わが家のアート好き兄弟エピソードから見る「表現力の育て方」
「うちの子、絵はあまり得意じゃなくて…」そんな風に感じている方も多いかもしれません。でも、子どもにとっての“アート”って、必ずしも上手に描くことではないんですよね。
今回は、私の子どもたちの工作やごっこ遊びから見えてきた、「表現する力の育ち方」について、ほっこりエピソードと一緒にお届けします。
🛠 段ボールが宝物!マイクラ武器づくりに夢中な弟くん
うちの下の子は、小さい頃から工作が大好き。
特に最近ハマっているのは、マインクラフトの世界を段ボールで再現すること!
ゲームに出てくる剣やつるはし、道具を本当にそっくりに作ってしまうんです。段ボールを見つけると「これちょうだい!」と目をキラキラさせて、せっせと制作に励む姿に、こちらも感心しきり。
やっぱり男の子って、「大きなもの」「カッコいいもの」を作るのが楽しいのかもしれませんね。完成した作品を見せてくれるときの得意げな顔がまた可愛くて…(笑)
うちの子、パジャマもマイクラ♪
🐱 ちょっと変わった遊び?捨て猫ごっこにハマるお兄ちゃん
一方で、工作がそこまで好きじゃないお兄ちゃんは、ダンボールで“捨て猫ごっこ”をよくしています。
ダンボールの中でスマホでYouTubeを見る。
これがまたユニークで…なんと自分で「拾ってください!」と書いた札を作って、それを胸に貼って段ボールに入るんです(笑)
拾いに行くと、「今これ見てるから~」って。
その名札の字がまた、とっても綺麗で。「字を書くのが得意」っていう、お兄ちゃんならではの“表現”があって、「これも一つのアートなんだなぁ」と、しみじみ感じることも。
🌈 アートに正解はない。「その子らしさ」が育つ時間
マインクラフトの道具づくりも、捨て猫ごっこも、どちらも「その子らしい表現」のかたち。
大事なのは、“うまく描くこと”よりも、「作ってみたい!」「表現したい!」っていう気持ちを自由に楽しむこと。
絵でも工作でも字でも、子どもが自分の中にあるイメージを形にしてみる体験が、やがて「表現力」や「創造力」として花開いていくんだな、と日々感じます。
🏡 おうちでできる表現あそび、始めてみませんか?

もし「うちの子、絵が苦手かも…」と感じているなら、ぜひ“自由なアート遊び”から始めてみてください。
ちぎり絵、フィンガーペイント、線だけお絵描き…ほんのちょっとの工夫で、子どもの目がキラッと輝く瞬間が見られますよ。
そして何より、親にとっても楽しい!
一緒に笑ったり、驚いたり、感心したり…アートは、親子で「今このとき」を味わえる、すてきな時間です。

発達段階ごとの造形遊びのポイントも知っておこう
1~3歳:指先を使った遊び中心
この時期の子どもは、まだ道具を上手に使うのが難しいため、「手で直接楽しむ」造形遊びがぴったり!
🖐 おすすめの遊び
- フィンガーペインティング:指で絵の具を広げ、色の変化を楽しむ
- スタンプ遊び:野菜やスポンジを使ってポンポン押す
- ちぎり絵:カラフルな紙をちぎって貼り付ける
👀 ポイント
- 完成度より「触る・動かす・試す」ことを楽しむ
- 失敗を気にせず、自由に表現できる環境を作る
4~6歳:ハサミやのりを使った細かい作業に挑戦
手先の器用さが増し、ハサミやのりを使った工作ができるように!
✂️ おすすめの遊び
- 折り紙+切り絵:折った紙を切って模様を作る
- のりを使ったコラージュ:雑誌やチラシを切り抜いて貼る
- 紙コップ工作:紙コップを使って動物やロボットを作る
👀 ポイント
- 「道具を使う楽しさ」を知る
- 形や大きさにこだわる子も出てくるが、できるだけ自由にさせる
小学生:より創造的な表現にチャレンジ!
イメージを形にする力が育ち、より高度な表現ができるように。
🎨 おすすめの遊び
- 漫画風の絵を描く:ストーリーを考えて描く
- 立体工作:ダンボールや紙粘土でオリジナル作品を作る
- 自作のキャラクターをデザインする
👀 ポイント
- 「こんな表現もできるよ!」と新しい技法を紹介してみる
- 完成した作品に対して「すごいね!」だけでなく「ここにこだわったんだね!」と具体的に褒める
絵が好きな子どもを伸ばすための親の関わり方
1. どんな声かけをすると自信をつけやすい?
子どもの絵に対して、「うまい」「かわいい」だけでなく、以下のような声かけをすると自信につながります。
✅ 「この色の組み合わせ、すごく面白いね!」
✅ 「この部分、どうやって描いたの?工夫してるね!」
✅ 「すごく楽しそうな絵だね!何を考えながら描いたの?」
「自分の絵には価値がある」と思えるように、結果ではなく過程に注目した声かけをしましょう!
2. 間違いを指摘せず、試行錯誤できる環境を作る
子どもは試行錯誤を繰り返しながら成長します。親がすぐに「こうしたほうがいいよ」と直してしまうと、創造力を発揮しにくくなります。
✅ 大人が正解を示さない:「空って青く描くんだよ」ではなく、「今日はどんな空にしよう?」と問いかける
✅ 自由に選ばせる:「何を描く?」より「今日はどの色を使ってみる?」など選択肢を広げる
✅ 途中経過も認める:「完成しなくてもいいよ」と伝え、途中のアイデアも大切に
3. 絵が苦手な子も楽しめる造形活動の工夫
「絵を描くのは苦手…」という子でも、アートに触れることで表現する楽しさを感じられます。
🎭 工夫ポイント
- 型を使う:「自由に描いてみよう!」ではなく、ステンシルや型抜きを使うと安心感がある
- 道具を変える:筆以外に、スポンジや歯ブラシを使ってみる
- コラージュを取り入れる:絵を描くだけでなく、シールや紙を貼る作業も加える
夏休みのポスター宿題、どうしてる?親子で乗り越えるためのサポート完全ガイド – itti-blog
🎁 おうちアートの魅力は「正解がないこと」
「お絵かき苦手かも」と思っていた子が、自由に表現できるアート遊びを通して、「楽しい!」に変わる瞬間。それが親にとっても何よりうれしいですよね。
絵が上手になるために必要なのは、技術より「楽しい」「もっとやりたい」の気持ち。
おうちでできるちょっとした工夫が、お子さんの未来の表現力をそっと育ててくれますよ🌈
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