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子どもの絵に隠された心理とは?「友達を小さく描く」理由を読み解く
「うちの子、家族の絵はよく描くのに、友達を小さく描くんです…」
そんな疑問を持ったことはありませんか?子どもの絵は、そのまま心の中を映し出す鏡のようなものです。特に「人物の大きさ」には、子どもがどのように他者との関係を感じているかが表れることがよくあります。今回は、子どもが友達を小さく描く心理について、元教諭の視点を交えて詳しく解説します。
なぜ、友達を小さく描くの?
子どもが友達を小さく描く理由にはいくつかの心理的背景があります。親としてはそのサインを読み取って、適切なサポートをしてあげることが大切です。
1. 友達との距離感を感じている
子どもは、大切な人や身近に感じる人を大きく描く傾向があります。逆に、友達を小さく描く場合、あまり親しくない、もしくは距離を感じていることが考えられます。これは、友達との関係性に対する「心の距離」を示していることが多いです。
🔗お母さんが一番大きい!?子どもの家族の絵でわかる心理とは – itti-blog
2. 不安や緊張感からくるもの
特に新しい環境に入ったばかりの時期、例えば幼稚園や保育園で、友達に対してどう接していいのかわからない不安や緊張を抱えている子どもは、友達を小さく描くことがあります。これは「仲良くしたいけれど、どうしていいかわからない」というサインかもしれません。
3. 自分に自信がない
自信がなく、他の子どもたちに対して「自分よりすごい」と感じている子どもは、無意識に友達を小さく描くことがあります。その一方で、自分を大きく描いている場合には「自分を強く見せたい」という気持ちが表れているかもしれません。
4. その時の気分や偶然
もちろん、ただその時の気分で小さく描いた場合もあります。気にしすぎる必要はありませんが、何度も同じような絵が続く場合は、心の中で何かが変わりつつあるサインかもしれません。
親ができることは?どんな対応が適切?
子どもが友達を小さく描いた時、親としてどんなサポートをすればよいのでしょうか?
まずは、友達に対して不安や緊張がある場合と自分より周りの子のほうがすごいと自信を無くしてしまっている場合の絵の見分け方を見てみましょう。
① 仲良くしたいけど、どう接すればいいのかわからないときの絵
➡ 「友達を小さく描く」けれど、関心があるサインがある
✅ 友達が近くにいる(自分のそばに描く)
✅ 友達に向かって手を伸ばしている or 話しかけるようなポーズ
✅ 友達に色を塗っている(黒ではなく明るい色)
✅ 友達の表情が描かれている(細かく表現しようとする)
💡 「興味はあるけど距離感がつかめていない」状態。親としては、お友達との関わりを少しずつサポートしてあげるのが◎
② 自分より周りの子のほうがすごいと感じているときの絵
➡ 「友達を小さく描く」+「自分を小さく描く or 存在感を薄くする」
✅ 自分も小さく描く(全体的に控えめな絵になる)
✅ 自分の顔が無表情 or あまり描き込まれていない
✅ 友達のほうが細かく描かれている(「すごい」と思っている)
✅ 黒っぽい色を多用している
✅ 自分が隅のほうに描かれる
💡 「自己肯定感が下がっている」サインの可能性。まずは子どもの良いところをしっかり認めてあげることが大切!🔗子どものお絵かき診断!うちの子はどんなタイプ? – itti-blog
親の対応
1. 不安や緊張を感じている場合
「友達とどう接していいのかわからない」と感じている子どもには、少しずつ友達との関わりをサポートしてあげることが大切です。例えば、以下のような声かけが効果的です。
- 「〇〇くんとは、どんな遊びが好きなのかな?」
- 「今度、一緒に遊んでみたらどうかな?」
また、遊ぶ機会を増やし、友達と一緒に過ごす時間を増やすことも重要です。小さな一歩が、子どもに自信を与えるかもしれません。
2. 自分に自信がない場合
もし「自分より周りの子のほうがすごい」と感じている場合、自己肯定感を育むための声かけが効果的です。以下のような言葉をかけて、子どもの良さを引き出してあげましょう。
- 「〇〇ちゃんの絵、すごく上手だね!」
- 「ママは〇〇ちゃんのこういうところが大好きだよ!」
子どもが自分に自信を持てるように、小さな成功体験を積ませることも大切です。得意なことを見つけ、一緒に取り組むことが自信につながります。
絵を通じて子どもの気持ちを理解する
子どもの描く絵には、その時々の気持ちが表れています。もし、「友達を小さく描いているな」と感じたら、焦らず、まずは子どもの心のサインに耳を傾けてみましょう。絵を通じて、子どもの気持ちを理解し、安心できる環境を提供してあげることが、育児においてとても大切なことです。
まとめ
子どもが友達を小さく描く理由は、様々な心理的要素が絡んでいます。これが一時的なものであることもありますが、気になる場合は、子どもの心に寄り添う声かけを心掛け、少しずつサポートしていくことが大切です。
チェックリスト:こんなときは気にしてみよう!
✅ いつも家族は大きいのに、友達だけ極端に小さい
✅ 友達を描くのを嫌がる
✅ 幼稚園や学校で「友達と遊びたくない」と言う
✅ 元気がなく、話しかけても反応が薄い
1回だけの絵なら気にしすぎる必要はありませんが、「友達の絵を描かない」「極端に小さい」などが続く場合は、気持ちに変化があるかも?
子どもは、言葉よりも行動や絵で気持ちを表すことが多いもの。絵を通じて心のサインを受け取ってあげられるといいですね😊
🔗兄弟の絵が全然違うのはなぜ?性格や心理がわかる絵の特徴 – itti-blog
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友達の大きさ以外にも:「うちの子の絵、どう読み取ればいい?」
✅ 人の大きさや順番が特徴的?(一番大きいのは誰?パパがいない?)
✅ 色の使い方に偏りがある?(黒ばかり?赤が多い?)
✅ 背景や細かい部分まで描いている?(家に窓がない?空を描かない?)
✅ いつも同じ構図で描く?(同じ場面・同じ人だけ?)
✅ 塗りつぶしや強い線が目立つ?(力強い筆圧?黒く塗りつぶしている?)
→ 1つでも気になったら、子どもの気持ちを探るヒントになるかも!
「なんでこの絵を描いたの?」と聞いてみると、意外な本音が出てくることも♪
✏️ 子どもの絵でわかる心理シリーズ





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