「また絵本読まなきゃ…」
そんなふうに、読み聞かせがプレッシャーになっていませんか?
実は、子どもにとって絵本の時間は“文字や知識”よりも、“パパやママの声”そのものが心の栄養。
読み聞かせが「ちゃんと読めなかった…」という後悔にならないために。
子どもの心理と、親の気持ちに寄り添いながら、“心が育つ読み聞かせ”のヒントを、元教諭の視点からお伝えします。
✅ 忙しい日でも1ページでOK
✅ 子どもが「読んで!」と言いたくなる絵本の選び方
✅ 毎日じゃなくて大丈夫な、心がラクになる続け方
子育てのすきま時間に、少しだけ心が軽くなる読み聞かせの話。
ぜひ参考にしてみてください。
🔍 なぜ子どもは絵本が好きなの?
子どもが絵本に夢中になるのは、「安心」と「想像」の世界を同時に味わえるからです。
- 親の声 = 安心の源
絵本を読む親の声は、子どもにとって安心そのもの。特に就寝前は「一日頑張ったね」と心を包んでくれるような存在になります。 - 繰り返し = 自信と安心感
何度も同じ本を読みたがるのは、“次がわかる”ことで安心し、「知ってる!」という自信にもつながる心理的な反応です。 - 絵と言葉 = 想像のトレーニング
絵と物語の組み合わせは、言葉の意味を深く理解し、想像力や語彙力を育てる基盤になります。

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✅ 読み聞かせが続かない理由と“心がラクになる考え方”
「毎日読み聞かせしなきゃ」はやめましょう。
プレッシャーを手放し、「ちょっとだけでもOK」と思える工夫が続けるカギになります。
💡続けるためのコツ:
- 声を変えてキャラクターになりきる
- 途中で「どうなると思う?」と問いかける
- 今日は1ページだけでも“読んだ自分”を褒める
たとえば、『おおきなかぶ』の「うんとこしょ、どっこいしょ」を一緒に声を合わせて読むだけでも、子どもの記憶に残る特別な時間に。
子どもは、「一緒に楽しんでいる」という体験を心に刻んでいきます。子どもにとって読み聞かせの時間は、ただの「本を読む時間」ではありません。
「大好きなパパやママの声」「一緒にいる安心感」=心の栄養になっているのです。
だから、義務感で「読まなきゃ」よりも、「一緒に楽しもうね」という姿勢が、子どもの心をより満たしてくれます。
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📆 毎日じゃなくていい!無理なく続く“読み聞かせ習慣”
習慣化のポイントは「リズム」です。
たとえば、週に3回×1回15分。寝かしつけ前にお気に入りの絵本を読むだけでもOK!
「今日はここまで!」と切り上げることで、次を楽しみにする気持ちも生まれます。
🏡 我が家の実例:
「毎晩寝る前に5分だけ『ぐりとぐら』」を読むようにしたら、1週間後には子どもが「今日はどこまで読む?」とワクワクして聞くように。
大切なのは、時間の長さよりも、“続けること”そのものです。たとえ1日5分でも、親子で本を開く時間があるだけで、子どもの中には「絵本=日常の一部」という認識が生まれます。
読み聞かせは「長く読むこと」より「頻度」が大切。
● 月・水・金に5分だけ
● おやすみ前に1ページだけ
それだけでも“心の習慣”になります。完璧じゃなくて大丈夫!
大人が「たった1ページしか読めなかった」と思っても、子どもにとっては「ママが読んでくれた!」「このページおもしろかった!」というポジティブな記憶が残ります。
読み聞かせは、量より記憶の質が大切。
「今日はこれでいい」を積み重ねることで、絵本が大好きな子に育ちます🌱
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🎧 忙しい日こそ「オーディオブック」という選択肢を
「どうしても読んであげられない…」そんな日は、オーディオブックを活用するのもおすすめです。【現代型の読み聞かせ】オーディオブックでは、「聞く力」と「想像力」が伸びます。
オーディオブックは便利なだけでなく、子どもの想像力を育てるのに最適です。
なぜなら、絵がないからこそ「この声はどんな人?」「どんな表情してるのかな?」と、頭の中で“想像の世界”を広げる練習になるのです。
📌メリット:
- プロの声で臨場感UP → 想像力が広がる
- 親が家事中でも子どもが楽しめる
- 目を休めつつ耳から言葉の力を育てられる
💡活用アイデア:
- 本を見ながら一緒に聞く
- 寝る前に静かな話を流してリラックス
- 車での移動時間を「お話タイム」に
※ただし、オーディオブックに頼りすぎず、親子のふれあいの時間も忘れずに。
📚 子どもが「読んで!」と言いたくなる絵本選びのコツ
子どもが夢中になる絵本には、“共感”や“参加”がしやすい仕掛けがあります。
🎯ポイントはこれ:
- 動物や擬音が出てくる絵本(例:『だるまさんが』)
- リズムが心地よいもの(例:『もこもこもこ』)
- 何度読んでも発見があるもの(例:『ぐりとぐら』)
📚 年齢別・発達段階に合わせた絵本選びのポイント表
年齢の目安 | 発達の特徴 | おすすめの絵本タイプ | 理由・効果 |
---|---|---|---|
0~1歳 | 視覚・聴覚への反応が中心 感覚を楽しむ段階 | ■ リズムのある絵本 ■ 簡単なしかけ絵本 | 音の繰り返しやリズムが心地よく、親の声に安心感を得る しかけで視覚的刺激も◎ |
1~2歳 | 繰り返しが大好き 言葉を覚え始める | ■ 繰り返し表現のある絵本 ■ 動作絵本 | くり返し表現で言葉を自然に吸収しやすい 真似することで体の動きと連動 |
2~3歳 | 自己主張が強くなる 想像力も発達 | ■ しかけ絵本 ■ 感情を扱う絵本 | 開けたりめくったりの遊びが好き 「いや」「すき」など感情表現の共感ができる |
3~4歳 | 会話が発達 物語を理解し始める | ■ ストーリー性のある絵本 ■ リズム絵本 | 簡単な起承転結を理解しはじめる リズムで記憶にも残りやすい |
4~6歳 | 役になりきるごっこ遊びが増える | ■ 空想の世界の絵本 ■ 登場人物が活躍 | 「もしも〜だったら」に夢中になる時期 登場人物に共感し、心の成長に繋がる |
「この子はこの絵本が好きそう」と気づいたら、その本を手に取りやすい場所に置くだけでOK!
繰り返し読んでも飽きない工夫(声色、読むスピードの変化)で、親も楽しみながら付き合えます。
同じ絵本を何度も「読んで〜!」というのは、子どもの心がその本に安心している証拠。
お気に入りの絵本は、子どもにとって“自分の居場所”のような存在なんです。
🌟 まとめ|“ちゃんと読めてない”より、“今日も読めた”を大切に
「たった1ページでも読めた自分」を褒めてあげてください。
子どもの心に必要なのは、量より“気持ち”です。
「この子はこのままで大丈夫」と、自信を持って読み聞かせを“心を通わせる時間”にしていきましょう。
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