
🖍 大人のぬりえと子どものぬりえ、何が違うの?
「ぬりえ」って聞くと、子どもが遊ぶもの…そんなイメージが強いかもしれません。でも最近は、大人向けの細か〜いぬりえも人気ですよね。
集中して細部を塗る感じ、なんだか無心になれてスッキリする…その気持ち、わかります。
でも、子どもにとってのぬりえはちょっと違う。
ただ“きれいに塗る”ことよりも、「その子なりの世界を表現する」ことが、いちばんの醍醐味なんです。
大人のぬりえと子どものぬりえ、見た目は似てるけれど、目的も育つ力も、まるで別モノ。
この記事では、その違いと、子ども用ぬりえを選ぶときのポイント、伸ばせる力について、わかりやすくお伝えします✨
🖍 大人のぬりえ:細かくて繊細=「達成感」重視
- 色を塗ることで集中・癒し・ストレス発散
- 一区切りごとに「よし、ここまでやった!」という充足感が得られる
- ゴールは“完成”と“美しさ”✨
だから、大人向けぬりえは「細かさ」が重要視される=“やりごたえ”
👦 子どものぬりえ:成長の入り口=「プロセス」重視
- 太めの線・シンプルな形=成功体験しやすい
- 途中で飽きてもOK!やりたい気持ちが芽生えた時点で“育ち”は始まってる
- 「最後までやらない=集中力がない」じゃない!→今は興味の幅を見つける時期
👉「どの塗り方がいい・悪い」じゃなくて、
「その子の“今”が出てる」って見てあげると、親も気持ちが楽になりますよね。
親世代は、「ふちを塗ってから中を塗るって、教わったなぁ」
「うちの子、いつも途中で終わっちゃうけど…集中力がないのかな?」とつい思ってしまうのですが、
小さいころの“ぬりえ”と、今子どもたちが楽しんでいる“ぬりえ”。
実は、見方や意味合いが大きく変わってきているんです。
📌昔と今のぬりえ、何が違うの?
昔のぬりえ | 今のぬりえ |
---|---|
きれいに塗ることが正解 | 自分らしく塗ることが正解 |
はみ出さず、丁寧に | はみ出してもOK、自由に |
最後まで塗りきるのがえらい | 途中で終わっても「やってみた」がえらい |
上手かどうかで評価されがち | 感性や気持ちを尊重する |
🧠子どもの塗り方に、心が見える
子どもの塗り方には、その子らしさや“今の心の状態”が表れます。
塗り方 | 心の動き・性格のヒント |
---|---|
ひとつの部分をじっくり | こだわり派、慎重タイプ |
全体をざっと塗る | イメージ優先、自由派 |
色使いがユニーク | 感受性豊か、自分の世界がある |
同じ色を繰り返す | 安心感を大事にする子 |
途中でやめる | 今できるところまで、集中した証拠 |
📚おすすめは「今の時代のぬりえ」
たとえば、こんなぬりえ、知ってますか?
🦕 図鑑とコラボした「調べながら塗る」ぬりえ
恐竜を塗りながら、「どんな名前?」「草食?肉食?」と図鑑で調べていく…
遊びながら学びが深まる、最高の“今どきぬりえ”!
さらに、大きなサイズで折りたためるタイプは「見た目の迫力」も加わって、子どものテンションもUP!
💡最後までやらなくてもOKって本当?
もちろん、OK!
「最後まで塗らなきゃ…」ではなく、
「これ塗りたい!」「ここの色こだわった!」っていうその時の気持ちを大事にしてあげる。ぬりえは、“完成させること”ではなく、“夢中になった時間”がいちばんの価値なんです。
とはいっても知っておきたい、色鉛筆ならではの塗り方のコツ
🎨 色鉛筆での塗り方の基本とコツ
①【基本】明るい色からスタート!
- 色鉛筆でも 「薄い色→濃い色」 の順が基本です。
- 最初から濃い色を塗ってしまうと、あとから明るい色で修正しにくいから。
- 特に肌や空など、やわらかい表現をしたいときは、先に淡く全体を塗るのが◎
②【重ね塗りは大歓迎!】
- 色鉛筆は透明感があるので、色を重ねると深みやグラデーションが出せます。
- 例:
- 黄色の上にオレンジ → あたたかみのある色に
- 青の上にピンク → 紫がかったニュアンスに
③【濃い色を最後に】
- 影や線、締め色は最後に入れると立体感がグッとアップ!
- 特に黒や濃い青・茶などは「全体が仕上がってから」使うとバランスがとりやすい。
📝 色鉛筆ぬりえの順番・おすすめステップ
- 全体のイメージを考える(配色・雰囲気)
- 背景など広い部分を薄く塗る
- メインのパーツを明るい色から順に
- 重ね塗りでグラデや深みを追加
- 影・濃い線で引き締めて完成!
💡豆知識
- 紙質も大事:ざらざらした紙(中目・粗目)は重ね塗りしやすく、なめらかに色がのる!
- 力加減:力を入れすぎると紙がつぶれて重ね塗りがしにくくなるので、軽いタッチで何度も塗り重ねるのがコツ!
✨まとめ:子どものぬりえで育つのは「うまさ」じゃない
- 色を選ぶ力
- 表現する勇気
- 途中でやめる決断力さえも、その子の「今の力」!
「うちの子、ちゃんと塗れないな…」じゃなくて、
「今はこんなふうに世界を見てるんだ」って思えると、親子時間がもっと楽しくなるはずです😊
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