子どもの絵に出る「色の心理」|赤・青・黒…どんな気持ちが隠れてる?
ある日、我が子が描いた絵を見て、ふとこんなことを思いませんでしたか?
「なんで毎回この色なんだろう……?」
こんにちは。今日も「親バカ観察日記」を綴っている私です。
子どもって、時に大人の想像を軽く超えてくる表現を見せてくれますよね。特に“色”。
「今日も赤ばっかりじゃん!火事か!?」
「黒の使い方がすごすぎて、もはやモダンアート」
「え、空がピンク!?地球、終わるのか?」

…なんて思いながら、子どもの絵に突っ込みたくなる日、ありません?
でも実はその色、心の中を映す“ヒント”かもしれません。
この記事では、子どものお絵描きに登場する「色」が持つ意味を、色彩心理の視点から解説。
「この色を選んでるのは、こういう気持ちの表れかも?」というサインに気づくことで、
子どもの気持ちをもっとやさしく、楽しく受け止められるようになりますよ。
1. 子どもの絵の色でわかる心理とは?赤・青・黒の意味を解説!
🔴 赤色:エネルギーと情熱と、ちょっとした爆発力
赤を多用するキッズ、あなたの家にもいませんか?
「赤で塗りつぶした恐竜!」「真っ赤な太陽が5つある!」みたいな謎絵たち。
赤はズバリ、「活発・情熱・やる気満々!」な気持ちの表れ。
でも実は「怒ってますけど?」っていう小さな主張が隠れてることもあります。
✅ 赤が多いときの親のリアクション
- 「元気すぎるぞ〜!ちょっと一緒に走ってくるか!」(=体を動かして発散させてみる)
- 「怒ってる?何かあった?」と、爆発しそうな感情をそっと聞いてみる
ミニPOINT: 赤ばかり使っても、怒ってるとは限らないので、深刻になりすぎないのも大事!
🟡 黄色:おひさまみたいな子、でもちょっと甘えん坊?
黄色の絵を見ると、なんか元気出ますよね。
「この子、未来のアーティストでは!?」とか親バカ妄想が始まりがち。
黄色は「好奇心・安心・社交性」など、ポジティブな感情の象徴。
でも「誰かかまって〜」な甘えモードのサインかもしれません。
「黄色ばっかりでニコニコの絵。でももしかして、元気にふるまってるだけだったりするのかな?」
✅ 黄色が多いときの親のリアクション
- 「今日はなに描いたの?教えて〜」と、たっぷり話を聞いてあげる
- 色を通して「今、安心できてるんだな」と親もほっこり受け止める
ミニPOINT: 安心感を感じてるとき、子どもは黄色を自然と選びやすいです☀️
黄色は「明るさ」「社交性」「自信」を表す色。楽しい気持ちのときや、安心感を求めているときに選ばれやすいです。
🔗「絵が小さい子どもの心理とは?色と大きさで読み解く心のサイン」
🔵 青色:冷静な戦士か、それともさみしんぼ?
青が好きな子、クールで知的な感じしません?
…と思いきや、「実は寂しかったんだよ〜」なんてことも。
青は「落ち着き」「集中力」などを表しますが、「孤独」「不安」を含むことも。
めちゃくちゃ静かに海の絵ばかり描いてる日が続いたら、ちょっと気にしてあげて。
「最近、青ばっかり使うなぁ…好きなだけかと思ってたけど、もしかして寂しいのかな?」
✅ 青が多いときの親のリアクション
- 「なんかあった?今日ちょっと話す時間とろうか?」と、青い気持ちに寄り添ってみる
- ハグやお絵描きタイムを増やして、安心感アップ!
