
「見てみて〜!ママ描いたよ!」
ふと差し出された絵に、まるい“顔”がニコッと笑っている。
ぐるぐる描くだけだった頃とは明らかに違う、目と口のついた“人の顔”。
それは、子どもにとっても、親にとっても
ちょっとした記念日みたいな出来事です🍀
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子どもがはじめて“顔”を描く意味
何気ないお絵かきの中に、実はたくさんの気持ちや成長が隠れています。
「顔」が描けるようになるのは、子どもの絵の発達段階の中でも大きなステップ。
なぜなら、“顔”は子どもにとって一番身近な愛着の対象だから。
生まれたときからずっと見てきた、大好きなママやパパの顔。
表情を通して「嬉しい」「安心」「ちょっと怖い」なんて感情を受け取ってきたんです。
だから、子どもが最初に描きたくなるのが「顔」。
そこには、“だいすき”がいっぱい詰まっています💓
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顔の絵を描く年齢は?
多くの子が“顔らしい絵”を描き始めるのは、3歳頃からと言われています。
この時期は、自分や他人の顔のパーツに興味を持ち始め、
「目はここ」「口はここ」など、パーツを意識しながら描くようになるんですね。
もちろん、描き始めるタイミングには個人差があります。
大事なのは、「描きたい!」という気持ちが芽生えてきたこと。
それこそが成長のしるしなのです✨
子どもの観察力が表れる“表情の描き方”
最初は大きな丸の中に、点のような目と線のような口だけ。
でも、だんだんと子どもの観察力が育ってくると——
- まゆげがある!
- ほっぺが赤い!
- メガネやリボンもついてる!
こんなふうに、日常の細かい特徴まで描き込まれるようになります。
これはまさに、表情の描き方を通して子どもが周囲をよく見ている証拠。
「ママ、今日ニコニコだった〜」なんてセリフが絵ににじみ出てくることもあります😊
【元教諭エピソード】“顔”が描かれなかった子の絵
以前、幼稚園で出会ったある男の子。
いつも楽しそうに絵を描くけれど、「顔」がなかなか登場しませんでした。
ある日その子が描いた絵に、小さな目がふたつ。
ただの点。でも、その点はとても大きな意味を持っていました。
それはきっと、「人とつながる体験が、少しずつ増えてきた」サイン。
愛着形成と絵には、そんな深い関係があるのだと感じた瞬間でした。
この1枚、ずっと残しておきたい😊
子どもがはじめて描いた“顔”の絵。
そこには、世界で一番身近な人への思いと、成長の足あとが詰まっています。
- 大きな笑顔
- まんまるの目
- ピンクのほっぺ
どれも、心のなかの「だいすき」を表現した宝物。
親にとっても、未来の子どもにとっても、かけがえのない1枚になるはずです🍀
“顔”って、子どもにとっての“だいすき”のかたまりなのかも。
✅もしかしてこれも?子どもが“顔”を描きはじめるサイン🖍️
「まだ顔は描かないけど、こんな様子あるかも?」という方に向けて、
“顔”を描き始める前のサインをまとめてみました👇
こんな行動、見られていませんか?😊
- 「おめめ!」「おくち〜」と顔のパーツを言葉で覚え始めた
- 手や鏡で、自分の顔をじ〜っと観察していることがある
- 絵本の登場人物の顔に強く反応する(表情に笑ったりマネしたり)
- 丸を描くのが上手になってきた
- 絵を描きながら「ママ!パパ!」と誰かをイメージして話している
これらはすべて、顔の絵が生まれる前の“準備期間”✨
子どもなりに“顔”のイメージを心の中で育てている証なんです。
描ける日がくるのは、もうすぐかも…!
その日が来たら、ぜひ「これは特別な1枚」と思って、取っておいてくださいね🍀
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