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完璧じゃなくていい!泣いて怒って育つ子どもの“心”に寄り添うヒント
「ちゃんとしなきゃ」で育児がしんどくなる前に。
朝ごはんのパンが焦げただけで「ごめん…」って落ち込んだり、
子どもが泣いたとき、「ああ、また私の対応が悪かったかな」って自分を責めたり。
ねえ、それってちょっと真面目すぎませんか?
……いや、分かりますよ。わたしもかつて、「育児=反省会」みたいな日々を送ってました。
でもね。最近ふと思ったんです。
子どもって、完璧な親を求めてないんじゃないか?
それより“自分の気持ちに気づいてくれる人”がそばにいてくれたら、
それで充分なんじゃないか?って。
そんな視点で子育てを眺めてみたら、
なんだか少し気が楽になって、子どもの気持ちも前より見えるようになってきたんです。
今回はそんな「完璧じゃなくていい育児」のお話を、
肩の力を抜いて読める感じでお届けします。
リラックスして、どうぞ続きを読んでみてくださいね。
完璧じゃなくて大丈夫。むしろ、ちょっと抜けてるくらいがちょうどいい
「育児に正解なんてない」とはよく言いますが、実際のところ、
夜ごはんのメニューからお昼寝のタイミングまで、親はなんでも“こうあるべき”を遂行しがちです。
でもね、あえて言わせてもらいます。
もうちょっと雑でもいいんじゃない?
たとえば、朝ごはんが冷凍うどんの日があってもいいし、(うどん優秀よ!)

子どもが泣いたら「そうか〜泣きたくなる日もあるよね」って、
お茶でもすすりながら見守ってるだけでもいい。
子どもにとって大事なのって、「正しい親」より「感じてくれる親」なんです。
泣いてるときに「泣かないの!」じゃなくて、「悲しかったね」「悔しかったんだね」って気持ちを言葉にしてもらえると、
子どもってちょっと安心するものなんですよね。
「なんで泣いてるの?」って思ったら、ちょっとだけ心の声を想像してみる
泣いてる理由が分からないときって、ありますよね。
服が気に入らない?
おやつの量?
それとも、さっきの私のあの言い方?(←ちょっと気にしてる)
でも実は、子どもが泣いてるときの本音って、
「見ててほしい」とか「わかってほしい」とか、すごくシンプルだったりします。
たとえば…
- 「ママが先に赤ちゃんのお世話してた」→(=ちょっと寂しかった)
- 「積み木が崩れた」→(=悔しくてイライラしてる)
- 「なんか知らんけどご機嫌ナナメ」→(=寝不足と気温のせい)
こんなふうに、“言葉になっていない気持ち”を想像してあげるだけで、
子どもの安心感はずいぶん違うんです。
🔗「年齢別 絵本の選び方とおすすめ本【言葉・感情・想像力を育てる】」
◆ そもそも、子どもが「泣く・怒る」って悪いこと?
「また泣いてる…」「そんなことで怒る?」
正直、毎日こんなやりとりの繰り返しで、こっちが泣きたくなる日もありますよね。
でも実は、子どもが感情を爆発させるのは、“心のトレーニング中”だからなんです。
生まれて数年。まだ言葉もうまく操れない彼らは、
「怒ったぞ!」「くやしいぞ!」「なんかモヤモヤするぞー!」って気持ちを、
表情と涙と叫びで、全力表現しているわけです。
ある保育園での出来事。おやつの時間に、スプーンが他の子とちがっただけで号泣した男の子。
「こっちのスプーンもかっこいいよ〜」と何度言っても、涙は止まらない。
でも、そのあとでポツリと「これ、ママがいつも使ってるスプーンとちがう…」と。
――そっか、それで泣いてたんだね。
子どもの涙の理由は、“わがまま”じゃなくて“つながり”だったりします。
◆ 「素直ないい子」って、本当に理想?
「いい子にしててね」は、つい口から出てしまう魔法のフレーズ。
でも、“いい子”って何でしょう?
・静かに座っていられる子?
・言うことをすぐ聞く子?
・泣いたり怒ったりしない子?
実は、“いい子に見える子”が本当に心地よく過ごせているとは限りません。
保育園では、じっと静かにしてる子にこそ、よく目を配ります。
自分の気持ちを出せないで、我慢してることがあるからです。
逆に、毎日「やだー!」「こっちがいいー!」と主張しまくる子は、
ちゃんと自分を信じて、“外に出せる力”を育てている最中だったりします。
親としては大変です。そりゃあね、スーパーで寝転ばれた日には白目むきます。
でも、それでも大丈夫。泣いたり怒ったりできる子は、ちゃんと成長しています。
◆ 親ができるのは「整えること」と「寄り添うこと」
じゃあ、どう関わったらいいの?
いつも優しく、仏のように寄り添えばいいの?
