「うちの子、筆圧が強すぎる?」「薄くて読めないけど、大丈夫?」
子どもの書く力に悩んでいる親御さん、多いですよね。
実は、筆圧が強い・弱いのは“直すべき”ではなく、“育てていく”ものなんです😊
今回は、子どもの筆圧の発達と鍛え方、筆圧の強さ・弱さの違い、そして遊びながら楽しくサポートする方法をご紹介します!
そもそも「筆圧」って何?
筆圧とは、鉛筆やクレヨンを握ったときの力の加減のこと。これが強すぎたり弱すぎたりすると、文字を書くときに苦労しやすくなることも。実は、筆圧には手の力だけでなく、腕や肩、指の細かい動きが関係しています。そのため、まだ体の発達が十分でない幼児期には、個人差が出やすいんです。
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1. 筆圧が弱い・強い子の特徴とサポート方法
✅ 筆圧が弱い子の特徴
- 文字が薄く、はっきり見えない
- 長時間書くと疲れやすい
- 手や指の力が弱め
🔹 影響:書くことが億劫になり、学習意欲の低下につながることも。
サポート方法
🔹 粘土やおままごと遊びで手の力を強くする
🔹 大きな紙に腕を大きく動かしてお絵描きをする
🔹 指先を使う遊び(シール貼り、折り紙)で手の器用さをアップ!
✅ 筆圧が強い子の特徴
- 文字が濃く、紙が破れることがある
- 指が痛くなりやすい
- 書くときに力みやすい
🔹 影響:手の疲れや痛みから、長時間の学習に苦手意識を持つ可能性あり。
サポート方法
🔹 ふわふわの筆や指でお絵描きして、力加減を学ぶ
🔹 スポンジや風船を優しく押す遊びで力をコントロール
🔹 「力を抜いて書くゲーム」で楽しみながら練習
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2. 「年齢別|筆圧の発達の目安と遊び方
年齢 | 筆圧の特徴 | 対策の目安 |
---|---|---|
3歳 | まだ力加減ができない | クレヨンや太いペンで遊ばせる |
4歳 | ゆっくりと筆圧が安定してくる | 点つなぎや迷路遊びで調整力を育てる |
5歳 | ひらがなを書き始める時期 | 柔らかめの鉛筆(B〜2B)を使う |
6歳 | しっかり文字を書き始める | 正しい持ち方を意識させる |
✅ 例:「筆圧の心配、こんなときは様子を見てOK!」
- お絵描きは楽しんでいる
- 書くときにイライラしていない
- 年齢相応の持ち方ができている
- 粘土や折り紙は楽しめている
🔸 ひとつでも不安がある場合は、遊びの中でサポートを始めてみましょう♪
3. 筆圧を鍛える!簡単トレーニング遊び
筆圧が弱い子向け
- クレヨンやチョークでお絵描き(自然に力が入る)
- 太めの鉛筆を使う(握りやすくなる)
- お手玉遊び(手の筋力を鍛える)
筆圧が強い子向け
- スラスラ書けるペンを使う(摩擦が少ないもの)
- 新聞紙に指で文字を書く(力加減を覚える)
- 風船を軽く押す遊び(優しいタッチを身につける)
楽しく遊びながらできる筆圧トレーニング
筆圧のバランスを整えるためには、無理に矯正するのではなく、遊びの中で鍛えていくのがおすすめです。
🎨 3〜4歳向けの遊び
- 粘土遊び:指先の力を鍛える
- お絵描き:クレヨンや指絵の具で自由に描く
✂️ 5〜6歳向けの遊び
- なぞり書き:線をなぞることで力加減を覚える
- 折り紙:指先の力を調整する練習に
📝 小学生向けの練習
- ひらがな練習:ゆっくり書くことで力のコントロールを学ぶ
- ハサミ作業:手の筋肉を鍛える
4. 筆圧をサポートする便利グッズ
タイプ | おすすめアイテム |
筆圧が弱い子向け | 太めの鉛筆(B〜2B)、三角グリップ鉛筆 |
筆圧が強い子向け | なめらかに書けるペン(ジェルインクなど)、クッション付き鉛筆 |

お子さんの書く力をサポートするアイテムを活用するのも効果的。この機会にえんぴつのかたさもチェックしてみてください。
🔹 鉛筆補助具:親指・人差し指の位置をサポートし、正しい持ち方に。
