
「この絵、なんだか気になる…」と感じたら
お子さんの描いた絵を見て、こんなふうに思ったことはありませんか?
「なんだか暗い色ばかり使ってる…」
「家族の絵にパパがいない!」
「毎回、同じキャラクターばかり描いてるけど大丈夫?」
実は、子どもの絵にはそのときの気持ちや発達のサインがしっかり表れているんです。
私自身、教諭として、たくさんの子どもたちと関わってきました。
「絵には、その子の“心の声”が出ることがあるなぁ」と感じる場面もたくさんありました。
この記事では、
- 子どもの絵から読み取れる心理のヒント
- 年齢別の絵の特徴
- 才能を見つけて伸ばすコツ
を、やさしくお伝えしていきますね。
子どもの絵に表れる“気持ち”とは?
「家族の絵にパパがいないのはなぜ?」
たとえば、家族の絵にお父さんが描かれていないと、ちょっとドキッとしますよね。
でも、これはよくあることで、子どもは“普段よく関わっている人”を描く傾向があります。
お父さんが単身赴任中だったり、仕事で帰宅が遅かったりすると、無意識に登場しないことも。
→心配しすぎなくて大丈夫。
お子さんとの会話のきっかけにしてみましょう。
「黒ばかり使うのは不安のサイン?」
「最近、黒や暗い色ばかり使ってる…」と心配になる方も多いかもしれません。
たしかに、色の選び方には気分が反映されることもあります。
でも、大半は一時的なブームのようなもの。
塗りやすい、カッコいい、などの理由で黒を好んで使う子もいます。
もし、元気がない様子が続いていたら、「学校で何かあったかな?」と少し振り返ってみてもいいかもしれませんね。
絵から見える“才能”を伸ばすには?
「細かい絵を描くうちの子、どうサポートすれば?」
小さな模様や飾りまで丁寧に描いていたら、それは手先の器用さや集中力が育っている証拠!
🌟おすすめの遊び:
- 粘土や折り紙などの工作
- ビーズアートやペーパークラフト
▶たとえば、こんなキットも人気です
🧵 ダイヤモンドアートやビーズクラフトは、楽しみながら集中力や表現力もアップ!
🔗「絵が小さい子どもの心理とは?色と大きさで読み解く心のサイン」
「人物画が好きな子には何が合う?」
人の顔や体をよく描く子には、観察力や表現力が育っている可能性があります。
💡おすすめの取り組み:
- 写真やポーズ集を見て描いてみる
- デジタルイラストに挑戦してみる(iPadやペンタブも◎)
将来、マンガ家やイラストレーターを目指すかもしれませんね!
年齢別・絵の特徴をチェック!
子どもの絵は、年齢によってどんどん変化していきます。
「普通なのかな?」と不安になる前に、その年齢の特徴を知っておくと安心できますよ。
🔹3〜6歳(ぐるぐる期)
- 丸や線をぐるぐる描くことが多い
- 顔は○と線でシンプルに
- 家族や動物、食べ物など身近なものをよく描く
▶この時期は、“描く”こと自体が練習!運筆力を育てています。
🔹7〜9歳(お話づくりの時期)
- 背景やストーリーが出てくる
- 手足がついた人物が増える
- お姫様・ドラゴン・空想の世界などがテーマに
▶繰り返し同じテーマを描くのは、創造力が育っている証拠!
🔹10〜12歳(個性が光る時期)
- 遠近法を意識し始める
- 細かいデザインにこだわる
- 建物や機械などを描く子も
▶好きなものを通して、将来の「好きな仕事」が見えてくるかも!
🌟才能のヒントはここに!
絵を通して、お子さんの“得意”が見えてくることもあります。
たとえば…
- デザインセンス → 色や形のバランスがきれい
- ストーリー力 → 背景や登場人物に工夫がある
- 色彩感覚 → 個性的な色使い、グラデーションが得意
▶「好き」を大切にしてあげることで、未来の才能が育ちます!
子どもの絵を見守るチェックリスト
✔ | ポイント | 説明 |
---|---|---|
テーマを観察する | 子どもがどんなテーマを好んで描くかに注目する | |
色や描く順番を見る | どんな色をよく使うか、どこから描き始めるかを観察する | |
好きな絵を描く時間を確保 | 自由に絵を描ける環境や時間を整えてあげる | |
楽しんでいるかを大切にする | 「何を描いたの?」ではなく、楽しんでいるかに注目する |

よくあるQ&A
🔸「顔だけの絵ばかり描いてる…」
→ 顔に興味が集中している時期なので心配いりません◎
🔸「黒ばっかり使うけど大丈夫?」
→ 一時的な好みのことが多いです。普段の様子と合わせて見守りましょう。
🔸「背景がまったくない…」
→ ストーリーよりも“キャラ”に集中してるかも!少しずつ広がっていきます。
🍀まとめ:子どもの絵は、心と成長のあしあと
子どもの絵には、心の動きや発達のサインが隠れています。
「ちょっと変わってる?」と感じても、それはその子らしさの表れかもしれません。
大切なのは、「どうしてこんな絵を描いたの?」と問い詰めるのではなく、
「楽しんで描けてるかな?」「その子らしさが出てるな」と見守ること。
子どもの絵を通して、親子の会話や発見が生まれる時間になるといいですね😊
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