このブログはPRを含んでいます

絵が上手い子は何が違う?育ち方と親の関わりで見える5つのポイント
最近、子どもが毎日のように絵を描いていて、「もしかしてうちの子、絵の才能があるのかも…?」と思ったことはありませんか?
でも、「好き=才能」とは限らないのが、少し難しいところです。
また、習わせるタイミングを間違えると、かえって絵が嫌いになってしまうこともあります。
この記事では、元教員としての経験をもとに、「今、習わせるべきかどうか」を見極めるヒントや、絵が得意な子に見られる特徴について、わかりやすくお伝えします。
具体的には、
・絵が好きな子や得意な子に共通する特徴
・習い始めるベストなタイミングの考え方
・家庭でできる親の関わり方
などの視点から、「絵を習わせるか迷っている」あなたの参考になる内容をお届けします。
絵が上手い子の性格や行動に共通する4つの特徴とは?
まず最初に、「絵が得意な子には、どんな特徴があるのか?」を見ていきましょう。
「うちの子、絵が好きだから得意なのかな?」と思っていても、本当にそうなのかは見極めが必要です。
実は、「好き」と「得意」は少し違います。
絵を描くことが好きな子はたくさんいますが、それが「得意」になるためには、ある程度の観察力や表現力、そして本人のこだわりや集中力も関係してきます。

例えば、こんな特徴がある子は、絵を描くことに向いている可能性があります。
- 描きたいものが明確で、自分なりのイメージを持っている
- 色づかいや構図にこだわりがある
- 同じモチーフを繰り返し描くことがある
- 絵を描いているときに集中していて、話しかけても気づかないことがある
これらはあくまで一例なので、当てはまらないからといって絵が得意じゃないとは限りません。
ただ、こうした傾向が見られる場合は、絵を通して自己表現したり、創造力を発揮したりする力が育ってきている証かもしれません。
そんなご家庭におすすめなのが、お絵かきがもっと楽しくなる飾り方や見せ方の工夫。
「せっかく描いた絵、どう残す?」と迷ったら👇
👉 [子どもの絵の飾り方・保存アイデアまとめ]
絵の上手さは年齢でも違う?【発達段階の目安】
「うちの子、年齢のわりに絵が上手かも?」
そんなふうに感じることがあるかもしれません。
絵の表現力は、発達段階に応じて少しずつ広がっていくものですが、年齢よりちょっと先を行くような表現が出てくる子もいます✨
でも、だからこそ気になるのが「この先どうサポートしていけばいいの?」という点ですよね😊
幼児期の絵にしてはリアル?ぐるぐる卒業が早い子も
幼児さんの絵といえば、「ぐるぐる」「顔だけ」「棒人間」が定番ですが、なかには早い段階でそれを卒業して、
- 髪の毛を細かく描く
- 体と顔のバランスがしっかりしている
- 服やアクセサリーにこだわりがある
…そんな子もいますよね。

これは「目で見たこと」をしっかり観察して再現できる力が育ってきている証拠。
「絵の早熟さ=知的な興味関心の広がり」につながっている場合も多いんです✨
「ぐるぐる期」や「顔だけの人」から、どんなふうにステップアップしていくのか、年齢ごとの目安を知りたい方はこちらもぜひ👇
👉 [3~5歳の絵の発達段階を年齢別に解説]
小学生の構図・遠近感も年齢より早く理解する子も
小学生になると、絵の中に“奥行き”や“空間”を意識し始めますが、年齢より少し早くそれを理解し始める子もいます。
- 地面と空をきちんと描き分ける
- 人物の配置にストーリー性がある
- 前後の重なりを工夫する
こんな要素が出てくると、「ちょっと大人っぽい絵だな」と感じるかもしれませんね😊
でもそれは、「表現したい世界」が頭の中にはっきりとあって、それを自分なりの方法で形にしようとしているサイン。
好きな世界を自由に描けることが、その子にとっての大きな伸びしろになります🌱
上手だけど「もっと上手に!」になりすぎないように
絵が上手な子を見ていると、つい「もっと描いてほしい!」「もっと伸ばしたい!」と期待が高まってしまうもの。
でも実は、「うまさ」よりも「楽しさ」「自由さ」を大事にする時期でもあるんです。
- 「正しく描く」より「好きなように描いていいよ」と声をかける
- 褒めポイントは“再現性”より“発想力”にも注目してみる
- 「これ描いてみたら?」よりも「今日は何を描こうかな?」のスタンスで🎨
自由な表現を尊重することで、「描くことが好き!」という気持ちが、ぐんぐん育っていきますよ😊
中には、「お友達と比べてプレッシャーを感じてしまう」「そもそも絵が苦手で描きたがらない」なんて子もいますよね。
そんな時に知っておきたいヒントはこちら👇
👉 [絵を描きたがらない子の理由と対処法]
習い事としての「絵」は、いつからがいい?
では、いつ頃から習い事として始めるのが良いのでしょうか?
「絵が好きそうだし、習わせてみようかな」と思っても、タイミングを間違えると、せっかくの好奇心をつぶしてしまうこともあります。
一つの目安は、本人が「もっと上手に描きたい」と感じはじめたときです。
大人が「そろそろ習わせた方がいいかな」と思っても、子どもにその気がなければ、習い事の時間がストレスになってしまうこともあります。