実話コーナー:
「5歳の息子が急に“青オンリー絵”ばかり描くように。聞いてみたら“お友達におもちゃ貸してって言えなかった…”と。なるほど…その青、勇気を出せなかった気持ちだったんだね。」
💭もっと深掘りしたい方はこちら
🔗「紫や青ばかり使う子どもは何を考えているの?色から探る気持ちのヒント」
🟢 緑色:やさしい森の住人みたいな心の持ち主
緑を選ぶ子は、だいたい性格が優しいです(いっちー調べ)。
あと、虫が平気な傾向あります(関係あるかは不明)。
緑は「安定」「調和」「バランス感覚の良さ」の象徴。自然好きな子に多いですね。
「なんとなく優しい色が多いなって思ってたけど、緑って落ち着きたい気持ちの表れなのかも?」
✅ 緑が多いときの親のリアクション
- 「一緒にお庭行ってみようか」「お花にお水あげてみる?」など、自然とのつながりを大切に
- お手伝いをお願いして「ありがとう!」を伝えると、心がさらに満たされます🌱
🟣 紫色:芸術家のたまご、爆誕かもしれない
突然ですが、あなたのお子さんが紫メインの世界観を作っていたら…その子、将来デザイナーかもです。
紫は「想像力」「感受性」「独自の世界観」の色。
ちょっと繊細だったり、人と違う視点を持つ子が使うことが多いです。
「紫をよく選ぶのは、ちょっと背伸びしたい気分なのかな?最近お姉さんぶることも増えてきたし。」
✅ 紫が多いときの親のリアクション
- 作品に口を出しすぎず、自由に描かせてあげる
- 「この色、すてきだね!」「どういう世界なの?」と、子どもの表現を尊重する
注意POINT:
繊細な心を無理に“普通”に戻そうとしないこと。
そのままでOK!むしろ才能の芽かも!
『この色しか使わない』『同じ道具ばかり』というときには…

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色の幅だけでなく、道具の種類が豊富なので「子どもが色をどう使うか」「どの道具を選ぶか」からも心理・発達のヒントが得られます。
⚫ 黒:ただの塗りつぶしじゃない。心の中のSOSかも?
「えっ、全部黒!?」「なんでこんなに暗いの…」とザワッとした経験、ありませんか?
黒には「自分だけの世界」「秘密」「不安」「怒り」など、内側に向かう強い気持ちが隠れていることも。
もちろん、「カッコいい」「大人っぽい」と感じて選んでる場合もあります。
✅ 黒が多いときの親のリアクション
- 「どんな気持ちで描いたの?」と、ジャッジせずにまず聞いてみる
- 子どもの“心の中”にちょっとした変化がないか様子を見る
- 気になるときは、園や学校での様子もチェック!
ミニPOINT:
黒を使ったからといって、イコール「闇落ち」ではありません!
ただ、数日〜数週間続くときは、声をかけてあげて◎
「黒い色」「赤い色」など、色には感情が表れます。詳しくはこちらの記事で解説しています。
⚪ 白:何も描いてない?いいえ、そこに“想像の余白”がある
白って“何も描いてない色”に見えますが、実はとっても奥深い。
白は「リセット」「純粋」「自分の世界を守りたい」という心理を映すことも。
背景を白く残す子は、「ここに空気が流れてる」「静けさが好き」なんて感性を持っているのかもしれません。
✅ 白が多いときの親のリアクション
- 「この白いところ、何があるんだろう?」と、イマジネーションを楽しむ
- 子どもなりの“こだわり”を見つけて、共感する
ミニPOINT:
白を多く使う子は、感性派・マイペース型の可能性大◎
| 色 | 心のサイン | 親ができること |
|---|---|---|
| 🔴 赤 | 元気・怒り・イライラ | 一緒に遊んで発散 / 落ち着ける時間を作る |
| 🟡 黄 | 社交的・安心 | 気持ちを聞いて共感 / 自由な創作環境を用意 |
| 🔵 青 | 落ち着き・寂しさ | スキンシップ / 一人の時間を大切にする |
| 🟣 紫 | 想像力・繊細さ | 無理に変えない / 表現できる場を作る |
| ⚫ 黒 | ストレス・こだわり | 否定せず見守る / 必要に応じて寄り添う |
🎨 組み合わせた色にこそ、子どもの“今”が出る
「今日は青と緑で塗ったんだね〜」
この“色の組み合わせ”にも、立派な意味があります。
たとえば…
- 青×緑 → 安定した心+自然とのつながり → 落ち着いて安心してる状態
- 赤×黒 → エネルギー+怒り or 不満 → 感情が高ぶってるかも?
