
子どもの家族の絵からわかる気持ちを覗いてみよう!
子どもが描いた家族の絵、実はその中にたくさんの「今の気持ち」や「家族との関係」が隠れているんです。今回は、子どもが家族の絵を描いたとき、どんな心理が読み取れるのかを楽しく見ていきましょう!
まずは、子どもに「家族みんなの絵を描いてみよう!」と声をかけてみましょう。
- 自由に描いてもらう(色や順番は指定しない)
- 親は口を出さずに見守る
- 描き終えたら「これは誰?」と聞いてみる
子どもによって、描き方や順番がまったく違うのが面白いポイントです。

🔗お母さんが一番大きい!?子どもの家族の絵でわかる心理とは – itti-blog
お絵かきワークって、実は子どもにとってすごく良いことがたくさんあるんです!遊び感覚でできるので、育児に楽しく取り入れられますよ。以下の点が特におすすめです!
1. 自己表現の練習
お絵かきは、言葉でうまく伝えられない気持ちや考えを表現するための素晴らしい方法です。特に小さな子どもは、まだうまく言葉にできないことが多いので、絵を通して自分の気持ちや考えを外に出すことができます。これが「自己表現の練習」になるんです。
2. 心のケアにもつながる
絵を描くことで、子どもは自然と心の中にある不安やストレスを吐き出せることがあります。色を選んだり、絵のバランスを取ったりする過程で、気持ちが落ち着いたり、安心感を得られたりするんですね。
例えば、暗い色を使っているときは、何か不安や心配ごとがあるのかもしれません。それを親が気づいて、「最近何か嫌なことあった?」と優しく声をかけるきっかけにもなります。
3. 創造力を育む
お絵かきは「自由な発想」が大事!特に子どもにとって、制限が少ないお絵かきは創造力を育む最高のチャンスです。色んな形や物を描いてみたり、思いもよらないストーリーを作り出したりすることで、柔軟な考え方を養うことができます。
4. 家族や自分との関係を見つめ直せる
例えば、「家族の絵」を描いてもらうことで、子どもが家族に対してどう思っているのかがわかります。大きく描かれたお父さんやお母さん、逆に小さく描かれた家族の一員がいたり、配置や色から、子どもの心の中にある思いや関係性を感じ取ることができます。
「最近、お父さんと一緒に過ごした時間少なかったかな?」など、親子で向き合うきっかけにもなります。
5. 集中力と手先の器用さが育つ
絵を描くという行為は、手先を使うことから、細かい作業や集中力を高める良いトレーニングになります。特に、小さい頃から絵を描くことで、手や指を上手に使えるようになり、文字を書くときなどにも役立つ力が身につきます。
6. 楽しく学びながらコミュニケーション力もアップ!
お絵かきの後、子どもに絵について質問をしてみることで、自然にコミュニケーションを取ることができます。例えば、「この色、なんで選んだの?」とか「どうしてここにこの形があるの?」といった問いかけで、子どもの考えを引き出せます。
親子での会話のきっかけとなり、親の気持ちも理解してくれるようになるので、絆が深まりますよ。
お絵かきワークは、ただ「絵を描くだけ」ではなく、子どもの心や成長に大きく関わっているんです!楽しくて、意外と深い効果があるので、ぜひお試しくださいね。
それでは今回のテーマの「家族の絵」からわかる子どもの心理について一緒に見ていきましょう。
家族の絵からわかる子どもの心理

お子さんの描いた「家族の絵」はどんな絵でしたか?早速チェックしてみましょう。
お絵かき心理チェックリスト
① 大きく描く・小さく描く
- 大きく描いた人 → 「大好き!」「憧れ」「安心感」
- 小さく描いた人 → 「ちょっと距離を感じている」「苦手意識があるかも」
- 自分を大きく描く → 自信がある、お家でのびのび過ごしている
② 家族の配置
- みんなが近くにいる → 家族のつながりを大切に思っている
- 誰かが遠くにいる・描かれていない → その人との関係に変化が?
- ペットが中心にいる → ペットが家族の一員として大きな存在
③ 手をつないでいるかどうか
- 手をつないでいる → 家族の絆を感じている
- バラバラに立っている → それぞれの距離感を表しているかも
- 特定の人とだけ手をつなぐ → その人への愛着が特に強い
④ 色の使い方
- 明るい色(赤・黄色など)が多い → 楽しい気持ち、安心感
- 暗い色(黒・灰色など)が多い → 不安やストレスを感じている可能性も
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一番最初に描かれた人は誰でしたか?最初に描かれるのは大好きな人! 一番最初に描かれた人物は、子どもにとって特に大切で、安心感を感じる存在であることが多いです。例えば、お母さんやお父さんが最初に描かれることが多い場合、子どもはその人と過ごす時間や絆を大事に思っている可能性があります。何気なく描いているお絵描きにもそんなかわいい理由があると思うとほっこりしますね。
「お母さんが大きいのはなぜ?」子どもが描く家族の絵の秘密
🔍 「大きさ」に表れる子どもの気持ち
- 一番大きく描かれている人 → 子どもが強い愛着を持っている存在
「ママがすごく大きい!」という場合は、子どもにとって母親の存在感が特に大きい証拠です。安心感や信頼が強いことを表しています。 - 小さく描かれている人 → 心の距離が少し遠い存在
「パパがすごく小さい…」と感じたら、最近の関わり方を思い出してみてください。仕事が忙しくて一緒に過ごす時間が少ないと、子どもは無意識にその距離感を絵に表すことがあります。
🔍 「配置」に表れる子どもの気持ち
- 中心に描かれた人 → 子どもが特に意識している存在
例えば、お母さんが真ん中に描かれている場合、それは子どもが母親との関係を特に大切に感じている証拠かもしれません。 - 遠くに描かれた人 → 子どもが心理的に距離を感じている可能性
兄弟の中で特定の子だけ端に描かれている場合、その兄弟との関係が少し薄れている可能性もあります。
🔍 「色づかい」に表れる子どもの気持ち
- 明るい色 → 好き、安心感、楽しい気持ち
笑顔でカラフルに描かれた家族は、子どもが家庭内で安心している証拠です。 - 暗い色 → 不安、怖さ、寂しさの表れ
もし家族の顔が黒や灰色ばかりで描かれている場合、何かしらの不安やストレスを感じている可能性があります。
🔗家族の絵を描くときの心理|子どもの気持ちを読み解くヒント – itti-blog
子どもの絵を見たときに親ができること
子どもの絵に「えっ、パパがいない!?」なんて気になるポイントがあっても、焦らずにまずは聞いてみましょう。
「この人は誰かな?」
「どんな気持ちで描いたの?」
「パパ(ママ)も描いてみようか?」
子どもは「絵に描かなかった=嫌い」というわけではなく、単純に忘れていたり、最近あまり一緒に過ごしていなかっただけのこともあります。

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まとめ
子どもの家族の絵は、日々の気持ちがストレートに表れるもの。描く順番や大きさ、配置、色づかいなどを見ながら、子どもの心の中をやさしくのぞいてみましょう。そして、どんな絵でも「すてきな絵だね!」と肯定的に受け止めてあげることが大切です。
次回は「未来のおうちを描いてみよう!」のテーマで、子どもの理想や願いが見えてくるお絵かきワークをご紹介します!
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1 thought on “こんなテーマで描かせると心理がわかる!お絵かきワーク①家族の絵を描いてみよう!”