🔹 太めの鉛筆やクレヨン:握りやすく、力加減を学べる。
🔹 芯の硬さの選び方:筆圧が弱い子には2B/4B、強い子にはHBがおすすめ。
鉛筆硬さ表
芯の硬さ | 特徴 | おすすめの子ども |
---|---|---|
H系(H, 2H など) | ✦ 芯が硬く、筆圧が弱いと薄くなりがち | ✦ 筆圧が強い子向け |
HB | ✦ 標準的な硬さで、多くの場面で使いやすい | ✦ バランスよく書きたい子向け |
B系(B, 2B, 4B など) | ✦ 芯が柔らかく、筆圧が弱くても濃く書ける | ✦ 筆圧がまだ安定しない小学校低学年向け |
2B(小学校推奨) | ✦ 軽い力でもはっきり書け、消しやすい | ✦ 筆圧が未発達な子向け |
筆圧が強い子 | ✅ HBやBに変更すると、ちょうどよくなる | ✅ 2Bだと減りが早い子向け |
筆圧を鍛えたい子 | ✅ 4Bや6Bでスケッチ遊び、クレヨンや太い鉛筆で練習 | ✅ 筆圧をコントロールする力をつけたい子向け |
5. 専門家のアドバイス|無理なく筆圧を育てるコツ
- 発達心理学者:「筆圧を強くさせようとしないことが大切。お絵描きや遊びの中で自然と育つ環境を作ることが重要。」
- 作業療法士:「指先の力を調整する遊びを取り入れることで、筆圧のコントロールがしやすくなる。」
6. まとめ|お子さんに合った方法で楽しくサポートしよう!
筆圧の強さ・弱さは個性のひとつ。
焦らず、遊びや学習の中でサポートしていくことが大切です😊
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ここまで読んでくださりありがとうございます♪
ところで「文字の書き方」って性格が出る気がしませんか?
実は、筆圧も性格にある程度の関連があると言われています。ただし、これはあくまで傾向であり、すべての人に当てはまるわけではありません。
筆圧が強い人の特徴と性格傾向
✅ 粘り強い・意志が強い → しっかりとした筆圧は、意思の強さや忍耐力を反映していることが多い
✅ 感情が豊か・エネルギッシュ → 気持ちがこもりやすく、感情表現がはっきりしている
✅ ストレスを感じやすい → 力を込めて書くことで、無意識にストレスを発散していることも
✅ 完璧主義の傾向がある → 文字をしっかり書こうと意識しすぎる場合も
筆圧が弱い人の特徴と性格傾向
✅ 繊細・慎重 → 力を入れすぎず、バランスをとろうとする傾向
✅ リラックスしている・マイペース → 力まず書く人は、落ち着いていて焦らない性格のことが多い
✅ 自信がない・遠慮がち → 人目を気にして、控えめになっている場合も
✅ ストレスが少ない or 疲れやすい → 筆圧が弱いのは、リラックスしている証拠とも言えるが、体力が落ちている場合も
子どもの場合はどう見る?
子どもの筆圧は発達段階や環境によって変わるため、性格と結びつけすぎるのは注意が必要です。例えば、「筆圧が弱いから自信がない」と決めつけるのではなく、「今は手の力が発達途中かな?」と考える方が自然です。
ただし、極端に筆圧が強すぎる・弱すぎる場合は、性格や心理状態が影響している可能性もあります。
📌 例えば…
🔹 筆圧が極端に強い子 → 緊張しやすい、頑張りすぎる性格かも?
🔹 筆圧が極端に弱い子 → 自信がない、集中しづらい可能性も
こうした場合は、先ほどお話ししたように、「無理に直そうとする」のではなく、遊びながら筆圧を調整する練習を取り入れるのがベストです!「筆圧=性格」と単純に決めつけるのではなく、「この子はどんな気持ちで書いているのかな?」と優しく見守ることが大切ですね😊
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📢 お子さんの筆圧が気になる方は、まずは遊びの中で楽しく力加減を練習してみましょう!おすすめアイテムも活用しながら、無理なく成長をサポートしてあげてくださいね😊
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