
「えっ、また靴が片方だけない!?」そんなとき、イライラの前に“ちょっとしたサイン”かも?
子どもの不思議な行動の奥にある気持ちに気づけたら、毎日がもっとやさしく、あたたかくなるはず。
片方の靴だけが消えた日
お出かけから帰ってきたら、靴が片方だけない。
ベビーカーや公園、スーパー…どこで落としたのか全く分からない。
当の本人はけろっとしていて、笑顔で別のことに夢中――。
そんな経験、ありませんか?
靴って、赤ちゃんのうちは特に脱げやすいですよね。しかもよりによって新品やお気に入りが片方だけ消える…というお決まりの展開
だけどその行動には、ちゃんと「理由」があるかもしれません。

子どもが靴を片方だけ脱ぐ理由とは?
① 感覚の違いを楽しんでいる
「靴のある足」と「裸足の足」。子どもにとっては、その“違い”も立派な遊びです。
小さな足で、地面や靴の感触を感じ比べているのかもしれません。
→ 感覚の探究心は、発達の自然なステップ。好奇心の芽を見守ってあげましょう。
② ちょっとしたこだわり行動
「左右の感覚が違うのが面白い」「こっちの靴だけ脱ぎたい」という小さな“こだわり”かも。
成長とともに自然と落ち着くことが多いので、無理にやめさせなくても大丈夫。
→ 大人には不思議でも、子どもにとっては意味のある行動なんです。
③ 靴の違和感を感じている
靴の中に砂が入っていたり、靴下がズレていたり…。
「なんかヘン」が、子どもなりの“脱ぎたい”サインに。
→ 「靴が片方だけ脱げる理由」に目を向けて、フィット感を見直してみるのも◎。
④ 「できるようになったよ!」のアピール
1~3歳ごろの子どもは、「自分でできる!」を試したくなる時期。
片方の靴だけ脱いで「ほら!」と見せたい気持ちかもしれません。
→ できた喜びを一緒に味わうと、自己肯定感アップにつながります。
⑤ 発達のサインのひとつ
感覚の違いやこだわり、好奇心…。どれも“育ち”の一部です。
日常生活に支障がなければ、あたたかく見守ってOKです。
→ 「発達=成長の地図」。行動にはすべて意味があります。
「どう対応すればいいの?」親ができるやさしい寄り添い方
つい「また脱いでる!」と反応してしまいそうになりますよね。
でも、そこで立ち止まって“気づけた自分”を、まずはほめてあげてください。
靴の履き心地をチェック
→ サイズが合っているか、靴の中に異物がないかを確認してみましょう。
「裸足が気持ちいいのかな?」と声をかけてみる
→ 子どもも「自分の気持ち」に気づけるきっかけになります。
靴のルールを、やさしく伝える
→ 「お外では靴を履こうね」「おうちに帰ったら裸足で遊ぼうね」と、“場所のルール”を一緒に決めてみましょう。
靴を脱いでもOKな場所を作ってあげる
→ 公園や芝生などで、裸足タイムを満喫させてあげるのも一つの手です。
こんなときは要チェック!
以下のようなサインがある場合は、一度相談してみるのも安心材料になります。
常に片足だけを引きずっている
歩き方や姿勢に違和感がある
強いこだわりで生活に支障が出ている
→ 必要なら、発達の専門家や小児科に相談を。親の直感は、信じていいサインです。
靴が片方だけない日も、親子の「きっかけの日」
「なんで脱いじゃうの?」「またなくなった…」そんな日は、親にとっても気づきの日。
大切なのは、行動の奥にある気持ちに「気づけること」。
それができるあなたは、すでに立派なサポーターです。
子どもの謎行動も、「そういう時期なんだね」と知っているだけで、心が軽くなります。
毎日の中で、“ちょっとした違和感”に気づける親の目線って、本当に尊いものです。
ちなみに…赤ちゃんとのお出かけでよく失くすものランキング(笑)
- 靴(特に片方だけ)←これ本当にNo.1
- 靴下(気づいたら裸足)
- おしゃぶり(どこかにポトン)
- 帽子(風+子どもポイッのコンボ)
- お気に入りのおもちゃ(まぼろし〜)
- マグ・水筒(振動で落ちがち)
- スタイ・ガーゼ・ミニタオル(どこいった?)
- 手袋(日常的に片方しかない)
→ これも“あるある”として、笑って消化できるようになりますように
まとめ|気づけるって、すでに素晴らしい
子どもが靴を片方だけ脱ぐ行動には、理由があります。
その理由に気づけたとき、子どもとの関係はぐっと深まります。
親の「なんで?」は、成長を見つめる愛のサイン。
「どうしたらいいかな?」と考えたあなたの優しさが、今日の安心につながっています。
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