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子どもの遊びには、大人には理解しきれない”謎行動”がいっぱい。でも実は、その一つひとつにちゃんと意味があるんです。
「ブロックを積むだけ」「車を並べるだけ」——そんな遊び方を見て、親として「なんで?」「これって大丈夫?」とモヤモヤした経験、ありませんか?
この記事では、そんな子どもの不思議な遊びを、発達段階・脳の成長・子どもの個性から紐解いていきます。
1. こんな遊び方、うちの子だけ? と思ったら
- ブロックを高く積むだけで満足
- 車のタイヤを全部外して並べる
- おもちゃをじーっと見つめて動かさない
これ、実は子どもによくある遊び方なんです。
2. 子どもの謎行動、その意味と心理
ブロックを積むだけの子ども
「作らないの?」「壊すだけ?」と思っても、その背景には、
- 挑戦欲求(どこまで高く積めるか?)
- 崩れるスリルと達成感
- 粗大運動(大きな動き)を楽しむ時期
といった、発達段階に合った心理があります。
脳の発達とも関係アリ! 3歳ごろは前頭葉がまだ未熟なため、目の前の刺激や結果に強く反応します。だから、「高く積んで崩れる」こと自体が面白いのです。
例えば… うちの子はレゴブロックでどこまでも高く積もうとするのですが、ある程度の高さになると下の段が重さに耐えきれず崩れてしまいます。それがストレスだったようで、お怒りモード。大きなブロックを買い直しました(笑)↓ぼろぼろになるまでよく遊びました。
車を並べるだけの子ども
「走らせないの?」「タイヤばかり見てるけど?」そんな遊びにも理由があります。
- 規則性や法則に魅かれている
- 形の違いや色をじっくり観察したい
- 自分の世界を整えたい気持ち(構造化)

視覚優位の子どもに多い! 視覚野が活発に働き始める時期は、視覚情報の整理に時間をかける子もいます。
「観察する=遊んでない」ではなく、「観察こそが遊び」なんですね。
子どものやりがちな謎行動シリーズ③おもちゃを並べるだけで遊ばないのはなぜ? – itti-blog
じっと見ているだけの子ども
動かさず、ただ見つめる。そんな時、子どもは頭の中でこんなことをしています。
- イメージを組み立てる(内的再現)
- 色や形の微細な違いを捉える訓練中
このような”静かな遊び”が好きな子は、表面的には何もしていないように見えても、集中力や分析力を育てているんです。

3. 子どもの遊びタイプと個性のヒント
子どもの遊び方には、その子の感じ方・考え方のクセが現れます。
- 感覚派 … 見る・触る・並べるのが好き
- 構造派 … 積む・崩す・組み立てが好き
- 表現派 … 動かす・ごっこ遊びが好き
それぞれのタイプに合わせた関わり方で、子どもの良さをもっと伸ばせます。
うちの子は天才!? 幼少期に現れる創造力の芽と伸ばし方 – itti-blog
4. 親ができる関わり方
よくある親のモヤモヤ
- 「せっかく買ったのに、思った遊び方じゃない…」
- 「同じことばかりしていて心配」
でも、実はそれこそが今の発達段階にぴったりの遊びだったりします。
NGになりがちな声かけ例
- 「もっとちゃんと遊んで」
- 「走らせてみたら?」
→子どもなりに集中していることを中断させてしまうことも。
試してみたい声かけ例
- 「どこまで高く積めるか一緒にやってみようか」
- 「このタイヤ、どれが一番大きいかな?」
- 「なんでこれが好きなんだろうね?」
こんな声かけで、子どもの世界がぐっと広がることも。
5. 年齢別おすすめブロックと親の関わり方
年齢 | おすすめブロック | 向いている子 | 親の関わり方 |
---|---|---|---|
1〜2歳 | レゴ デュプロ、ボーネルンド | 手先が未発達な子 | 壊す・積むを一緒に楽しもう |
2〜3歳 | Gakkenニューブロック | 高く積むのが好き | 挑戦を応援!崩れても笑おう |
3〜4歳 | ピタゴラスプレート、LaQ | 形への興味が出てくる | 「これは何に見える?」と発想を広げる |
4〜6歳 | レゴクラシック、マグフォーマー | 細かいパーツが好きな子 | 「すごい仕組みだね!」と声かけ |
6歳以上 | KAPLA、レゴテクニック | 仕組み・構造が好きな子 | 「もっと工夫するには?」と問いかけ |
まとめ:子どもの”謎な行動”は、成長の種かもしれない
「なんでそんな遊び方?」と思うときこそ、子どもの内面をのぞくチャンスです。
その行動には、
- 発達段階の特性
- 脳の成長のタイミング
- 子どもなりの楽しみ方
がぎゅっと詰まっているのかもしれません。
親の視点を少し変えるだけで、 「遊び=育ちの場」に見えてくる。
今日も子どもの不思議な世界を、ちょっとだけのぞいてみませんか?
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