
ある日、子どもがクレヨンで描いた絵を見ながら、ふと口にしたひとこと。
「これはママで、こっちはぼくなの」
何気ないその言葉に、胸がふわっと温かくなったママやパパも多いのではないでしょうか?
線と丸の集合だった絵が、物語を持った世界に変わる瞬間。
子どもが「絵に意味づけをする時期」がやってきたサインです✨
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🖍 絵にストーリーが生まれるのは、いつから?
「これは〇〇」「ここでママがごはん作ってるの!」
そんなふうに描いたあとに説明をし始めるのは、だいたい3歳前後から5歳ごろにかけてよく見られる発達のステップです。
この時期は、子どもが
- 自分と他者を区別できるようになり
- 人や出来事に“意味”を持たせる力が育ち
- 絵の中にも“ストーリー”を生み出せるようになる頃
つまり、子どもの絵にストーリーが生まれるのは、心の成長のあらわれなんです🌱
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🎭 ごっこ遊びとの深いつながり
子どもが絵に意味を持たせるようになるとき、
ごっこ遊びとのリンクが見えてくることがあります。
たとえば──
👧「ママがケーキ作って、私が食べてるの」
👦「パパが会社行ってるから、おうちにぼくとママだけ」
こんなふうに、絵の中に登場人物がいて、会話や行動が生まれているなら、
それはもう立派な“お絵かきごっこ”。
絵とごっこ遊びは、「見たこと・感じたこと・考えたこと」を再現する手段。
そしてその中には、感情の整理や想像力の芽がしっかり育っているのです🌈

🧠 子どもの絵からわかる“心の中”
ときには、絵を通して子どもの心のテーマが見えることもあります。
【元教諭エピソード】
「今日は雨でお外行けなかったの」
そう言って、黒と青で塗りつぶされた絵を見せてくれた園児。
そこには、「がっかり」や「つまらなかった」がギュッと詰まっていました。
でも、そんな気持ちを絵に出せたことがすばらしい。
言葉にできなくても、子どもはちゃんと心を表現してるんです。
✅「うちの子、そろそろかな?」チェックリスト
絵に意味づけをし始めているサイン、こんなところにあらわれます👇
- 絵を見ながら「これは〇〇」と説明する
- 人物が増え、「自分」「ママ」「おともだち」などの配役がある
- ごっこ遊びでストーリーを作って遊んでいる
- 描くときにブツブツ“セリフ”のような独り言を言っている
- 絵に「気持ち」や「動き」が込められている(泣いてる、走ってるなど)
これらが見えてきたら、“子どもの絵と心の成長”が重なってきているタイミングです✨
💬 絵の中には、その子だけの物語がある
子どもが「これはママだよ」と話すとき。
それは、“自分にとって大切な人”を絵の中に登場させたということ。
まるで、小さな絵本のように──絵の中に感情や記憶、愛着の気持ちが込められているんです。
だから、「この絵、ちょっと変かも?」なんて思わずに、
その子が伝えたかったことを、やさしく聞いてみてくださいね🍀
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