「おともだちと遊んだときのこと、絵に描いてみて!」
そんな声かけで描かれた1枚の絵には、実は、子どもの心のサインがたくさん隠れています。
- たくさんの友達とにぎやかに遊んでいる
- 一人で黙々と遊んでいる
- 泣いている友達、ケンカの場面…
「最近、友達とうまくいってるかな?」
「園や学校で何かあったのかな?」
そんな親の“ちょっと気になる気持ち”をやさしく受け止めてくれるのが、「遊びの絵」なんです。
🎨 お絵かきワーク:「楽しかった遊びの場面を描いてみよう!」
テーマ:どんな遊びが楽しかった?
「おともだちと一緒に遊んだ時間、思い出して描いてみよう!」と声をかけてみてください。
- 誰と?
- どんな遊びを?
- 表情は? 距離感は?
絵に表れる小さなヒントから、子どもの性格や人間関係の様子が見えてきます。

🖍 絵に出る“心のサイン”と親ができること
🧑🤝🧑 友達がたくさん描かれている
→ 社交的で人との関わりが好きなタイプ!
- 鬼ごっこやボール遊びなどにぎやかな場面
- 手をつないで遊ぶ姿
🌱元教諭の視点:
こんな絵を描く子は、園や学校でも安心して過ごせていることが多いです。
👂親にできること:
「お友達と何して遊ぶのが一番楽しい?」と、日常の中でそっと聞いてみましょう。子どもの“安心できる関係”が見えてきます。
🧍 一人で遊んでいる
→ マイペース? それとも何かあった?
- 一人で積み木やブロック遊び
- 友達が描かれていない、背景だけの絵
🌱元教諭の視点:
・一人遊びが好きで集中力のあるタイプの子も多いです。
・でも、急に“ひとりの絵”が増えたときは、友達関係で何かあったサインかも?
👂親にできること:
「最近、誰と遊んだの?」「その時、どんな気持ちだった?」と、絵をきっかけに心をのぞいてみましょう。
🏃 競争する遊びが多い
→ 頑張り屋で負けず嫌いな性格かも!
- かけっこやゲームで勝ってガッツポーズ
- 相手に勝って嬉しそうな表情
🌱元教諭の視点:
このタイプは達成感を感じるとグンと伸びる子が多いです。ただし、負けたときに落ち込みすぎる傾向も。
👂親にできること:
「勝つとどんな気持ち?負けたときは?」と聞くことで、子ども自身も感情に気づきやすくなります。
😢 友達が泣いている・けんかの場面がある
→ 最近あった出来事をそのまま描いているかも?
- 泣いている友達や怒っている顔
- 自分と友達が向かい合っている
🌱元教諭の視点:
絵に出てくるケンカや涙は、「こんなことがあったよ」のサインです。
言葉にできない思いを、子どもなりに表現しているのかもしれません。
👂親にできること:
「この絵はどんな場面かな?」とやさしく聞いてあげると、ぽつりぽつりと本音が出てくることもあります。
💬 お絵かきのあとは…
「すごいね!楽しそう!」
まずは、どんな絵でも肯定的に受け止めることが大切です。
そして、「どんな遊びが一番楽しかった?」と自然に聞いてみると、子どもも安心して気持ちを話してくれますよ。
もし、ちょっと気になる絵だったとしても、心配しすぎず「話しやすい空気」をつくるのがいちばんです。
🌟 まとめ:絵には“今”の気持ちが映し出されている!
- 🤝 友達が多く描かれている → 社交的な性格のヒント
- 🧍 一人の絵が多い → マイペース or 人間関係にちょっとした変化?
- 🏃 競争の遊び → 頑張り屋さんの性格かも
- 😢 トラブル場面 → 実体験の振り返りサイン
子どもが話しにくい“心の声”も、絵にはちゃんと表れています。
ぜひ、お子さんと一緒にお絵かきを楽しみながら、日常の中にある“こころのヒント”を見つけてみてくださいね。
🔜 次回予告
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