「うちの子、絵を描かない…」と感じたら
「お絵かきの時間、うちの子だけあんまり描いてないかも…」
「他の子の作品と比べて、うちの子はちょっと…」
こんなふうに心配になること、ありますよね。でも、ちょっと待ってください。
絵が苦手=表現力がないとは限らないんです!
絵は「表現のひとつ」にすぎない
子どもたちは、言葉、音、動き、工作など、さまざまな方法で「感じたこと」「伝えたいこと」を表現します。
ハーバード大学のハワード・ガードナー博士が提唱した「多重知能理論(MI理論)」では、知能には以下のような種類があるとされています:
知能のタイプ | 特徴 | 例 |
---|---|---|
言語的知能 | 言葉で表現するのが得意 | 絵本が好き、話すのが好き |
音楽的知能 | 音を聞き分けたり感じるのが得意 | リズム遊び、歌が好き |
身体運動的知能 | 体を動かすことで理解したり表現する | ダンス、走る、作るのが好き |
空間的知能 | 形や色、空間を使って考える | 絵やブロック遊びが得意 |
対人的知能 | 人との関係性の中で力を発揮する | 友だちと遊ぶのが好き |
内省的知能 | 自分の内面を見つめて深く考える | 一人遊び、じっくり取り組む |
自然観察的知能 | 動植物や自然への興味が強い | 昆虫や花が好き |
このように、絵を描くことが苦手でも、別の形で表現する力を持っている子どもはたくさんいます。

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絵が苦手な子が持っている「別の才能」
例えばこんな子、いませんか?
- ダンスや体を動かすことが好きな子
- おしゃべりが上手な子
- ごっこ遊びがリアルな子
- 細かい工作が得意な子
- 音楽やリズムに敏感な子
これらはすべて、豊かな表現の力です✨
親としては「表現=お絵かき」だけにこだわらず、その子の“出しやすい形”を見つけてあげることが大切です。
親ができる3つのサポート方法
① 子どもの「好き」に注目してみる
「どんなときにニコニコしてる?」「どんな遊びをしてる時が一番楽しそう?」
観察していると、言葉や絵以外にも、その子らしい表現が見えてきます。
② 無理に描かせない
「もっと上手に描いてごらん」ではなく
「この線、元気だね!」「色づかいがおもしろいね」と、結果よりも過程や気持ちをほめてあげましょう。
③ 表現の選択肢を増やしてあげる
お絵かきにこだわらず、工作、ねんど、音楽、ダンスなど、いろいろな表現方法を体験させてあげるのもおすすめです。
おうちでできる「表現力あそび」3選
あそび | 効果 | ポイント |
---|---|---|
お米ねんどでごっこ遊び | 触覚×想像力 | 料理やおままごとに発展させやすい |
お話作りごっこ | 言葉×ストーリー構成 | 「ママも一緒にやってみて!」が効果的 |
ダンスタイム | 音楽×身体表現 | 子どもに選曲させるとより楽しい |
絵を描かない子も大丈夫。大切なのは「表現したい気持ち」
子どもが絵を描かないとき、つい不安になってしまうのは自然なことです。
でも、「表現のしかた」はひとつじゃありません。
子どもの“好き”や“得意”を尊重して、伸ばしてあげることで、自分を表現する力はちゃんと育っていきます。
親ができることは、「そのままの子どもを信じて、見守ること」。
それが何よりの応援です🌷
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