
– その子らしさを信じて見守るために、大人が知っておきたいこと –
「年中なのに、まだぐるぐるしか描けない…」
「周りの子はすごく細かく描いてるのに、うちの子は…」
そんなふうに、わが子の“お絵かきの成長”が気になる瞬間ってありませんか?
でも実は――
“絵が上手になるタイミング”に、正解も平均もないんです。
この記事では、
✅年少〜年長で見られるお絵かきの発達段階
✅絵の成長に関わる「心」と「手先」の発達
✅親としてどう受けとめ、どう声をかけるか
について、元教諭の視点からやさしく解説します🍀
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◆ 絵の上達は「心」と「手」が育ってきたサイン
絵が上手になるには、手先の器用さだけではなく、心の成長もカギになります。
たとえば…
- 指先が発達すると、思い通りに線や形が描けるようになる
- 「これを描きたい」「伝えたい」気持ちが芽生えると、工夫やストーリーも生まれてくる
だからこそ、
「年長だから上手に描ける」
「年少だからまだぐちゃぐちゃ」
とは言えないんです🌱

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◆ 年齢ごとに変わる「お絵かき」のステップ
お絵かきには、こんな変化が見られることが多いです✨
🔸年少(3〜4歳)
ぐるぐる線・丸の連続。「頭足人間」など顔や手足など印象的な部分から描く
🔸年中(4〜5歳)
体や背景も出てくる。お花・おうち・太陽などの登場が増える
🔸年長(5〜6歳)
ストーリー性が加わり、「これはね…」と説明してくれることも!
ただし、これはあくまで目安のひとつ。
子どもの発達には、それぞれのタイミングがあります😊

◆「比べちゃう…」その気持ちも自然です
園の作品展示や参観日――
つい「他の子と比べて、うちの子は…」と感じてしまうこともありますよね。
でも、絵は評価するものではなく、表現するもの。
- 年長でも人だけを描き続ける子
- 年中で海や空を描きはじめる子
- 4歳で急に細部にこだわり始める子
…そんなふうに、一人ひとり違って当然なんです。
◆ 絵を通して見えてくる「その子だけの世界」
お絵かきの時間は、
子どもにとって**“心を映す鏡”のような時間**。
「この色を選んだのは、なぜ?」
「どこから描きはじめたのかな?」
そんな問いかけをすると、その子の世界がそっと広がっていきます。
自己表現ができることは、自己肯定感の育ちにもつながるんですよ😊
◆ 声かけひとつで、お絵かきはもっと楽しくなる
こんな声かけが、おすすめです💬
✔「この色、すてき!どれを使ったの?」
✔「これはどこから描いたのかな?」
✔「◯◯がいて、楽しそうだね〜!」
“評価”ではなく、“気づきの共有”を心がけると、
子どもは「もっと描きたい!」という気持ちになります🎨✨
◆ おわりに:ぐるぐるも、ストーリーも、すべてが大事な成長のかたち
「うちの子だけ…」と不安になることもあるけれど、
その子にとって大切なタイミングは、きっとちゃんと訪れます。
焦らず、比べず。
今日の1枚の絵を、「その子だけの物語」として受けとめてあげられたら大丈夫😊
クレヨンの先に広がる、子どもの世界を
今日も一緒に楽しんでいきましょう✨
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