
~子どもの豊かな想像力を伸ばすヒント~
子どもの絵を見て、「あれ?この生き物なに?」「宇宙人かな?怪獣かな?」とびっくりしたことはありませんか?
家族やお友だちとは違う、不思議な生き物や宇宙人が登場すると、ちょっと心配になったり驚いたりしますよね。でも、実はそれ、子どもの“ワクワクする気持ち”や“誰かに助けてほしい気持ち”が現れているのかもしれません。
この記事では、専門家の意見や研究データをもとに
🔹子どもが不思議な生き物を描く理由
🔹その背景にある気持ち
🔹親としてできる関わり方
を、わかりやすくお伝えします。
1. なぜ子どもは宇宙人や怪獣を描くの?
1-1. 守ってほしい気持ちの表れ
強いキャラクターを描くのは「助けてほしい」という気持ちかも
- 守られたい気持ち
怪獣や宇宙人など、強そうな存在を描くのは、「力を貸してほしい」「守ってほしい」という思いの表れかもしれません。 - 言えない気持ちの代わり
日常で感じた不安や悩みを、絵の中のキャラクターに託している可能性もあります。

1-2. 知らない世界へのワクワク感
宇宙・恐竜・深海…未知のものへの好奇心!
- 「もっと知りたい!」が形に
宇宙や深海など、未知の世界が好きな子は、現実にはいない生き物を想像することが多いです。 - 自由な自己表現
「普通の友達じゃなくて、宇宙人がいい!」という発想は、子どもの自由な心を象徴しています。

子どもの興味を広げるために、宇宙や動物、神話など、関連するテーマの図鑑や絵本を一緒に読んでみるのも良いですね♪
子どもは好奇心旺盛。大人がうまく質問すると、想像がどんどん広がります。
🌙 実例:「月って食べられる?」から広がったストーリー
我が家では、ある日「月の形がおいしそうだね!」と話したら、
「もし食べたら減っていくのかな?」
「どうして月って形が変わるんだろう?」そんなやりとりをしているうちに、子どもが自分で調べてくるようになりました。このように、子どもの「なんで?」を一緒に楽しみながら考えることで、想像力だけでなく、知的好奇心も育ちます。
🔗うちの子、絵がうまいかも?夢中になる理由と才能を伸ばすコツ – itti-blog
2. 子どもの想像力を伸ばす3つの方法
2-1. 「否定しない」ことで表現力が伸びる!
子どもが描いた絵や作ったものに対して、つい大人は「何これ?」と聞いてしまいがちです。しかし、子どもの想像力を伸ばすためには、否定せずに受け止めることが大切です。
❌「なんでこんなの描いたの?」
✅「この怪獣、どんな力があるの?」
「これは何?」ではなく、「どんな特徴があるの?」や「どんな名前?」など、子どもが考えを広げられるような質問をしてあげると、さらに創造力が豊かになります。
2-2. 創作しやすい環境をつくる
子どもが自由に創作できる環境を整えることも重要です。創造力は「いつでも、すぐに」表現できる環境があると伸びやすくなります。
例えば、
- 画用紙やクレヨンをすぐに取り出せる場所に置く
- 空き箱や包装紙など、工作に使えそうな素材をストックしておく
- 子どもがアイデアを思いついたときに、すぐに形にできるようにする
こうした工夫をすることで、子どもは自然と創作活動に夢中になれます。
2-3. 質問してストーリーを広げる
子どもの創作物には、必ず何かしらの「ストーリー」があります。それを広げるために、大人が質問を投げかけてあげましょう。
例えば、子どもが宇宙人を描いたときには、
- 「この宇宙人はどこに住んでるの?」
- 「何を食べるの?」
- 「どんなお友達がいるの?」
など、物語が発展するような質問をすると、子どもはどんどん想像を膨らませてくれます。こうしたやり取りを重ねることで、想像力だけでなく、表現力や言葉の力も育まれます。
🔗紫や青ばかり使う子どもは何を考えているの?色から探る気持ちのヒント –
3. 想像力を伸ばす習い事ランキング!
習い事 | 内容 | 期待できる効果 |
---|---|---|
アート(絵画・造形) | 絵や工作で自由に表現 | 創造力UP、自己肯定感UP |
物語作り・作文 | ストーリーを考えて書く | 想像力・言語力UP |
プログラミング | キャラクターやゲーム作り | 論理的思考+創造力UP |
演劇・ダンス | 体を使って感情表現 | 自己表現力UP、自信UP |

4. 実際にやってみよう!親ができるサポート
✅ 作品を飾る → 冷蔵庫や壁に貼ると、子どもは「認められてる」と感じる
✅ 興味を広げる → 宇宙や恐竜の図鑑・絵本を一緒に読む
✅ 実体験を増やす → 博物館や科学館に行ってワクワク感UP
📚 おすすめ絵本
タイトル | 著者 | 特徴 |
---|---|---|
そらの100かいだてのいえ | いわいとしお | 宇宙に登っていく楽しい物語 |
うちゅうたまご | やぎたみこ | 宇宙からきた不思議なたまご |
おまえうまそうだな | 宮西達也 | 肉食恐竜と草食恐竜の感動ストーリー |

