「最近、やたらと抱っこをせがむようになった…」
「前は一人で遊べていたのに、急にママにベッタリ！」
子どもが突然甘えん坊になると、「どうしたの？」と戸惑うこともありますよね
「成長の一環？それとも何か不安？」と気になる親御さんも多いはず。
今回は、子どもが急に甘えん坊になる理由と、適切な対応法について詳しく解説していきます
子どもが突然甘えん坊になるのはなぜ？
子どもが急に甘えたがる理由は、大きく分けて以下のようなものがあります。
成長の節目（ママ・パパとの絆を深める時期）
成長の過程で、子どもは親との関係を再確認しようとします。特に言葉や運動能力が発達する時期には、一時的に甘えが強くなることがあります。
環境の変化による不安（引っ越し・保育園・新しい兄弟）
環境が変わると、子どもは安心できる場所（＝親）に強く依存するようになります。例えば、保育園の入園、引っ越し、新しい兄弟が生まれるなど、大きな変化があったときに甘えん坊になることが多いです。
下の子が生まれたときの上の子への寄り添い
下の子が生まれると、どうしても赤ちゃん中心の生活になりがち。でも、そんなときこそ上の子の気持ちに寄り添うことが大切だと実感しました。
我が家では、下の子が生まれる前に少しでも育児が楽になるよう、ベビーベッドの位置を調整したり、宅食を手配したりと準備を進めていました。しかし、実際に産後を迎えると、義実家に1か月お世話になることに。その間、義母に下の子を見てもらい、私は上の子と一緒に動物園や公園に行く時間を作りました。感染症には気をつけつつも、こうした時間が私自身の息抜きにもなり、結果的にとてもよかったと感じています。
上の子は赤ちゃん返りすることなく、義母も孫と関われる時間を楽しんでくれたので、まさにウィンウィンな形に。産後はどうしても忙しくなりますが、周りのサポートを上手に活用しながら、上の子との時間を意識して作ることの大切さを改めて実感しました。
自分でめくりたい！1歳～1歳半の子どもが夢中になる絵本特集 – itti-blog
体調の変化や疲れ
風邪をひきそうなときや、睡眠不足のときなど、体調が万全でないときも甘えが強くなります。大人でも体調が悪いときは誰かに頼りたくなるのと同じですね。子どもが熱を出してから「あぁ、これだったのか・・・」と気づくことも。
ママ・パパの関心を引きたい
最近、兄弟に手がかかっている、仕事が忙しい、スマホを見る時間が増えた…など、親の注意が自分に向いていないと感じたとき、甘えて「ママ見て！」とアピールすることがあります。子どもとしっかり目を合わせる時間って大事だなと感じますね。
イヤイヤ期や自立心の揺れ動き
イヤイヤ期の子どもは、「自分でやりたい！」という気持ちと「でも、まだママに助けてもらいたい！」という気持ちの間で揺れ動きます。その結果、一時的に甘えが増えることがあります。どっちなんだい？と思うこともありますが(笑)
甘えさせすぎると自立が遅れる？適切な対応法
「甘える」って何だろう？
「甘える」という言葉、意外と難しいですよね。子どもが親に甘えるのは、愛情を確認し、安心感を得るための大切な行動。でも、どうしても「甘やかす」という意味に混同されがちです。
「甘える」と聞くと、「ルールを守らない」「マナーがなっていない」という印象を持つ人もいるかもしれません。でも、本来の「甘える」は、親子の信頼関係を深めるために必要なプロセスなのです。
しっかり甘えられた子どもは、自己肯定感が育ち、結果的に自立しやすいと言われています。大人でも、「この人なら頼れる」と思う人に心を許せることがありますよね。それと同じで、子どもにとって親は、無条件に安心できる存在であることが大切なのです。
甘えを受け止めることは、子どもの成長に必要なもの。しっかり甘えさせつつ、少しずつ自立を促していくのが理想的なのかもしれませんね。
子どもが突然甘えん坊になったら、
しっかり甘えさせてあげましょう
子どもが甘えたがるときは、「今は安心がほしいんだな」と受け止めてあげましょう。無理に突き放すと、逆に甘えが長引くことも。
「○○が終わったらね」と区切りをつける
「ずっと抱っこ」は難しいので、「じゃあ、お料理が終わったら抱っこしようね」など、タイミングを決めるとお互いにストレスが減ります。
スキンシップを増やす