- 黄色×紫 → 社交性+感受性 → クリエイティブで繊細なバランスタイプ
色の意味を複合的に見ると、その子の“今の状態”がなんとなく見えてきます。
✅ 組み合わせに注目したいとき
子どもが“色を選ぶ理由”を話せたら、気持ちの整理にも◎
「この色とこの色、好きなのかな?」「今日はどんな気持ちだった?」と、やさしく聞いてみる
📊 年齢によって色の使い方も変わる?
色の選び方には、ざっくりとした年齢傾向もあります。
| 年齢 | よく使う色 | 傾向 |
|---|---|---|
| 2〜3歳 | 赤・黄・青(原色) | とにかく塗る!感覚で選ぶ。意味より「楽しい」重視。 |
| 4〜5歳 | 緑・オレンジ・紫も登場 | 絵に“意味”が出始める。色も「気持ち」で選び出す。 |
| 6歳〜 | 配色にこだわり始める | 絵にストーリーが出てきて、色も計画的に選ぶ傾向に。 |
※あくまで参考!個人差が大きいのでエンタメ程度にご覧ください♪
🫶 親にできることは「見守る」+「ちょっとだけ聞く」
色に意味があるって聞くと、「心配しすぎないといけないのかな…」と思いがちですが、
👉 正解は、“ちょっと興味を持って見守る”くらいがちょうどいい。
- 「これ何描いたの?どんな気持ちだったの?」と、子どもの目線に合わせて聞く
- 無理に分析しない!ジャッジしない!が鉄則です
色から伝わるのは、「この子、今こう感じてるのかもなぁ」という小さなヒント。
親はそのヒントをやさしく受け止めてあげればOK!
✅ 今日からできる!お絵描き観察チェックリスト
最後に、すぐに使える親の観察ポイントをまとめました👇
- □ 今日はどんな色をよく使っていた?
- □ その色はいつもと違った?
- □ 色の塗り方に変化はあった?(丁寧?荒々しい?)
- □ 絵を描いたあと、どんな表情だった?
- □ 子ども自身が色や絵について何か話していた?
これを意識しておくだけで、「うちの子のこと、ちょっとわかった気がする」と感じられるはずです☺️
📝 まとめ:色は“心のことば”。でも、正解を探さなくていい。
子どもが選ぶ色には、そのときの気持ちや願いがほんのり映し出されていることがあります。
でもそれは、「この色だからこう!」という単純なものではありません。
大切なのは、
✨ ちょっと気にかけてみること
✨ 子ども自身の声を聞いてみること
それだけで、子どもの心の世界に少しだけ近づける気がしてきませんか?
正解を探さなくて大丈夫。
親も子も、それぞれの「今」を楽しめるようなやりとりができたら、それがいちばんです。
🔍 気になる変化が続くときは、専門家に相談を
もし、以下のような様子が続く場合は、一人で抱え込まずに専門家に相談することも大切です。
- 同じ絵・同じ色ばかり何週間も描き続けている
- お絵描き中にいつも怒っている・涙ぐむなど情緒が不安定
- 色へのこだわりが強くて生活に支障が出ている
- 親が話しかけても明らかに反応がない
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人と色との関わりを考える「色彩心理」。身近なものの色の理由がわかる本です。
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🧠「戦いの絵」以外にも、こんな子どもの表現、気になったことありませんか?
🎨「絵」でわかること、まだまだあります!
子どもの絵って、ほんとうに奥が深いんです。たとえば……
こんな記事もあわせて読むと、子どもの絵の“読み解き力”がぐんとアップするかも。
「ちょっと気になる」を、「ちょっと声をかけてみよう」に変えることから、はじめてみましょう。
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