
「最近、絵を描くのが大好きみたい。この子、絵の才能あるのかな?習わせたほうがいいのかな?」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
実は「絵が好きな子」と「習わせたほうが伸びる子」には違いがあります。 私は元教員として多くの子どもたちと接してきましたが、焦って習わせてしまうよりも、 “今の子どもの姿”をよく見ることがとても大切なんです。
この記事では、
- 絵が好きな子・得意な子の特徴
- 習わせるタイミングの見極め方
- おうちでできる親の関わり方 こういった視点から、「絵を習わせるか迷っている」あなたのヒントになる内容をお届けします。
✅ 絵が得意な子ってどんな子?
まずは「絵が得意な子」の特徴を見てみましょう。
もちろん個人差はありますが、次のような傾向があります。
- モチーフをよく観察して描こうとする(観察力がある)
- 「こう描きたい」がはっきりしていて、自分なりのこだわりがある
- 失敗しても描き直したり工夫したりできる(試行錯誤ができる)
- 完成よりも描くこと自体を楽しんでいる(プロセス重視)
ここで大事なのは、「上手い=得意」ではないということ。 年齢や発達段階によって描けるものは違うので、今の絵の“完成度”だけで判断するのは早すぎます。
✅ 「絵が好き」かどうか、見極めのサインは?
「得意」と「好き」は別物。でも「好き」は、何よりの原動力です。
「得意」と「好き」が違うって、子どもを見ていると実感しますよね。上手じゃなくても、目をキラキラさせながら描いていたり、「これ見て!」って嬉しそうに見せてくれる時って、それがその子の“心から湧いてるもの”って伝わってきます。
そしてそういう「好き」は、練習とか努力とかを「やらなきゃ」じゃなくて「やりたい!」に変えてくれるんですよね。これって、何かを続ける上でいちばん強いエネルギーだと思うんです。
「好き」は技術より先にあっていいし、何よりも育てたいところ。
では、子どもが本当に絵を“好き”かどうかは、どう見極めたらよいのでしょうか?
こんなサインがあれば、“絵が自己表現になっている”可能性が高いです。
- 時間を忘れて夢中になる
- 描いているときにイライラしていない
- 自分から「描きたい!」と言う
- 「見て見て!」と見せたがる
こういった行動が見られたら、「絵」がその子にとって大事なツールになっている証拠かもしれません。
🔗「絵でわかる子どもの心理シリーズ①「自分を大きく描く子どもは自信のかたまり!」」

✅ 習い始めるベストタイミングはいつ?
「絵 習わせる タイミング」は、多くの親御さんが悩むところです。
年齢で言えば、幼児期(4〜6歳くらい)から始める子が多いですが、 早ければいいというわけではありません。
大切なのは、
- 子ども自身が「描きたい!」という気持ちを持っていること
- 通わせる余裕(親の時間や送迎、金銭的負担)があること
また、「習い事 何がいいか迷う」場合は、絵だけでなく体を動かすこと、リズム感を育てることなど 子どもの今の興味や性格に合った選択肢を比較してみるのもおすすめです。
✅ 習わせるよりも大切なことは?
元教員として私が感じていたのは、
「絵を習っている子=上手とは限らないし、習っていない子でも魅力的な絵を描く子はたくさんいる」 ということです。
焦って習わせなくても、まずは家庭で自由に描ける環境を用意するだけでOK。 そこに親が「面白いね」「この色いいね」と少し寄り添うだけで、子どもの表現力はグンと育ちます。


🔗「子どもの絵に「家がない」と感じたら?~こころのサインを見逃さないために」
✅ 【おうちで実践】親のサポート例まとめ
サポートが必要な場面 | 親のサポート内容 | 具体的な声かけの例 |
---|---|---|
モチベーションが下がったとき | 具体的に褒めて自信につなげる | 「この色の選び方、とても素敵!」「前より立体的に見えるね!」 |
新しい挑戦を迷っているとき | 失敗を恐れず挑戦することを伝える | 「やったことがなくても、試してみることが大事だよ!」 |
他の子どもと比較して落ち込んでいるとき | オリジナリティを認める | 「あなたらしい絵が一番素敵だね」 |
ポイント:「こう描かないとダメ」というルールを作らず、自由な発想を尊重してあげてください。
🎨 まとめ:子どもの「絵」とどう向き合う?
- 「絵が好きそう」と思ったら、まずは家庭で自由に描かせてあげるのも◎
- 観察力やこだわりが見えたら、習い事を検討してもOK
- 習わせるタイミングは、子どもの気持ちと親の余裕で決めて大丈夫
- 「自由に描く楽しさ」は何より大切に!
無理に習わせなくても、「絵が好き」という気持ちを育てる環境さえあれば、 子どもはちゃんと、自分のタイミングで伸びていきます。
まずは「今、子どもがどんなふうに絵と関わっているか」を、ゆっくり観察してみてくださいね。
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