽しんでいないと、子どもも楽しくない → 「義務感」で読むよりも、「楽しいから読もう!」のほうが、自然と続く。
大切なのは、短くても「楽しい時間」を積み重ねること → 1日1冊じゃなくても、数分でもOK!
無理に「毎日読まなきゃ」と思うより、親子で楽しめるタイミングを見つけることが大切です
「もう一回読んで!」を引き出す読み方のコツ
子どもが夢中になる読み聞かせには、ちょっとしたコツがあります。
「この続き、どうなると思う?」と問いかける
物語の途中で、「○○ちゃんは、どうするかな?」と聞いてみると、子どもの想像力がふくらみます。
登場人物を“子どもに寄せる”
「この子、○○ちゃんに似てるね!」と言うと、親近感が湧き、興味が続きやすくなります。
声のトーンを変えて演じる
キャラクターごとに声を変えると、子どもがストーリーに没頭しやすくなります。
「読んで!」が増える読み方を取り入れると、無理なく楽しめますよ♪
たとえば、お気に入りの絵本を一緒に見ながら「これ、面白いね!」とおしゃべりしながら読むと、子どもも「もっと読んで!」って思うはず。もし忙しくて時間が取れなかったとしても、「今日はちょっとだけでも読んだ」と思えばOK!その小さな積み重ねが大事です仕事で疲れている日は、パパが子どもを膝に乗せて『おおきなかぶ』を一緒に読むようにしました。『うんとこしょ、どっこいしょ』の掛け声を一緒に言うのが楽しいらしく、毎回大笑いしています。
読み聞かせの工夫(実践テクニック)
- 「声色を変えて読む」
- 「絵本のキャラクターになりきる」
- 「途中で子どもに質問してみる」
- 「子どもにストーリーを予想させる」

【親の負担を減らす】毎日じゃなくてもOK!続けるための工夫
「読み聞かせを毎日やるのは大変…」と思う方へ。 続けるためには、無理をしないことが大切です。
週3回でもOK! 1日10分×週3回でも、十分効果があります。
好きな絵本を見える場所に 本棚に並べるより、リビングにポンと置いておくと、子どもから「読んで!」と言いやすくなります。
オーディオブックを活用する 親が忙しいときは、プロのナレーターによる読み聞かせを活用するのもおすすめ!
無理をせず、「読めるときに楽しむ」ことが一番大切です
毎日読み聞かせをしなきゃ!というプレッシャーを感じている方にこそ試してほしいのが、無理なく続けるための習慣化法。実は、毎日でなくても大丈夫なんです!週に3回、例えば月曜日・水曜日・金曜日にお昼寝後や寝かしつけ前の15分だけでも、習慣にすることが大切。我が家では、毎晩寝る前に5分だけ『ぐりとぐら』を読む習慣があります。最初は1ページ読むのも大変でしたが、1週間もすると子どもから『今日はどこまで読もう?』とワクワクした表情で聞いてくれるようになりました。
例えば、寝る前のリラックスタイムに「今日はこの本!」と決めて、読み聞かせを楽しむ時間を作るのもオススメ。そのうち、「おやすみ前の絵本タイム」が楽しみになり、子ども自身も「今日も読んで!」とリクエストしてくれることも子どもがこの本読みたい!と持ってきてくれたら、うれしいですよね!この気持ちが本好きを育てていくと思うとわくわくします。
忙しい日や、体調が優れない日もあるはず。
でも、「今日はこれで十分」と思える方法を取り入れれば、プレッシャーなく読み聞かせが続けられます。例えば、本を1ページ読むだけでもOK。たった1ページでも、毎日続ければそのうち本の世界にどんどん引き込まれていきます。数ページで物語の概要がわかる読み聞かせの本もあります>>>
これは筆者の感想なのですが、できれば読み聞かせに使う本は重たくない方が続けやすいです。張り切って買ったものの、読んでいる間に重たくなってきてしまう・・・ということがよくありました。
また、1冊の本を数日にわたって少しずつ読んでいくのもアリです。「長時間じゃなくても、毎日少しずつ」が大切ですよ
【発達に合わせた選び方】年齢別・子どもがハマる絵本とは?
