
夜、子どもが寝たあと。「また怒っちゃった…」「もう疲れた…」と検索してしまう夜、ありませんか?
この記事は、そんな“罪悪感でいっぱいな夜”にそっと寄り添う内容です。
「共感しなきゃ」と思うほど、うまくいかない
「イヤ!」の連続。何を言っても首を振られ、靴すら履いてくれない日々。
「共感してあげなきゃ」「受け止めてあげよう」と思うのに、イライラが先に来て怒ってしまう。
「またやってしまった…」「私、ダメな親だな…」と落ち込む夜もある。
でも、そんなふうに悩んでいる時点で、あなたはもう“十分に愛情深い親”です。
そもそも「共感」ってなに?
共感とは、子どもの気持ちを“わかろうとする”こと。
完璧に理解しなくても、「この子は今、こう感じているのかな」と想像すること。
イヤイヤ期の子どもは、自分の気持ちが通らないと「世界が崩れる!」くらいに感じています。
だから大人には些細なことでも、子どもには“大事件”。
「そんなに嫌だったんだね」「〇〇したかったんだよね」と気持ちの背景に目を向けるだけで、子どもは少しずつ安心していきます。

声かけで育てる“共感のやりとり”
イヤイヤが爆発する場面でも、少しだけ言い方を変えると、子どもの気持ちがスーッと落ち着くことがあります。
「靴を履きたくない!」
×「早くしなさい!」 ○「今は履きたくない気分なんだね。どっちの靴なら履けそうかな?」
「ごはんイヤ!」
×「食べないなら片付けるよ」 ○「まだ遊びたいんだね。あと1分だけ遊んでからにしようか」
「お風呂イヤ!」
×「またイヤって言ってるの?」 ○「遊びの途中だったんだよね。お風呂のあとに続きをしようか」
「服がイヤ!」
×「なんでもいいから着て!」 ○「これは気に入らないんだね。今日は〇〇ちゃんが選んでみる?」
「なんでもイヤイヤ!」
×「もう勝手にして」 ○「今日は“イヤイヤな気分”なんだね。そんな日もあるよね」
☑️ チェックリスト:自分の心、後回しになってない?
- □ 「共感しなきゃ」に縛られていない?
- □ 怒ってしまった自分を、責めすぎていない?
- □ 子ども優先で、自分の気持ちが置き去りになっていない?
どれか一つでも当てはまったら、少し深呼吸。
共感は“できるときに、できるだけ”で大丈夫。

子どもは「気持ちの言語化」を学んでいる最中
「イヤ!」しか言えないのは、まだ自分の感情を言葉にする力が育っていないから。
でも、親が「そっか、〇〇が嫌だったんだね」と気持ちを代弁することで、少しずつ 「ぼくは〇〇が嫌だった」と言えるようになります。
これは、何度も何度も“共感してもらった経験”があるからこそ育つ力。
今日うまくできなかったとしても、その関わりはちゃんと心に積み重なっています。
「毎日100点じゃなくていい」
大切なのは、“完璧な関わり”じゃなくて、
「ごめんね」「大好きだよ」を繰り返せる関係でいること。
共感できない日があっても大丈夫。
怒ってしまっても、また明日「ぎゅっ」とすればいい。
今日は共感できなかったかもしれない。でも、寝顔を見て“かわいいな”って思えたら、それだけで十分。
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31 thoughts on “「共感できない日があってもいい」 〜イヤイヤ期の子どもとの向き合い方〜”