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「お友達の気持ちをわかってほしい…」
「うちの子、ちょっとマイペースすぎるかも…」
「お友達が泣いていても気にしていないようで心配…」
そんなふうに、子どもの“共感力”についてモヤモヤしたこと、ありませんか?
実は、共感力って最初から備わってるわけじゃないんです。
生まれたての赤ちゃんがすぐに「他人の気持ち」を理解できるわけもなく…
でも大丈夫😊
子どもは、年齢に応じて“ちょっとずつ”気持ちの世界を広げていきます。
そしてその成長を、そばにいる大人の「声かけ」や「関わり方」が、しっかり後押ししてくれるんです✨
この記事では:
- 共感力が育つ年齢の目安
- 家庭でできるトレーニング方法
- 声かけのコツ(具体例つき)
を、年齢別にわかりやすくご紹介します!
「うちの子、ちょっとマイペースで心配…」と思っている方も、
「もっと他人の気持ちに寄り添える子に育ってほしい!」と願う方も、
今日からできるヒントがきっと見つかりますよ🌈
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【年齢別】子どもの共感力が育つ時期はいつ?目安とサポート方法
🍼 1〜2歳:「自分の気持ち」を知るところから
この時期の子どもは、まだ“自分の気持ち”ですらよくわかっていません。
泣く、怒る、笑う…そんな感情がポンポン出てきても、言葉ではうまく表現できないのが当たり前。
でも実は、ここが共感力のスタートラインなんです✨
声かけのコツ:
- 「うれしかったんだね、にこにこしてる!」
- 「びっくりしたんだね、大きい音だったもんね」
- 「イヤだったのかぁ、そっかそっか」
ポイントは、“感情に名前をつけてあげる”こと。
子どもは、大人が言葉で感情をラベリングしてくれることで、「これが“嬉しい”ってことか!」と少しずつ理解を深めていきます😊
🧸 3〜4歳:「他の人の気持ち」に気づき始める時期
ちょっとずつお友達との関わりも増えてくるこの時期。
「〇〇ちゃん、泣いてるよ」など、他の人の気持ちに“気づく”瞬間が見られるようになってきます。
でも、「なぜ泣いてるのか」「何を感じているのか」まではまだピンと来ないことも。
声かけのコツ:
- 「〇〇ちゃん、転んじゃったんだって。どんな気持ちだと思う?」
- 「もし自分だったら、どうかな?」
- 「悲しいときは、どうしたくなる?」
この時期は、“一緒に考える”がキーワード。
問いかけを通して、子どもの中に「相手の気持ちを想像する力」が芽生えてきます🌱
📒子どもの気持ちを言葉にする声かけ一覧(準備中)
🎨 5〜6歳:「考えて共感する」力がぐんと伸びる時期
この頃になると、少しずつ「こうしてあげたら、相手は嬉しいかも」と“思いやり”の芽が見え始めます。
でも、まだまだ自分中心の視点から抜け出しきれないことも多いので、サポートは続けていきましょう。
声かけのコツ:
- 「困っている子がいたら、どんなことしてあげられるかな?」
- 「“一緒にやろう”って言われたら、どんな気持ちになる?」
- 「“こう言ったら傷つくかな?”って考えられる?」
一番のポイントは、「どうしたらいいの?」ではなく
「どう思う?」と問いかけること。
“答えを教える”よりも“考える習慣”を育てることが、この時期のカギになります🔑
共感力が弱く見える子の特徴
表情の変化に気づきにくい
相手の機嫌や雰囲気の変化に気づくのがゆっくりなことがあります。これは“情報の取り込み方”の特性であり、性格や能力の問題とは限りません。
ごっこ遊びが苦手に見える
「役になりきる」「相手の気持ちを想像する」などの抽象的な遊びは、発達段階によって大きく差が出ます。苦手でも全く問題ありません。
感情を言葉にすることがまだ難しい
気持ちを言語化するのは高度なスキルです。“話せない=共感できない”ではありません。少しずつ語彙が増えれば、自然と表現も増えていきます。
家庭でできる“共感力を伸ばす遊び・声かけ”まとめ(年齢別)
特別な教材も、むずかしい言葉もいりません。
毎日の暮らしの中で、ほんのひと工夫するだけで、子どもの“共感の芽”はぐんぐん伸びていきます🌱
🎭 ①「ごっこあそび」は共感の宝庫!
「ぬいぐるみがお熱なの」「この子が悲しいって言ってるの」
そんなセリフが飛び出す“ごっこあそび”は、まさに他人の気持ちを想像する練習。
声かけのヒント:
- 「この子、どこが痛いのかな?」
- 「どんなこと言ってあげたい?」
- 「先生役だったら、どうする?」
子どもが演じる役に気持ちを想像して寄り添うことで、自然と相手の立場に立つ力が育ちます😊
ごっこ遊びで「やさしさ」と「気づく力」を育てる
📚 ② 絵本の読み聞かせ+「どんな気持ちだったと思う?」
絵本のストーリーは、感情の教科書📖✨
読み終わった後に「楽しかったね〜」だけで終わらず、感情を掘り下げる一言をプラスしてみましょう。
こんな問いかけが◎:
- 「この子、どんな気持ちだったんだろうね?」
- 「もし〇〇ちゃんが主人公だったら、どうする?」
- 「なんで泣いちゃったと思う?」
正解はなくてOK!