いえいえ。無理です、そんなの。
大切なのは、「子どもが落ち着く環境を整えること」と「感情に名前をつけてあげること」。
たとえば、
「イヤだったんだね」
「がんばってたのに、うまくいかなくて悔しかったね」
というように、子ども自身がまだ整理しきれていない感情に、言葉を添えてあげる。
これだけで、子どもは「わかってもらえた」と感じて、少し落ち着きます。
泣き止まなくてもいい。怒りがすぐ収まらなくてもいい。
“気持ちに気づいてくれた”体験が、心の根っこにしっかり残るんです。
◆ 「感情のふり幅」がある子は、やさしく育つ
感情をしっかり出せる子は、大きくなったときに“人の気持ち”にも敏感になります。
「悲しいって、こういうことだよね」
「悔しいって、わかるよ」
自分の気持ちを経験しているからこそ、他人の気持ちにも寄り添える。
そのベースは、小さな頃の泣いたり怒ったりの経験から始まっているんです。
大人だって、いつもニコニコなんてしていませんよね。
子どもに「いつもいい子でいてね」なんて、なかなかの無茶ぶりです(笑)
だからこそ、泣いてもいい。怒ってもいい。
それを「ダメなこと」と思わずに、「育ってるな〜」と見てあげられることが、最大のサポートになるんです。
「いいお母さん」より、「今のあなたが好き」と伝える人でいたい
完璧じゃない日も、子どもはちゃんと見ています。
とくに、うっかり忘れた遠足のおやつとか、洗濯カゴに放置されたお気に入りの靴下とか…そういうの、しっかり覚えてますよね(涙)
でも同じくらい、
ママやパパがちょっと笑ってくれたこと、
名前を呼んでハグしてくれたことも、
子どもってちゃんと覚えています。

子育てに必要なのは「完璧な毎日」じゃなくて、
「大好きって思える瞬間」をちょっとずつ積み重ねること、かもしれません。
まとめ|“寄り添う”って、がんばらなくていいんです
「子どもに寄り添う」って、
特別なスキルがいることじゃありません。
むしろ、自分の余裕がゼロの日は、ムリに寄り添わないほうが平和だったりもします。
でも、心のどこかでいつもこう思っていられたらいいなって、私は思います。
「あなたがどんな気持ちでも、私は味方だよ」って。
それだけで、子どもは自分の気持ちに自信を持てるし、
親も「ちゃんとしなきゃ」の呪いから、少しずつ自由になれるんじゃないでしょうか。
☕ おまけの一言
ちなみに私は、今日子どもに「ママ、さっきの顔こわかったよ」と言われました。
寄り添う育児、道のりはまだまだ長いです。笑
寄り添うって“すごいこと”じゃなくて、“ふつうのこと”でいい
「寄り添う」って言葉、なんだかキラキラしすぎてて、
「そんな余裕、今ないんですけど!?」ってツッコミたくなる日もありますよね。
でも、寄り添うって何も、
- 子どもが泣いた瞬間に、菩薩のように抱きしめる
- イライラせず、常にニコニコ対応する
…そんなスーパーママでいることじゃないんです。
たとえば、
- ごはん食べながら「今日どんなことあった?」と聞いてみる
- 一緒に絵本を読んでるときに、ちょっと笑い合う
- 「その気持ち、ママはわかってるよ」とポツリと伝える
そんな“ささやかな場面”が、ちゃんと寄り添いになってる。
むしろ、そのほうが子どもにとっては自然で、あたたかくて、心に残ります。
子どもは「分かってくれる人」に出会えたら、すごく強くなる
人って誰だって、「分かってもらえる」って感覚があるだけで、前に進めます。
子どもだって同じです。
たとえば…
- 失敗したときに「なにやってんの!」じゃなくて、「あ〜悔しかったね〜」
- ぐずったときに「も〜なんなのよ〜」じゃなくて、「そっか、ちょっと嫌だったね」
言い方ひとつで、子どもの心の中は“通じた”という実感で満たされていきます。
そしてその実感が、あとからじわじわと「自己肯定感」という形で育っていくんです。
しかもすごいのは、こっちが少し寄り添うだけで、子どもも自然と人に優しくなっていくってところ。
これ、科学じゃなくて体感としてあるあるです。
(しかも、「ママも疲れてるの?」とか言われると泣けるやつ…)
親だって“完璧じゃない日”を許されていい
子どものために、と思ってがんばってる毎日。
だけど「私、こんなことで怒っちゃってダメだったなぁ」って、夜にひとり反省会しちゃう日もありますよね。
でも、大丈夫。
親だって失敗するし、疲れるし、たまにはカップ麺のお世話になる日だってある。
だからせめて、自分にもこう言ってあげましょう。
「今日もよくやった。お風呂に入れただけでも偉い。」
「牛乳こぼされたのに怒鳴らなかった、拍手。」
完璧じゃない自分を少しずつ許せたとき、
不思議と子どものことも、よりまるっと受けとめられるようになるんです。
✅まとめ:子育ては“うまくやる”より“心を通わせる”ことが大切
子育てって、思ったより正解がなくて、
思ったより毎日バタバタで、
思ったより、愛おしい瞬間がたくさんあります。
完璧にやる必要なんてありません。
むしろ、「今日も何とかやりきった」その気持ちの方が、ずっと大事。
子どもが欲しいのは「正しい答え」じゃなくて、
「あなたが私の気持ちを分かろうとしてくれること」だったりします。
寄り添うって、きっとそういうこと。
無理にがんばらなくていい、でも“ちゃんと感じてくれる人”になれたら最高。
そんなふうに思えるきっかけになればうれしいです。
🌸おわりに:それでも無理なときは…
最後にこれだけは伝えておきたいのですが、
「寄り添うとかムリ!今日はアイス食べて寝る!」
そんな日があっても、100点満点です。
人間だもの。ママも生きてますもの。
自分にやさしく。子どもにも、まぁまぁやさしく。
そんな毎日を重ねていけたら、きっと大丈夫◎
🔗 関連記事で、子どもの「心の育ち」をもっと深く知る
子どもの感情にどう寄り添えばいいのか、もっと知りたいあなたへ。
気になるテーマをまとめました。今日の気づきと一緒に、ぜひ読んでみてくださいね。
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📌次に読んでほしい記事はこちら:
🔗 子どもの言葉にできない感情を理解する8つのアプローチ
🔗 子どもに共感するための会話術
🔗完璧じゃなくていい!子どもの気持ちに寄り添うためのシンプルな心構え
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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