
「うちの子、毎回同じキャラクターばっかり描いてる…」「ぐるぐる丸ばっかり描いてるけど大丈夫?」そんなふうに思ったことはありませんか?実は、子どもが同じものを何度も描くのには、ちゃんとした理由があります!😊それは、成長の一環だったり、気持ちを表現していたりすることも。
今回は、その心理的な意味や、どう接してあげればいいのかを解説していきます。
🎨 どうして同じものを描くの?
子どもが何度も同じものを描く理由はいくつかあります。

① 成長のプロセス
新しいことを学ぶとき、人は何度も繰り返して覚えますよね。子どものお絵描きも同じで、「こう描けばうまくいく!」という成功体験を積み重ねている最中なんです。これは脳の発達にとても大事なこと!
② 自分の世界を確認している
同じキャラクターや形を描くことで、自分の好きなものや安心できるものを再確認していることもあります。例えば、お気に入りのアニメキャラを何度も描くのは、「これが大好き!」という気持ちの表れ。大切なぬいぐるみや家族を描くのも、愛着や安心感を表現しています。
③ 気持ちの表現
絵は、子どもにとって言葉よりも簡単な表現手段。「なんとなく同じものを描きたくなる」こともあれば、不安や興味が絵に表れていることもあります。
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子どもが繰り返しから学ぶ理由
子どもは同じ遊びや行動を何度も繰り返すことがありますよね。同じ絵を描くだけでなく、何度も同じ絵本を読んでほしい、同じおもちゃで遊び続ける、同じ言葉を繰り返す……。これには、大切な成長の理由があります✨

🔍 1. 「安心感」を得るため
繰り返すことで、子どもは「予測できる安心感」を得ます。
🔹 いつも同じ絵本を読みたがる → 「次に何が起こるかわかる!」
🔹 同じ遊び → 「これは楽しい!」
🔹 同じ言葉を何度も言う → 「これを言うと笑ってもらえる!」
特に小さい子どもは、予測できることで安心し、世界を理解する基盤を作っています。
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🧠 2. 「脳の発達」と記憶の定着
繰り返しは、脳に情報をしっかり定着させるのに重要です。
🔸 繰り返すことで記憶が強化され、学んだことが定着します。
🔸 例えば、「リンゴ🍎」の絵本を何度も読むと、「これはリンゴだ!」と理解できるようになります。
🔸 ことばや動きも、繰り返すことでスムーズに習得できます。
🔧 3. 「試行錯誤」しながらスキルを磨く
繰り返し遊ぶことで、「こうしたらどうなる?」と試行錯誤を繰り返します。
✅ 積み木を何度も崩しては積む → バランスの取り方を学ぶ
✅ 同じお絵描きを繰り返す → 指先の使い方が上達する
✅ 何度も歌を歌う → 言葉やリズム感を覚える
このプロセスを通じて、身体的・知的スキルが発達していきます!
💬 4. 「自己表現」を深める
子どもは同じ遊びをしながらも、少しずつ変化を加えていきます。
🔹 おままごとで「今日はレストランごっこ!」と新しい要素を加える
🔹 ブロック遊びで、前回と違う形に挑戦する
🔹 絵を描くたびに色を変えてみる
こうして、遊びを通じて自分の考えや創造力を育てているのです✨
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繰り返しは「学びの土台」!
子どもの「またこれ?」「また同じ?」と思う行動は、成長にとってとても大切なプロセスです。
🌟 安心感を得る
🌟 記憶を定着させる
🌟 スキルを磨く
🌟 自己表現を深める
もし何度も同じことを求められたら、「また?」ではなく、「楽しいんだね!」と見守ってあげると、子どもは安心しながら学びを深めていけます💖
繰り返しの楽しい絵本をご紹介♪
絵本のタイトル | 特徴 | 繰り返しのポイント |
---|---|---|
じゃあじゃあびりびり | 赤ちゃんの「最初の本」として大人気 | 「ぶーぶー」「わんわん」などの擬音語が繰り返し登場 |
おおきなかぶ | 繰り返しの言葉とわかりやすい構成のロングセラー | かぶを引っ張る場面の繰り返しが楽しい |
しましまぐるぐる | カラフルなイラストとリズミカルな言葉が特徴 | 繰り返しのフレーズが子どもの興味を引く |
さよなら さんかく | ユーモラスな展開とリズム感のある文章が魅力 | 繰り返しの要素で子どもを引き込む |
ぽんちんぱん | 言葉遊びが楽しい絵本 | 繰り返しのフレーズが笑いを誘う |
🔗「絵がうまくなる秘訣は自由な造形活動!おうちでできる簡単アイディア3選」
描くものの変化の目安
「同じものを描き続ける時期が長いけど、大丈夫?」と心配になることもあるかもしれませんが、成長とともに描くものも変わっていきます✨
年齢 | よく描くものの例 | 変化の目安 |
---|---|---|
0〜1歳 | ぐちゃぐちゃ線、点々 | 色や形の変化を楽しむ |
2〜3歳 | ぐるぐる、丸、線 | 「これは◯◯!」と意味を持たせる |
3〜4歳 | 顔、頭足人、好きなキャラ | 「目」「口」「手足」がつく |
5〜6歳 | 家、動物、乗り物、人の全身 | ストーリーを持たせる |
7歳〜 | 細かい描写、奥行き、影 | 立体感や細部を意識 |
🎯 ポイント
🔹 「同じものを描くこと」は、子どもが安心して成長するための大切なステップ
🔹 無理に変えさせるのではなく、少しずつ新しい要素を加えられるようサポートする
🔹 「好きなものを描く」ことが、創造力や表現力を育てる✨
「うちの子はいつも同じものばかり描いている…」と感じても、成長の証です!子どものペースを大切にしながら、お絵描きを楽しませてあげましょう😊🎨
🚀 親ができることは?
🌱 子どもの「好き」を大切にしよう 🌱
「毎回同じものばかりでいいの?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫!それも個性の一つです。
✔ | サポートの仕方 |
---|---|
✔ | 「またそれ描いたの?」ではなく、「すごいね!」と興味を持つ |
✔ | 「なんでこれが好きなの?」と会話してみる(子どもの気持ちが分かるかも!) |
✔ | いろんな素材を用意する(クレヨン、色鉛筆、絵の具などを試してみる) |
✔ | 新しいものに興味を持つきっかけを作る(動物園や美術館に行って刺激を与える。公園の散策もいいですね!) |
🌟 子どもの「好き」を見守りながら、一緒に楽しんでいきましょう!
もし「同じものを描くこと」に加えて、
- コミュニケーションが苦手
- 極端にこだわりが強い
- 他の遊びに興味を示さない
といった様子が見られる場合は、発達の専門家に相談してみてもいいかもしれません。

🌱 まとめ
子どもが同じものを描くのは、成長の証や気持ちの表れ。「このままでいいのかな?」と不安になるかもしれませんが、子どものペースで成長している証拠なんです。大切なのは、「どうしてこれを描いているのかな?」と、子どもの気持ちに寄り添ってあげること。「この子はこのままでいいんだ!」と安心しながら、楽しくお絵描きを見守っていきましょう✨
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