「気持ちを考える習慣」をつけることが目的です🍀
子どもの“イライラ”に寄り添うやさしい一冊
🗣️ ③ 何かあったときは、「気持ちを聞いて」「一緒に考える」
子どもが泣いたり怒ったりしたとき、
つい「なんでそんなことするの!?」「もうやめなさい!」と大人が焦ってしまうこともありますよね。
でも、共感力を育てるチャンスはまさにそういう時なんです。
こんなふうに言い換えてみませんか?
- ❌「また泣いてるの?」 → ✅「泣いちゃうくらい、イヤだったんだね」
- ❌「もう怒らないの!」 → ✅「うまくいかなくて、イライラしたんだよね」
そして、感情を受け止めたあとにそっと一言👇
「じゃあ、どうしたらよかったと思う?」
「今度はどうしてみたい?」
共感される体験を重ねた子どもは、他人にも優しくなれるようになります😊
家庭で避けたいNG対応
感情を否定してしまう
「泣かないの!」「そんなことで怒らない」など感情を押さえつける対応は、気持ちを理解する力が育ちにくくなります。まず「そう感じたんだね」と受け止めるのが土台になります。
大人が先に結論を言いすぎる
「こうしなさい」「こう思うのが普通でしょ」と結論を先に示すと、子どもが“自分で考える余白”を失います。ゆっくり問いかける方が共感力が育ちます。
叱責だけで終わる対応
“悪い行動をやめさせる”だけだと、気持ちの背景を整理する時間がなくなります。「どうしてそうしたの?」と感情の整理までセットにするのが望ましいです。
兄弟・友達トラブルが増えたときの対処
- まず両者を落ち着く場所に分け、感情を整えてから話を聞く
- 事実と気持ちを分けて「何があったのか」を一緒に整理する
- 「相手はどう感じたかな?」と無理のない範囲で想像させてみる
- すぐに謝らせず、感情の背景を丁寧に拾う
- うまくいった場面を認めて小さな成功体験につなげる
兄弟・友達とのトラブルは“共感力が育つチャンス”でもあります。冷静に気持ちを整理できる場面が増えるほど、日常の関わり方も落ち着いてきます。
よくある質問(Q&A)
Q:「共感力がない=発達障害ですか?」という不安について
共感力には個人差が大きく、幼児期はまだ発達途中です。「共感の芽」が少しずつ育っていれば心配しすぎなくて大丈夫です。発達障害かどうかは、共感力だけでは判断できません。
Q:お友達を叩いてしまう子は思いやりがない?
叩く=思いやりがない、ではありません。多くの場合「言葉より先に手が出る」「気持ちのコントロールが難しい」など発達段階によるものです。落ち着いた場面で気持ちを言葉にしていく練習が助けになります。
Q:共感力のトレーニングは何歳からできますか?
早ければ2〜3歳から“共感の芽”が育ち始めます。具体的な会話(「どんな気持ちだったかな?」など)は3〜4歳頃から効果的になります。年齢より“日常の積み重ね”が大切です。
Q:兄弟げんかが多いと共感力が弱いの?
兄弟げんかは共感力が弱い証拠ではありません。むしろ“練習の場”になることも多いです。「どうしたかった?」「相手はどう思ったかな?」などの声かけが共感力の育ちを助けます。
共感力チェックリスト
- お友達の気持ちに気づけている場面がある
- 気持ちを言葉で説明できることが増えてきた
- ごっこ遊びで「誰かの気持ち」を演じられる
- 嫌な気持ちになったときに「どうすればよかったか」を一緒に話している
- 相手の表情や言葉から気持ちを推測する様子がある
- 困っている人を見たときに“手を止めて様子を見る”行動がある
- 家族の感情に気づき、「どうしたの?」と声をかけることがある
家庭で使える“共感の声かけテンプレート集”
困ったとき、イライラしそうなときにサッと使える魔法の言葉リスト✨
印刷して冷蔵庫に貼っておくのもおすすめです!
🔹気持ちを受け止めたいとき
- 「そう思ったんだね、教えてくれてありがとう」
- 「〇〇がイヤだったんだね。そういうときもあるよね」
🔹行動につなげたいとき
- 「どうしたらよかったと思う?」
- 「今度はどうしてみたい?」
- 「同じことが起きたら、なんて声をかけてあげたい?」
🔹想像力を育てたいとき
- 「もしママ(パパ)だったら、どうする?」
- 「〇〇ちゃんは今、どんな気持ちかな?」
- 「もし自分があの子だったら、どう感じる?」
🎁おまけ:親子でできる「気持ちカード」もおすすめ!
「言葉にするのが苦手」「感情をうまく伝えられない」
そんなお子さんには、表情カードや「きもちカード」を使うのも効果的!
たとえば…
- 「うれしい」「かなしい」「イライラ」「こわい」などのカードを用意
- 「今の気持ちはどれ?」とカードを見せるだけ
- 自分の気持ちを“選ぶ”ことで、表現する練習に!
子どもの思いやりをそっと育てる一冊
🌈まとめ:共感力は「一緒に育つ力」🌱
子どもの共感力は、
「こうしなさい」よりも、「どう感じた?」「どう思う?」という問いかけで、じわじわ育っていく力。
そしてそれは、大人にとっても
「一緒に育ち直すチャンス」になるんです。
今日からできる3つの声かけルール👇
✅「どうだった?」と気持ちを聞く
✅「もし〇〇だったら?」と想像させる
✅「どう思う?」と考える機会を渡す
泣いた日も、怒った日も、うまくいかない日も──
その一つひとつが、「心の土台」を育てる大切な瞬間です🍀
焦らなくて大丈夫。
ちょっとずつ、一緒に育っていきましょう😊💕
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ゆっくり全体を見たいときにどうぞ。
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