
「自分で!」がかわいすぎる1歳のころ
この時期の「じぶんで!」って、本当にたまらなくかわいいんですよね。
ズボンをはこうとして転んだり、スプーンを逆さに持ってがんばってみたり…。
まだイヤイヤ期にも入っていなくて、がんばる姿を素直に「かわいい〜!」って見ていられる、まさに“かわいい盛り”。
だからこそ、「自分でできた!」が味わえる絵本は、この時期にぴったりのプレゼントなんです。
夢中になる理由は、「自分でできた!」の達成感
1歳を過ぎると、「じぶんで!」と何でもやってみたくなる時期がやってきますよね。
でも、まだまだ手先がうまく使えず、上手にできないことも多い…。
そんなとき、ページがめくりやすい絵本は「じぶんでできた!」という満足感を得られる大切なアイテムになります。
絵本の世界に夢中になるのはもちろん、「できた!」という体験の積み重ねが、自信や意欲の芽を育てていくんです。
元教諭が選ぶ!1歳〜1歳半におすすめの「自分でめくれる絵本」10選
手先の発達に合わせて、ページが厚めだったり、小さめサイズだったり…
1歳〜1歳半の子が「ひとりでめくる」楽しさを味わえる絵本を10冊ご紹介します。
1. 『だるまさんが』かがくい ひろし(ブロンズ新社)
【おすすめポイント】
・厚紙でめくりやすい
・「だ・る・ま・さ・ん・が…」のリズムに合わせて体が動いちゃう!
・オチも楽しく、親子で一緒に笑える一冊
2. 『もこもこもこ』谷川俊太郎/元永定正(文研出版)
【おすすめポイント】
・不思議な音とリズムで、大人もクセになる
・ページが分厚く、めくりやすい構造
・ストーリーがないから、自由な読み方で楽しめる
3.『ノンタン おやすみなさい』キヨノサチコ(偕成社)
【おすすめポイント】
・子どもが親しみやすいキャラクターとシンプルな展開
・ページが薄めでも、繰り返し読むうちにめくり方を覚える
・「まだ寝たくない!」そんな気持ちに共感しながら楽しめる
4.『やさいさん』tupera tupera(学研)
【おすすめポイント】
・しかけページで「だれかな?」とめくる楽しさが満載
・厚紙でしっかりしていて、自分でめくりやすい構造
・繰り返しの展開と鮮やかな野菜たちに子どもが夢中
5.『いないいないばあ』松谷みよ子/瀬川康男(童心社)
【おすすめポイント】
・ロングセラーの定番!繰り返しの「いないいない…ばあ!」が楽しい
・動物たちの表情がかわいく、赤ちゃんもにっこり
・厚紙ではないけど、ページ数が少なくめくりやすい
6.『がたん ごとん がたん ごとん』安西水丸(福音館書店)
【おすすめポイント】
・「がたん ごとん」のリズムが心地よく、何度も読みたくなる
・乗り物好きな子にぴったりの世界観
・ページの厚さは普通だけど、めくる回数が多くて楽しめる
7.『きんぎょが にげた』五味太郎(福音館書店)
【おすすめポイント】
・きんぎょを探す遊びが楽しく、何度も繰り返し読みたくなる
・カラフルで見ているだけでも楽しい絵本
・ページがやや薄めでも、自分でめくって探す楽しさが勝る
8.『ぴょーん』まつおかたつひで(ポプラ社)
【おすすめポイント】
・「ぴょーん!」と声に出して読むと一緒に跳ねちゃう!
