子どもが紙に向かって一生懸命描く姿。
そこには、今その子の心の中で一番大切に思っている人や、安心できる存在が現れます。
「この人、大好きなんだろうな」
「最近よく名前が出てくるあの子かな?」
お絵かきは、言葉ではうまく表せない気持ちをそっと教えてくれる“心のメッセージ”です。
今回は、家庭でも簡単にできる「大切な人を描く」お絵かきワークをご紹介します。
子どもの思いを知り、親子の会話をもっと深めるきっかけにしてみませんか?
大切な人を描いてみよう!と声をかけたとき、子どもが描くのは誰でしょう。家族?友達?先生?ペット?
子どもが「大切な人」として描く相手には、そのとき一番安心したい人や、特別な存在が映し出されています。
普段は言葉でうまく表せない気持ちも、絵を通すと見えてくることがあります。
今回は、家庭でもすぐできる「大切な人を描く」お絵かきワークのやり方と、絵から読み取れる心理のヒントをお伝えします。
🎯 対象年齢とねらい
- 対象年齢: 3歳〜小学校低学年くらい
(おしゃべりや人の特徴を描き分けられるようになってくる時期) - ねらい:
- 子どもの心の中で大切な存在を知る
- 安心感や愛情の対象を把握する
- 言葉では出にくい思いを引き出す
① やってみよう!「大切な人を描く」ワーク
準備するもの
- 白い紙(大きめが描きやすい)
- クレヨンや色鉛筆
声かけ例
「今、一番大切だなって思う人を描いてみてね」
「誰でもいいよ。家族でもお友達でもペットでもいいんだよ」
ポイント
- 正解や上手さは求めない
- できあがったら必ず会話で補う
- 描く途中でも、色や表情に注目してみる
② 絵からわかる心理のヒント
子どもの描き方から、こんな気持ちが垣間見えることがあります。
(あくまで参考として受け止めてください)
| 絵の特徴 | 心のサイン(例) |
|---|---|
| 大きく描く | 「大好き!」「すごく安心できる」 |
| 小さく描く | 「ちょっと距離を感じている」 |
| 手をつないでいる | 「一緒にいると安心」 |
| 遠くに描く/描かれない | 「寂しい」「最近会えていない」 |
| 明るい色を多く使う | 「楽しい気持ち」 |
| 暗い色が多い | 「不安や心配がある」 |
③ 親の会話で気持ちを引き出そう
話しかけ例
- 「この人、どんな時に会うと嬉しい?」
- 「どんなことをしてくれるの?」
- 「この色はどうして選んだの?」
やってはいけないこと
- 「なんで描かなかったの?」と問い詰める
- 解釈を決めつける(例:「暗い色だから悲しいんだね」)
- 他の子と比較する
④ 観察のコツ(年齢別)
- 3〜4歳ごろ
→ 丸や線でシンプルに描くが、好きな人は形や色にこだわることが多い - 5〜6歳ごろ
→ 表情や服装を描き分ける。好きな人は笑顔や大きな体で描かれやすい - 小学校低学年
→ 複数人や背景を入れるようになり、人間関係の広がりが反映される
⑤ 気になる絵が出てきたら…
たとえば、家族の中で特定の人だけいない、大切にしていたぬいぐるみが描かれていないなど、「あれ?」と思うことがあっても、焦らずゆっくり聞きましょう。
ポイントは、安心できる雰囲気で自然に話せる時間をつくることです。
🌱 まとめ
子どもの絵は、心の窓。
誰を、どんなふうに描くかに、その子なりの愛情や安心の形が見えます。
ぜひ、楽しく話しながら「大切な人を描く」時間を作ってみてください。
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正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
\ 答えのない、子育ての迷いの中にいるあなたへ /
ブログでは「教育のヒント」を書いていますが、
実は私自身、毎日が迷いと後悔の連続です。
教科書通りの正解に傷ついたとき、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まって、
静かに自分と向き合える場所をnoteに作りました。
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
教育の現場を知っているからこそ、外側から「正解」を押しつけられることの息苦しさや、もどかしさを感じてきました。
キラキラした正解の中で、無理をして生きるのはしんどいですよね。
「こうすべき」の前に、「この子の場合はどうだろう?」と、一緒に立ち止まれる場所でありたいと思っています。
子どもの絵に宿るサインや、言葉にならない心の機微をそっと眺めて。
今日をなんとかやり過ごすための「余白」を、一緒に見つけにいきませんか。







