
発達心理学から考える “子どもの表現”と親の関わり方 😊🎨
「うちの子、全然絵を描かないけど…大丈夫なの?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
実は、絵を描かない子にもちゃんと理由があるんです。そしてその子にはその子なりの、輝く才能や表現の方法があることも多いんですよ。✨
今回は、発達心理学の視点から「お絵描きが苦手な子」に寄り添ったサポート方法をご紹介します。
「好きにさせたいけど、どうしたらいいの?」そんなお悩みのヒントになる内容です😊
1|絵を描かないのは“その子らしさ”かも?
➤「みんなが好きなこと=うちの子も好き」じゃない!
子どもの世界は本当に多様です。
✅ じっくり観察してから行動するタイプ
✅ 身体を動かすのが大好きなアクティブタイプ
✅ 言葉や音楽に敏感なタイプ
「絵を描くこと」が好きな子もいれば、「違うこと」で表現したい子もいます。
これは立派な“個性”なんです✨
【発達心理学のポイント】
ケネディ教授は、「子どもはそれぞれ異なる方法で自己表現する」と指摘しています。
つまり、絵を描くことが得意でない子も、音楽や身体表現、言葉で“心”を表しているのです。
2|絵が苦手でも「創造性」は育つ!
➤ 絵以外に才能が光る場面、たくさんあります🌟
- 音楽やリズム感が抜群🎵
- お話を考えるのが好き📚
- ブロックやパズルに夢中🧩
これらはすべて“創造的な活動”です!
ガードナー博士の「多重知能理論」によれば、
「知能はひとつじゃない。音楽的、身体的、空間的など、さまざまな形がある」
絵が苦手でも、「創造的じゃない」なんてことは絶対にありません!
🔗 関連記事:「子どもの発達が気になる… どんなサインに注意?」
3|親ができる“やさしいサポート”とは?
➤ 無理に描かせないことが一番の近道😊
まずは「できること」より、「楽しい!」を大切に✨
🔸 無理に描かせない
🔸 興味を持っていることを伸ばす
🔸 絵以外の表現方法もOKにする
たとえば…
- 「一緒にちょっと描いてみる?」と軽く声かけ
- おしゃれな画集やイラスト本を見せてみる
- 粘土・工作など他の創作体験も◎
【具体的な接し方】
子どものアート作品のほめ方
ほめるポイント | 具体的なほめ方 |
---|---|
色や形をほめる | 「この青の使い方、すごくきれいだね!」 「丸の描き方がとてもおもしろいね!」 |
アイデアや工夫をほめる | 「ここに星を描いたんだね!夜空みたいでステキ!」 「お花の形がユニークだね。どんなふうに考えたの?」 |
描く過程や努力をほめる | 「細かいところまでていねいに描いてるね!」 「たくさんの色を試してるね。色選びを工夫したのが伝わるよ!」 |
感情や雰囲気をほめる | 「なんだか楽しい気持ちになる絵だね!」 「この色合い、すごくやさしい感じがするね!」 |
「うまい・かわいい」以外の表現を使う | ❌「上手だね!」→⭕「線がのびのびしてて、元気な感じがするね!」 |
子どもの様子 | サポート方法 |
---|---|
自信がない | 小さな成功をたくさん褒める🎉 |
感覚が敏感 | 色や素材を選ばせてあげる🎨 |
他の子と比べてしまう | 「あなただけの表現が素敵」と伝える🌼 |
4|子どもが「やってみたい!」と思える環境づくり
➤ 自己決定理論(SDT)を活かそう✨
「自分で選んで動ける」って、子どもにとって大きな自信になります。
🔹 「やってみたい」と思える場面をつくる
🔹 「一緒に楽しむ」スタンスで関わる
🔹 小さな“できた!”体験を積み重ねる
親がそっと手を差し伸べることで、子どもは自分のペースで表現を楽しめるようになります😊
🔗「お母さんが一番大きい!?子どもの家族の絵でわかる心理とは」

5|もしかして発達のサイン?と思ったら
絵を描かない=問題、ではありません。
でも、以下のようなサインがあれば、一度相談してみるのも安心です🍀
✅ 何に対しても興味を示さない
✅ 指先を使うことを極端に嫌がる
✅ 言葉や感情表現が極端に少ない
心配しすぎず、まずは様子を見ながら一歩ずつ。
不安なときは、専門家のサポートを頼ってOKです😊
まとめ|「苦手」じゃなくて「好きが違うだけ」😊
お絵描きが苦手な子も、自分らしい表現方法を見つけることが大切です。
絵を描くことだけが“表現”じゃないからこそ、親としてできることは…
✨ 無理に描かせない
✨ 興味を持っていることに寄り添う
✨ 子ども自身が「楽しい!」と思える体験を増やす
子どもが安心して、自分の“好き”を見つけられるように。
焦らず、見守りながら、いろんな可能性に触れさせてあげましょう🍀
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