・動物たちの動きが分かりやすく、小さい子でも楽しめる
・厚紙タイプで、絵本を持って読む練習にもぴったり
9.『くっついた』三浦太郎(こぐま社)
【おすすめポイント】
・「くっついた」の繰り返しで、親子のスキンシップが自然にできる
・ページが厚めで、自分でめくりやすい構造
・絵もシンプルで赤ちゃんの目にやさしい
10.『じゃあじゃあびりびり』まついのりこ(偕成社)
【おすすめポイント】
・音の名前がたくさん出てきて、言葉に興味を持ち始めた子にぴったり
・ページがしっかりしていて、小さい子の手にも安心
・「びりびり」「じゃあじゃあ」など、真似して言いたくなる楽しさ
「絵本を読んであげたい」気持ちと、「自分でやりたい」子どもの心
「絵本って読んであげるものじゃないの?」と思う親御さんも多いと思います。
もちろん、読んであげる時間も大切。
でも、この時期の子どもにとって「自分でめくる」ことは、読書以上に意味のある体験なのです。
ページをめくる→絵が変わる→楽しい!という流れの中で、「自分の手で世界が動く」という実感を味わっています。
これは、手先の発達だけでなく、「やってみたい」「できた!」という自信を育てるチャンスでもあります。
1歳〜1歳半「自分で読みたい」気持ちを育む絵本たち
このころの子どもって、「じぶんで!」の気持ちがむくむく育つ時期。
わが家でも、ママと一緒に楽しむ絵本と、自分で読みたい絵本が自然と分かれていきました。
例えば「だるまさんが」は、体を揺らしながら一緒に読む“ふれあい絵本”。
読み聞かせるたびにニコ〜っとして、私の膝に絵本を持ってきてくれました。
一方で、自分ひとりでページをめくっていたのは「ノンタン」や「やさいさん」。
同じ言葉が繰り返されるから安心して読めるし、先がわかる楽しさがあるみたい。
お気に入りのページを何度も見たり、「やさいさん、だーれ?」と一緒に問いかけたりして、
絵本との距離がどんどん近づいていく様子が感じられました。
親ができるサポートは「じっと見守ること」
めくりたいのにめくれなくて、泣いたり怒ったりすることもあるかもしれません。
でも、それは大きな成長のサイン。
手を出したくなる気持ちをグッとこらえて、「がんばってるね」「もうちょっと!」と声をかけながら、見守ってみてください。
うまくめくれたときのあの笑顔は、自分でできた喜びそのもの。
その瞬間こそが、絵本の時間の一番のご褒美かもしれません。
【まとめ】「めくれる」絵本は、“できた!”を増やす魔法のツール
1歳〜1歳半は、「やりたい」気持ちがぐんと伸びるタイミング。
そんな時期にぴったりなのが、自分でめくれる絵本たちです。
「絵本を読ませなきゃ」と気負わずに、
「めくる」だけでも立派な遊び・学びになることを思い出してみてくださいね。
子どもが絵本を破る!飽きる!そんな時の対策まとめ
「せっかく買った絵本をビリビリに…」「読んでもすぐ飽きてしまう…」そんな悩み、ありませんか?
絵本は子どもの成長にとても大切なもの。でも、楽しんでもらうにはちょっとした工夫が必要です。絵本を破る・飽きる問題の対策もお伝えしますね。
1. 絵本を破ってしまう理由と対策
なぜ破るの?
- 指先の発達途中で、感触を確かめるため
- 破れるのが楽しい!(手応えを感じている)
- 「ダメ」と言われると余計にやりたくなる
対策
✅ 丈夫な絵本を選ぶ
- 厚紙タイプ(ボードブック)
- 布絵本やお風呂絵本(破れにくい)
✅ 破れる遊びを別に用意する
- チラシや新聞紙をビリビリ遊びに活用
✅ 破れたら一緒に直す
- 「テープでお医者さんごっこしよう!」と楽しく修復
2. 絵本に飽きてしまう理由と工夫
なぜすぐ飽きるの?
- じっとしているのが苦手
- 絵本の内容に興味がない
- 「読んでもらうだけ」が退屈
対策
✅ 子どもが選ぶ機会を増やす
- 図書館や本屋さんで「これ読みたい!」を見つける(読みたい!と言っても読まないこともあるあるです)
✅ 読み方を変える
- 声のトーンを変えたり、キャラクターになりきる
- 一部を子どもに読んでもらう(単語だけでもOK!)
✅ 遊びながら読む
- 「このページの〇〇探してみて!」とクイズにする
- 絵本の内容をおもちゃで再現
絵本を破るのも飽きるのも、成長の一部!ちょっとした工夫で、絵本の時間がもっと楽しくなります。
「うちの子は絵本を読まない…」と悩んでいる方も、ぜひ試してみてくださいね。
図書館の本を破ってしまったら?
