
子どもが描いた初めての絵って、シンプルで可愛らしいですよね。まるで、丸い顔に目や口を描いただけの人が登場。でも、次第にその絵には変化が現れます。「おひさま」「おはな」「おうち」など、人物だけでなく、背景や風景が加わる瞬間。これって、実は子どもの成長を感じる大事なサインなんです。
「人物だけ」から「背景」へ。絵の成長ストーリー
4〜6歳の頃、子どもは描くものが人物からどんどん広がり始めます。太陽や空、雲、花、地面、動物…。子どもにとって、それらを描くことは簡単ではありません。でも、それが描けるようになるということは、周りの世界に興味を持ち、少しずつ理解が深まっている証拠です。
「おひさま」「おはな」「おうち」など、日常の中で目にするものを絵に加えることで、絵に動きが生まれ、世界が広がるんですね。それまでただ人を描くだけだった絵が、突然、豊かで立体的に見えるようになるのは、子どもがどんどん世界を発見している証拠。自分の周りの景色を理解し、絵として表現する力が育っているんです。
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観察力・記憶力・再構成力の成長
この時期、絵には子ども自身の観察力や記憶力が表れます。目の前に広がる風景をじっくり観察し、それを自分なりに再構成して描く。太陽がどこにあって、空がどんな色か、花がどんな形をしているか。これらは、子どもがしっかりと記憶し、それを自分の絵に表現する力を育んでいる証なんですね。
その中でも、背景を描くことには特別な意味があります。それは、単に絵を描く力がついてきたというだけでなく、子どもが「自分を取り巻く世界」に意識を向けるようになった証拠だからです。
背景が描けるようになると、こんなことが変わる!
背景を描けるようになると、子どもは自分がどんな世界にいるのかを意識し始めます。つまり、絵の中で「自分」がどう位置しているのか、そしてその「世界」の中で自分がどう存在しているのか、という感覚が育っていくんですね。自分を囲む風景が描かれることで、子どもの心の中でも大きな変化があるんです。
たとえば、ある子どもは広い空を描き、また別の子どもは近くにある小道を詳しく描くかもしれません。同じテーマでも、子どもによって背景の描き方が異なり、そこからその子の個性や心の動きが見えてきます。
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「おひさま」「おはな」「おうち」など、絵に背景が加わる瞬間、私たち親は“あ、子どもが世界を広げたんだな”と感じることができますよね。これって、絵が上手くなったからだけじゃなくて、子どもが心の中で少しずつ成長している証。子どもが描いた絵を見て、その変化に気づいたとき、思わず笑顔がこぼれます。

絵の背景を描くようになったとき、気づくべき成長のサイン!チェックリスト
- 人物から風景に変わった!
→ 人物の絵だけだったのが、太陽や空、雲、花など、周りの世界が描かれるようになった。 - 細かい部分に注目し始めた!
→ 目の前の景色を観察し、細かい部分(たとえば葉っぱの形や花の色)を描くようになった。 - 自分の位置を意識し始めた!
→ 背景を描くことで、「自分」を絵の中に置く感覚が芽生えた。 - 周囲との関わりを表現している!
→ 「おひさま」「おはな」「おうち」といった、周囲の存在を絵に加えることで、自分と世界とのつながりを描くようになった。 - 背景の描き方に個性が現れた!
→ 同じテーマでも、子どもごとに描く背景が異なり、その子の個性や興味が表れた。
子どもの絵に背景が加わるとき、その変化にはどこかワクワクするものがありますよね。単なる絵の上達だけでなく、子どもが世界に対して抱く思いや好奇心がしっかりと表現されている証だからこそ、その瞬間を大切にしたいものです。
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