忙しいときでも「ハグする時間」を作ったり、寝る前にぎゅっと抱きしめるだけでも安心感が増します。
子どもが一人でできたことをほめる
「今日は一人で遊べたね！すごいね！」と、小さな成長を認めてあげると、自立心が育ちやすくなります。
親自身もリラックスする
親が疲れていると、子どもも不安になり甘えが強くなります。意識的にリラックスする時間を作るのも大切です。
気にするべき？チェックリスト
突然、極端に甘えん坊になった？ 普段より泣くことが増えた？ 保育園や幼稚園での様子が変わった？（先生からの指摘など） 体調の変化はない？（風邪気味・睡眠不足など） 最近、家の環境が変わった？（引っ越し・兄弟の誕生など）
これらに当てはまる場合は、子どもが不安を感じているサインかもしれません。環境を見直しながら、安心できる時間を増やしてあげると良いですね
「子どもの塗り絵、はみ出しちゃうのはダメ？自由な表現の大切さ」
まとめ＆「他の謎行動も気になる？」
子どもが突然甘えん坊になるのは、成長の一環だったり、環境の変化に対応しようとしているサインだったりします。「甘えさせるとダメ」と思わずに、しっかり受け止めながら、少しずつ自立を促していきましょう。
子どもの気持ちを理解しながら、一緒に成長していきましょう
「こんな行動も気になる？」シリーズ記事 子どものやりがちな謎行動シリーズ①ティッシュをひたすら出し続けるのはなぜ？子どものやりがちな謎行動シリーズ②ドアを無限開け閉め子どものやりがちな謎行動シリーズ③おもちゃを並べるだけで遊ばないのはなぜ？子どものやりがちな謎行動シリーズ④突然、同じ言葉を繰り返し言うのはなぜ？
「うちの子もやってる！」と共感したら、ぜひシェアやコメントで教えてください！
年齢別おすすめ絵本ガイドはこちら
0歳から5歳までの絵本選び完全ガイド【発達に合わせたおすすめリスト付き】
絵本選びに迷ったらこちら！
年齢ごとの発達に合わせたおすすめ絵本とその特徴をわかりやすくまとめました。
「この年齢にはどんな絵本がいいの？」という疑問もすっきり解決！
tupera tuperaさんの人気作品もたっぷり紹介中です♪
「こんな行動も気になる？」シリーズ記事
「子どものやりがちな謎行動」シリーズを書いている理由 「うちの子もやってる！」と共感したら、ぜひシェアやコメントで教えてください！
ほかにも育児に役立つヒントが満載！絵だから直感的にわかる
『絵でわかる子どもの心理シリーズ』お母さんが一番大きく描かれるのはなぜ？
「絵でわかる子どもの心理」シリーズを書いている理由 
子どものアート活動に興味がある方へ！
「絵がうまい子の特徴と伸ばし方」や「自由な造形活動が絵の上達につながる理由」など、気になるテーマを詳しく解説！
また、発達段階ごとの絵の変化や、よく使う色からわかる子どもの性格についても紹介しています。
子どものクリエイティブな才能を伸ばしたい方へ！ 「子どもが同じものを描き続けるのはなぜ？」 「子どもの絵に隠されたサインとは？発達・感情・才能の見分け方」 「子どもの創造力を伸ばす5つの方法」 「得意を伸ばす親の関わり方」
お子さんの才能を引き出すヒントが満載！ ぜひチェックしてみてください
次に読むべき記事
「叱らなきゃ」と思い込む必要がなくなり、親も心に余裕が生まれる共感育児＞＞＞
おもちゃ おもちゃサブスク おもちゃ選び方 お母さんの絵 お絵描き お絵描きの心理 お食事エプロン くれよん イラスト クレヨン クレヨンはみ出す ケーキスマッシュ 創造力 同じ絵を描く 子どもと一緒 子どもと楽しむ 子どものアート 子どものサイン 子どもの世界 子どもの工作 子どもの心を落ち着かせる 子どもの心理 子どもの才能 子どもの残酷な絵 子どもの特徴 子どもの絵 子育て 工作 工作嫌い 工作苦手 想像力 正解がない遊び 気になるお絵描き 筆圧 筆圧が弱い 筆圧が強い 育児 育児グッズ 育児用品 色塗り 色鉛筆 赤ちゃんとのおでかけ 造形 離乳食 １歳おすすめおもちゃ
Share this content:
itti-blogをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
1 thought on “子どものやりがちな謎行動シリーズ⑦子どもが突然甘えん坊になる理由とは？”