① まずは落ち着いて確認
📖 どのページがどんなふうに破れたかチェック
📷 念のため、写真を撮っておくと安心
② 自分で直さず、そのまま図書館へ
❌ セロハンテープなどで修理しないでOK
📚 そのままの状態で持っていきましょう
③ 正直に伝える
💬「子どもが破ってしまって…」と素直に相談を
📌 修理してもらえることもあります
💰 状態によっては弁償になる場合も
④ 今後の工夫を
👀 読むときは目の届くところで
📕 丈夫な絵本や厚紙タイプを選ぶ
💖「本は大事にしようね」と優しく声かけ
📝 破りたい気持ちは、いらない紙で発散させても◎
📚 図書館の本はみんなのもの。丁寧に対応すれば大丈夫です😊
1歳~1歳半向けの絵本選びチェックリスト📖✨
✅ 厚紙タイプ(ボードブック)で丈夫なもの(破れにくく、めくりやすい)
✅ シンプルで大きなイラスト(はっきりした色使いが◎)
✅ 短い文章・繰り返しのフレーズがある(リズムが楽しい)
✅ 身近なものが登場する(動物・食べ物・乗り物など)
✅ 触って遊べるしかけ付きも◎(めくる、押す、引っ張るなど)
✅ 擬音語・擬態語が多い(「ぽんぽん」「にゃーにゃー」など)
✅ 子どもが自分でめくりやすいサイズ感
✅ 読みながら体を動かせるものもおすすめ(まねっこ遊びできる内容)
💡 迷ったらコレ!おすすめ絵本
📕 『だるまさんシリーズ』 かがくいひろし(ユーモラスな動きが楽しい!)
📘 『じゃあじゃあびりびり』 まついのりこ(音の響きが面白い)
📗 『いないいないばあ』 松谷みよ子(赤ちゃんの大好きな遊び)
📙 『もこもこもこ』 谷川俊太郎(不思議な擬音語が魅力)
このチェックリストを使えば、お子さんにピッタリの絵本が見つかりますよ♪😊✨
次の年齢(2歳)の絵本特集もぜひご覧ください。
このブログ記事は、1歳~1歳半の子どもの自主性と好奇心を伸ばすための絵本選びと、効果的な読み聞かせ方法について詳しく解説しています。
1歳~1歳半の子育て・気になることランキング
👑 第1位:1歳の誕生日(記念撮影・一升餅・選び取り)
✅ 記念写真はどこで撮る?(スタジオ or 自宅で撮影アイデア)
✅ 一升餅はどうやってお祝いする?(リュックに入れる・踏むなど地域による違い)
✅ 選び取りのアイテムは何を準備する?(手作り or 買う?)
✅ バースデープレートや飾り付けのアイデア
✅ケーキスマッシュのケーキの作り方
🥈 第2位:1歳半健診(発達チェックと不安)
✅ 言葉がまだ出ないけど大丈夫?
✅ 指さししないけど発達遅れ?
✅ 歩くのが遅い・転びやすいのは問題?
✅ 虫歯予防・歯みがき指導
🥉 第3位:離乳食卒業・幼児食への移行
✅ いつから幼児食に移行する?
✅ フォローアップミルクは必要?
✅ 手づかみ食べのコツ(食べ散らかし対策)
✅ 好き嫌いが出てきた!どう対応する?
🏅 第4位:予防接種(1歳以降に受けるもの)
✅ 麻しん風しん(MR)、水ぼうそう、おたふくかぜ(任意)
✅ ヒブ・肺炎球菌の追加接種、日本脳炎(地域による)
✅ 副反応が気になる…どんな症状が出る?
🏅 第5位:卒乳・夜泣き・睡眠トラブル
✅ 卒乳のタイミングは?自然卒乳 vs 断乳
✅ 夜泣きが続く…どう対応する?
✅ お昼寝の時間が減ってきたけど問題ない?
🏅 第6位:おもちゃ・絵本選び
✅ 指さし・言葉の発達を促す絵本
✅ めくる・押す・音が出る仕掛け絵本
✅ 知育玩具はどんなものがいい?
🏅 第7位:トイレトレーニング開始のタイミング
✅ 1歳半から始める人もいる?
✅ おまる vs 補助便座、どっちがいい?
✅ トイレのサインはいつから?
🏅 第8位:イヤイヤ期(第一次反抗期)の始まり
✅ 1歳半からイヤイヤ期が始まる子も!
✅ 着替え・食事・おむつ替えを嫌がる…対処法は?
✅ 怒りすぎずに対応するコツ
🏅 第9位:外遊び・公園デビュー
✅ いつから外遊びを本格的に始める?
✅ 靴選びのポイント(歩きやすい靴は?)
✅ 公園でのルールや注意点
🏅 第10位:兄弟・姉妹がいる場合の関わり方
✅ 上の子が赤ちゃん返りすることも…どう対応する?
✅ 兄弟げんかの始まり?おもちゃの取り合い
✅ 上の子とどう過ごす時間を作る?
1歳~1歳半の時期は、 成長の節目 となるイベントや悩みがたくさん!みなさん同じようなことで悩んでいることがわかります。イベント盛りだくさんで慌ただしいですが、ご自身もうまく息抜きしながらお子さんのかわいさを目に焼き付けていってください♪
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一緒に読み聞かせの楽しさを広げていきましょう📖✨
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