描いた絵を家の壁や冷蔵庫に飾ると、子どもは「自分の絵が認められている」と感じるそうです。

✅ 子どもが「想像の世界」に入りやすいサイン
- 怪獣や宇宙人の絵をよく描く
- よく「なんで?」「もし○○だったら?」と質問してくる
- お話を自分で作って話してくれる
- 同じキャラクターを繰り返し描く・演じる
- 空想の友達がいる(またはいた)
→「3つ以上あてはまったら、想像力がぐんぐん伸びているサインかも!」
🧠 よくある質問(Q&A)
Q. 宇宙人の絵ばかり描いているけど、大丈夫? A. 大丈夫です!宇宙や未知の世界に関心がある、想像力豊かなサインです。むしろ、その興味を広げてあげるチャンスです。
Q. ちょっと怖そうな怪獣を描くのが心配… A. 「怖い=悪い」ではありません。自分の中の不安を整理していたり、「守ってくれる存在」として描いている可能性もあります。
まとめ
子どもが「怪獣」や「宇宙人」を描くのは、豊かな想像力や好奇心の証。
- 怪獣や宇宙人を描くのは「守ってほしい気持ち」や「未知の世界へのワクワク感」
- 親は「否定しない」「質問で広げる」「作品を飾る」ことで想像力を伸ばせる
- アートや演劇などの習い事もおすすめ!
- 宇宙・恐竜の絵本や博物館で実体験を増やすと効果的
これらを意識するだけで、子どもはのびのびと自分の世界を広げていきます。
ぜひ、お子さんの描く「不思議な友達」と一緒に、楽しい親子の時間を過ごしてくださいね。
🚀 「うちの子の想像力をもっと伸ばしたい!」と思ったら、まずは今日の作品について話してみてくださいね♪
📌 今すぐできる!子どもの想像力を伸ばす3ステップ
✅ 「どんなお話?」と作品について話す
✅ 宇宙や恐竜の本を一緒に読む
✅ 作品を壁に飾ってあげる
🔗子どもの絵をアート作品の保存方法とおしゃれな飾り方。フレームからライトまで – itti-blog
🚀 宇宙に関するおもしろい絵本 🌍
タイトル | 著者 | 特徴 |
---|---|---|
そらの100かいだてのいえ | いわいとしお | 100階建ての家を登りながら宇宙へ! |
うちゅうたまご | やぎたみこ | 宇宙からきた不思議なたまごの物語 |
おつきさまこんばんは | 林明子 | 優しいおつきさまの夜のお話 |
はじめての うちゅうえほん | かこさとし | 宇宙の基本が楽しく学べる絵本 |
ほしじいたけ ほしばあたけ | 石川基子 | 星の形をしたキノコが宇宙へ旅立つお話 |
📢 子どものクリエイティブな才能を伸ばすヒントをもっと知りたい方へ!
🔗「子どもがずっと同じものを描くのはなぜ?」
🔗「子どもの絵に隠されたサインとは?発達・感情・才能の見分け方を読む」
🔗 「子どもの創造力を伸ばす5つの方法」
🔗 「得意を伸ばす親の接し方」
🔗「絵がうまくなる秘訣は自由な造形活動!おうちでできる簡単アイディア5選」
📢 関連記事:絵でわかる子どもの心理シリーズ ①~⑦
🔗絵でわかる子どもの心理シリーズ⑤「ペットが主役!」
🔗絵でわかる子どもの心理シリーズ⑥「手が異常に大きい!」

次に読むべき記事
子どもから次々と出てくる「なぜ?」「どうして?」の嵐に、つい疲れてしまうことはありませんか?>>>


「叱らなきゃ」と思い込む必要がなくなり、親も心に余裕が生まれる共感育児>>>
おえかき お母さんの絵 お母さんの絵が笑っていない お母さんの絵怖い お父さんの絵 お絵かきワーク お絵描き お絵描きの心理 くれよん イラスト クレヨン クレヨンはみ出す パパの絵 創造力 友達が小さい 友達の絵が小さい 同じ絵を描く 子どものアート 子どものサイン 子どもの世界 子どもの工作 子どもの才能 子どもの気持ち 子どもの絵 子育て 工作 工作嫌い 工作苦手 想像力 正解がない遊び 残酷な絵 筆圧 筆圧が弱い 筆圧が強い 絵 絵でわかる 絵でわかる子どもの心理 育児 自己肯定感 色塗り 色鉛筆 造形 黒い絵 黒く塗りつぶされた絵 黒く塗りつぶす心理
itti-blogをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。