毎日読み聞かせを続けるためには、子どもが好きな本を選ぶことがポイント。子どもの反応が良かった本は見える所に置き、その中から何冊かをピックアップしておくと、選ぶストレスも減ります。
たとえば、動物が登場する絵本や、繰り返しのある楽しいストーリーなど、子どもが「もう一回読んで!」と言ってくれる本を中心に選んでみましょう。何度も読んでいると読み手が飽きてきてしまいますが、声のトーンや読み方を変えてお子さんの反応を見てみるのもいいですね。子どもは繰り返しの中で学んでいるので、ここは頑張りどころです。お話の中に子どもの好きなキャラクターやテーマが入っていると、読み終わった後も「もっと読んで!」というリクエストが出やすいですよ。
0~2歳:リズムのある絵本
「いないいないばあ」や「だるまさんシリーズ」など、繰り返しのリズムが楽しい絵本が◎
3~5歳:ストーリーのある絵本
「はらぺこあおむし」や「ぐりとぐら」など、物語性があるものが喜ばれます。
6歳以上:考えさせられる絵本
「100万回生きたねこ」など、少し深いテーマの絵本にも興味を持ち始めます。
年齢に合った絵本を選ぶことで、子どもがより興味を持ちやすくなりますよ
「子どもが途中で飽きちゃう…どうしたらいい?」
→ 絵本の選び方を変える!しかけ絵本や、リズムの良い絵本が◎
「上の子と下の子、どちらも楽しめる読み聞かせのコツは?」
→ 兄弟一緒に楽しめる本を選び、交互に読むのもおすすめ!
オーディオブックの活用法と、気をつけたいこと
オーディオブックを使うメリット
- 親が忙しいときでも「読み聞かせタイム」を作れる
- プロのナレーターの声で、より臨場感のある体験ができる
- 繰り返し聞くことで、言葉のリズムが身につく
気をつけたいこと
- 「親子の時間」としての読み聞かせとは別物と考える
- スマホやタブレットを使いすぎないように注意する
オーディオブックをうまく活用しながら、親子で楽しむ時間も大切にしましょう
オーディオブックを活用した新しい読み聞かせの提案と注意点
近年、オーディオブックが人気を集め、子どもの読み聞かせにも活用する家庭が増えています。忙しい親でも手軽に物語を楽しめるため、親子の時間をより充実させる新しい方法として注目されています。
オーディオブックを活用するメリット
- 親が忙しい時でも物語を楽しめる
料理や家事をしている間でも、子どもに物語を聞かせることができます。特に共働き家庭や、育児と家事を両立させるのが大変な家庭にとって便利なツールです。 - プロの朗読で臨場感が増す
プロのナレーターや声優が朗読することで、登場人物ごとに異なる声やBGMが加わり、物語に入り込みやすくなります。 - 語彙力やリスニング力が育つ
音声だけで物語を理解することで、集中力や言葉の使い方を自然と学ぶことができます。 - 視力への負担が少ない
画面を見る時間が増えている現代の子どもたちにとって、目を休めながら楽しめる点も魅力です。
オーディオブックを活用した新しい読み聞かせの方法
- 親子で一緒に聞く時間を作る
「この場面、どう思う?」と問いかけることで、会話のきっかけになります。 - 寝る前のリラックスタイムに活用する
静かで落ち着いた物語を選び、眠る前の習慣として取り入れると、スムーズな入眠につながることもあります。 - 本とセットで楽しむ
オーディオブックを聞きながら実際の本をめくると、読解力や集中力がさらに高まります。 - 移動時間に聞かせる
車や電車での移動中に活用すると、退屈せずに楽しく過ごせます。 - 子ども自身が操作できるようにする
タブレットやスマートスピーカーを活用し、好きな物語を選ばせることで自主性が育ちます。
オーディオブックを活用する際の注意点
- 親子のふれあい時間を減らさない
オーディオブックに頼りすぎず、親子のコミュニケーションを大切にしましょう。 - 内容を確認してから聞かせる
年齢に合わない表現が含まれることがあるため、事前にチェックすることが大切です。 - 長時間聞かせすぎない
便利だからといって長時間使いすぎないように、バランスを考えて取り入れましょう。 - 視覚的な情報も大切にする
絵本のイラストや文字を読むことも、子どもの想像力を豊かにします。
オーディオブックは便利なツールですが、親子の時間を大切にしながら適度に活用することがポイントです。

まとめ:今日から試せる3つのポイント
この子はこのままで大丈夫
「毎日読み聞かせしなきゃ!」と焦りがちな気持ちも理解できます。
大事なのは、「続けること」よりも「楽しむこと」です。忙しくても、ほんの少しの時間を「親子の特別な時間」として過ごすことが、子どもの心にも響きます。一日の最後に、子どもと「今日も楽しかった」という気持ちでホクホク過ごせたら最高です。読書の習慣は少しずつでも確実に身についていきますし、焦らなくても大丈夫です。
毎日じゃなくてOK! → 週3回でも習慣になる
好きな絵本を見える場所に → 自然と「読んで!」が増える
オーディオブックも活用 → 忙しくても無理せず続けられる
これからももっと楽しい読み聞かせができるよう、たくさんのアイデアをお届けします!
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