「また怒ってる…どうしたらいいの?」
2歳・3歳の子どもは、ちょっとしたことで怒ったり泣いたり、親としては戸惑うことも多いですよね。でも実は、その“怒り”こそが大切な成長のサイン。今回は、子どもの怒りへの向き合い方と、親子で乗り越えるコツをお届けします。
1. なぜ怒るの?【2歳・3歳】の子どもの心理
✅ 言葉でうまく伝えられない
自分の気持ちを言葉で表現するのはまだ難しい時期。思い通りにいかないと、感情が一気にあふれてしまうのです。
✅ 自己主張が強くなる
「自分でやりたい!」という気持ちが育つ時期。だけど、うまくできないジレンマでイライラしやすくなります。
✅ 疲れ・空腹・不快感
眠い・お腹がすいた・オムツが気持ち悪い…そんな“小さな不快”が怒りの引き金になることも。
✅ ルールの理解が未熟
「どうしてダメなのか」がまだわからないため、注意されると“否定された”と感じて怒ってしまうこともあります。
2. 怒りの感情をどう受け止める?感情コントロールの育て方
🌼 気持ちを受け止めてあげよう
「悲しかったね」「イヤだったね」など、まずは感情を受け止めて寄り添うことが安心につながります。
🗣️ 言葉の手助けをする
「○○したかったのかな?」「それはイヤだったね」と、代わりに気持ちを言葉にしてあげましょう。
🎈 発散方法を教える
クッションをぎゅっとしたり、深呼吸したり、ぬいぐるみをぎゅーっと抱きしめたり…。気持ちを出せる方法を一緒に見つけてみましょう。
🚫 NG行動は冷静に止める
物を投げたり、たたいたりしたときは「投げたら危ないよ」「痛いからやめようね」と、感情的にならずに伝えましょう。
🛌 生活リズムを整える
寝不足や空腹が怒りやすさに影響することも。規則正しい生活を意識することで安定しやすくなります。
3. 親の心構えも大事!
💡 完璧じゃなくていい
怒らせないように…と頑張りすぎる必要はありません。親だってイライラする日があって当然です。
🌿 まずは親がリラックス
子どもの怒りに振り回されすぎないように、自分の気持ちを落ち着けることも大切です。深呼吸や、ちょっと距離を置くのもOK。
🧠 「怒る=悪」ではない視点
怒ること自体が悪いのではなく、「どう気持ちを伝え、どう受け止めてもらえるか」を学んでいる途中です。成長の一歩と考えて、見守りましょう。
4. ちょっと心配な行動が出てきたときは
🛏️ まずは安心・安全の環境を整える
クッションを使ったり、柔らかいマットを敷いたりして、お子さんが安心して過ごせるスペースを作りましょう。
💬 気持ちの代弁をしてあげる
「とってもイヤだったんだね」「悲しかったんだよね」と、気持ちに言葉を添えてあげることで落ち着くことがあります。
✋ 別の形で気持ちを出せる工夫を
スライムや紙を丸める、お絵かき、クッションを叩くなど、手を使って感情を発散できる方法を試してみましょう。
🧘 環境や生活リズムを振り返ってみる
最近疲れすぎていないかな?食事や睡眠はどうかな?ちょっと立ち止まって見直してみることもヒントになります。
📝 様子を記録してみる
いつ・どこで・何がきっかけだったのかを書き留めておくと、傾向や対策が見えてくることもあります。
🩺 気になるときは専門家に相談を
「ちょっと気になるかも…」と思ったら、保健師さんや子育て支援センターなどの専門機関に気軽に相談してみましょう。きっと安心につながります。
5. フラストレーションが起こりやすい状況と対策
🍙 お腹が空いている
おやつや軽食を準備しておくと、イライラを防ぎやすくなります。
😴 眠い・疲れている
眠気や疲れはイライラのもと。お昼寝や休憩をこまめに取りましょう。
❌ 思い通りにならない
「もう少しで終わるよ」「あと1回だけね」など、予告や納得感のある声かけがカギ。
🎡 刺激が多すぎる場所
人混みや音が多い場所では、子どもが疲れて怒りやすくなります。短時間で済ませる工夫を。
🔄 予定変更への対応
事前に「今日は○○に行ってからお買い物だよ」と伝えておくと、混乱しにくくなります。
📱 親にかまってほしい
スマホや家事で手が離せないときでも、声だけでもかけてあげると安心感につながります。
💬 表現できず爆発する
うまく言葉にできないもどかしさを受け止め、代弁や抱っこなどでサポートしましょう。
こんなサインが出たら要注意!
子どもが爆発する前に、こんなサインが出ていないかチェックしてみましょう。
怒りの予兆 |
---|
口数が減る、または急に大きな声を出す |
眉間にしわを寄せる、唇をかむ |
手をぎゅっと握りしめる、足を踏み鳴らす |
おもちゃを雑に扱う、投げる |
体をくねらせたり、じっとしていられなくなる |
「イヤ!」と頻繁に言う、反抗的になる |
視線をそらす、またはじっとにらみつける |
何かを要求するが、自分でも何がしたいのかわからなくなる |
これができれば感情コントロール力UP!
親がサポートできるポイント
サポートの方法 |
---|
子どもの気持ちを言葉にしてあげる(「今、悔しかったね」「嫌だったね」) |
深呼吸を促す(「一緒に大きく息を吸って、ふーってしてみよう!」) |
怒りを紙に描いたり、クッションを叩いて発散させる |
落ち着く方法を一緒に探す(お気に入りのぬいぐるみを抱く、音楽を聴く など) |
怒る前に伝え方を教える(「イヤって言う前に、こう言えばいいよ」) |
「怒ってもいいけど、叩くのはダメ」など、ルールを伝える |
落ち着いた後に「どうしたらよかったかな?」と振り返る時間を作る |
親自身が冷静に対応し、見本を見せる |
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6. 外出先で爆発を防ぐには?
🎒 準備で防げるフラストレーション
・小腹対策(おにぎり・ビスケットなど)
・事前に予定を説明しておく
・長時間の外出を避ける
・お気に入りのおもちゃを持参
👀 予兆に気づくことがカギ
・急に静かになる
・落ち着きがなくなる
・眉間にしわを寄せる
→ こんなサインが見えたら、早めに対応するのがポイントです。
💬最後にひと言
怒ることも、子どもにとっては大切な「感情の学び」の時間。
親としては大変な毎日かもしれませんが、
「今、感情と向き合っているんだな」と見守る気持ちを忘れずに。
🌈親子で一緒に“感情とのつきあい方”を学んでいけると素敵ですね。
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