また、小さな子どもほど「結果よりもプロセスを楽しむ」ことが大切です。
評価されたり、手本通りに描くよう求められたりすると、本来の「楽しい」「表現したい」という気持ちが失われてしまうこともあります。
習い事を始めるときは、「自由に表現できる環境があるか」「その子のペースを大切にしてくれる教室か」を見ることがとても大事です。

「描きたい!」を育てる家庭の関わり方とは?
習い事を始める前でも、家庭でできるサポートはたくさんあります。
子どもが「絵って楽しい!」「もっと描きたい!」と思えるような環境をつくってあげることが、なにより大切です。
たとえばこんな工夫があります:
- 画用紙やクレヨン、絵の具などを気軽に使えるようにしておく
- 子どもが描いた絵を「〇〇を描いたんだね」と言葉で受け止めてあげる
- 完成した作品を壁に貼ったり、ファイルにまとめたりして大切にする
- 「今日はどんな気持ちで描いたの?」など、気持ちに寄り添う声かけをする
親が評価するのではなく、「あなたの絵が好きだよ」というスタンスで接することで、子どもはどんどん自信をつけていきます。
表現の幅を広げたい時は、こんな視点も
「最近、家族の絵を細かく描くようになってきた!」
そんな時は、子どもが描く“家族の絵”にどんな心理が表れているのかを見てみるのも面白いですよ。
👉 [子どもの家族の絵に表れる気持ちとは?]
また、「もっと色んな表現をさせてあげたい!」と思ったら、家庭でも扱いやすい画材の見直しもおすすめです。
👉 [子どもにおすすめの画材まとめ。年齢別の選び方も紹介]
親ができるサポートとは?上手さより大切な視点
逆に、才能を伸ばしたいと思うあまり、こんな関わり方をしてしまうと逆効果になることも…。
- 「もっと上手に描いてごらん」と結果を求める
- 「この色は変だよ」と大人の基準で否定する
- 他の子どもと比べてしまう
- 描き方やテーマを細かく指示してしまう
これらは、子どもの自由な表現の芽を摘んでしまう可能性があります。
たとえ「うまい」とは言えない絵でも、その子なりの視点や感情が詰まっていることを、ぜひ忘れないでいてくださいね。
よくある質問Q&A
- Q. うちの子はあまり絵を描きません。上手くならない?
→ 興味が出るタイミングは人それぞれ。無理に描かせなくて大丈夫。 - Q. 他の子と比べて下手に見えるけど大丈夫?
→ 年齢や性格によって大きく差が出ます。焦らなくてOK!
まとめ:才能は「好きを育てる」中で伸びていく
絵が得意かどうかを早くから判断しようとするよりも、「好き」「楽しい」と思える経験を重ねていくことが、何よりの才能育成になります。
特に小さな子どものうちは、「結果よりもプロセス」。
絵の上手さを目指すのではなく、絵を通して心が育つ時間を大切にしていきたいですね。
もし「もっと描きたい」という気持ちが出てきたら、そのタイミングで教室などを検討してみるのもいいでしょう。
でも、焦らなくて大丈夫。
子どもの「好き」が育つペースを、親子で一緒に楽しんでいけたら素敵ですね😊
\あわせて読みたい/
👉 [子どもが顔を描きたがらない理由と声かけのヒント]
👉 [色づかいに出る子どもの気持ちとは?]
ちょっぴり大人っぽい子には…デジタルもあり?

実は最近、「タブレットで絵を描いている」という子も増えてきていますよね。
でも、デジタルから入ると意外な落とし穴も…?
👉 [デジタルお絵かきに潜む意外な落とし穴とは?]
逆に、「始めるならどんなツール?」「どこから教えたらいい?」という方にはこちら👇
👉 [子どもがデジタルアートを始めるときのポイント]
オンラインで学べるアート教室:「新しい習いごと」を探している方へ
習いごとって、そろばん、英語、ピアノ…と定番もいいけど、子どもが『やってみたい!』と思えることから始めるのが、長く続く秘訣ですよね。
こちらのオンラインイラスト教室は、絵が好きな子の“ワクワク”をぐんぐん伸ばしてくれる習いごとです。
デジタルイラストをプロに学べるだけでなく、作品を販売してお金の価値まで学べる、ちょっと未来志向な内容。興味がある方はぜひこちらからどうぞ▶︎

おえかき おもちゃ おもちゃサブスク おもちゃ選び方 お母さんの絵 お母さんの絵が笑っていない お母さんの絵怖い お父さんの絵 お絵かきワーク お絵描き お絵描きの心理 お食事エプロン くれよん イラスト クレヨン クレヨンはみ出す ケーキスマッシュ パパの絵 創造力 友達が小さい 友達の絵が小さい 子どものアート 子どものサイン 子どもの工作 子どもの気持ち 子どもの絵 子育て 工作 残酷な絵 絵 絵でわかる 絵でわかる子どもの心理 育児 育児グッズ 育児用品 自己肯定感 色塗り 色鉛筆 赤ちゃんとのおでかけ 造形 離乳食 黒い絵 黒く塗りつぶされた絵 黒く塗りつぶす心理 1歳おすすめおもちゃ
こちらもおすすめ
関連
itti-blogをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
このブログはPRを含みます
こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
わが家の息子たちは、小さいころはお絵描きに見向きもしなかったけれど、造形遊びやパステルアート、リトミックなどを通して少しずつ表現の楽しさに気づき、今ではポスターや工作で賞をもらうまでに!✨
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
コメントを残す