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【子どもが話してくれるようになる】物語の力で心を開く3ステップ
「うちの子、最近あんまり話してくれないんです…」
そんなふうに、ちょっとさみしげに話す親御さん、実はけっこう多いんです。
でもね、子どもって、“質問”には答えづらくても、“物語”にはちゃんと心をひらいていたりします。
たとえば――
「もし◯◯ちゃんが、くまさんだったらどうする?」
「このお姫さま、泣いてるけど、どう思った?」
なんて話をふってみると、ふしぎと子どもは語りはじめます。
登場人物の気持ちを語っているようでいて、それは自分自身の気持ちだったりするんです。

今日は、そんな“物語の力”を使って、子どもの心とそっとつながる方法を、元教員の立場から3ステップでご紹介します。
がんばりすぎなくても大丈夫。
絵本の読み聞かせが、親子の関係をふわっと近づけてくれるかもしれませんよ。
■ なぜ「物語」が、子どもの心にしみ込むのか?
子どもって、大人が思っている以上に「空気を読む力」があるんです。
でも、それと同時に、「言葉で自分の気持ちを伝えるのが苦手」な時期でもあります。
そんなとき、物語はまるで“こころの通訳”みたいな役割をしてくれるんですね。
たとえば、泣いているウサギのキャラクターを見て「かわいそう…」とつぶやくとき、
それは、もしかしたら自分の中の「寂しさ」や「わかってほしい気持ち」が投影されているのかもしれません。

物語の中でなら、子どもは安心して自分の気持ちを重ねられるんです。
それって、ある意味、魔法みたいなことだと思いませんか?
■ 子どもが話してくれるようになる3ステップ
〜親子で“物語を味わう”コツ〜
① 「自分だったら…?」と聞いてみる
読み終えたあと、サラッと聞いてみてください。
「このくまさん、ひとりぼっちだったけど、◯◯ちゃんだったらどうする?」
「もしママがこのキャラだったら、どうすると思う?」
子どもは、自分が登場人物になりきると、不思議と口がなめらかになります。
「ぼくなら…」「やだー!ママはそんなことしないよ!」なんて返ってきたら、大成功です。
「この子、さびしかったのかもね」と言葉を添えるだけで、子どもは“わかってくれた”と感じて心を開きます。
ただ、親だって共感しづらい日もありますよね。特にイヤイヤ期は「もうムリ!」と思うことも…。
👉 共感できない日があってもいい。イヤイヤ期 で、そんなときの気持ちとの向き合い方も書いています。
絵本の中のキャラクターと自分を重ねながら、子どもは無意識に自分を語っています。
実は、子どもが描く「家族の絵」にも、同じように心理がにじみ出るんですよ。
👉 家族の絵でわかる子どもの心理 も、あわせて読むとより理解が深まります。
② 子どもの“感じたこと”に名前をつけてあげる
「この子、さびしかったのかもね」「ちょっと、むかってしたのかな?」
――そんなふうに、大人が言葉で気持ちを代弁してあげると、
子どもは「そうそう、それ!」とばかりに、どんどん気持ちを話してくれます。
これは、気持ちに“ラベル”を貼ってあげる作業。
ラベルがあると、子どもは「感じていいんだ」と思えるんですね。
「この子、感じすぎて疲れちゃうタイプかも…」と感じたら、それは“共感力の高さ”かもしれません。
👉 共感力の高いお子さんを伸ばすには? では、そんな繊細な力をどう育てていくかをご紹介しています。
③ 自分の似た体験も、ちょっとだけシェアしてみる
たとえば、
「ママも子どものころ、こんなふうに思ったことあるよ」
「先生してたときに、こんな子がいてね」

そんな話をポロッと出すと、子どもはびっくりするほど前のめりになります。
「ママも?」「そんなことあったの?」
と、大人の気持ちや体験に共感する準備ができるんですね。
■ まとめ:物語は、親子の“ひみつの扉”
物語って、たんにお話を楽しむもの…と思われがちですが、
実は、子どもの気持ちにそっと触れる“ひみつの扉”でもあるんです。
大切なのは、正解を引き出そうとしないこと。
子どもの言葉や沈黙さえ、物語といっしょに受けとめてみてください。
大丈夫。
子どもは、ちゃんとあなたの声を聞いています。
あなたと心を通わせたくて、小さなサインを出しているんです。
まずは今日、1冊だけ。
お気に入りの絵本を、ふたりで“心で読む”時間をつくってみませんか?
うちの子の今のブームはこの本です↓

人体のサバイバル (1) (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)
サバイバルシリーズにダダはまり中♪
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- 👉 共感力の高いお子さんを伸ばすには?
- 👉 絵が上手い子は何が違うの?
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- 👉 子ども同士のケンカやトラブル、どう対応する
📚子どもの心に届くおすすめ絵本
『ぼくのニセモノをつくるには』
自分の気持ちと向き合う力をくれる、ユーモアと優しさにあふれた一冊。
テーマ:自己表現の難しさ
主人公が「自分そっくりのニセモノ」を作ることで、自分が何を好きで何が嫌いなのかを考えていく物語。言葉でうまく伝えられない気持ちを、楽しく考えるきっかけに。
『スイミー』
ひとりぼっちの不安を乗り越え、仲間と力を合わせる勇気をもらえます。
テーマ:困難に立ち向かう力
小さな魚が仲間と力を合わせて大きな敵に立ち向かうお話。怖い思いをしている子どもにも、勇気を与える一冊です。スイミーだけみんなと色が違って最初は仲間とはぐれちゃう。でも、その違いが最後には大きな強みになるっていうのがまたいい話。
怖い思いをしている子に「大丈夫!」って言うんじゃなくて、「怖いことがあっても、工夫したり仲間と協力したりすれば乗り越えられるかもよ」って伝えられるのがスイミーの良さ。自分の違いを受け入れながら、たくましく生きていくスイミー、かっこいい!
『ちいさなあなたへ』
親の無償の愛を描いた名作。読むたびに親も心があたたかくなります。
テーマ:親の無償の愛
親が子どもに向ける愛情が詰まった物語。読み聞かせながら「どんなときもあなたを大切に思っているよ」という気持ちをそっと伝えられます。この本、読みながら親のほうが泣きそうになります。シンプルな言葉なのに、グッとくるものがある。子どもも、まだ言葉でうまく表現できなくても、じーんとした感じは伝わるのか、この本を読んだ後にふわっと優しい雰囲気になります。親子で気持ちがほぐれる時間というか、「大好きだよ」って改めて伝えられる時間になる感じ。こういう本って、「何かを教えよう」っていうよりも、一緒に感じることが大事なんだろうなと。
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