3歳になると、子どもは物語の世界に入り込み、想像力がどんどん豊かになっていきます。この時期に絵本を読み聞かせることで、物語を楽しむ力や語彙力がぐんと伸びていきます。
3歳になったらどんなことができるようになる?どんな力を伸ばしていける?
3歳は、心も体もぐんと成長する時期です。できることが増え、自分の気持ちを伝えたり、好奇心いっぱいに世界を広げたりする大切な時期。どんな成長が見られるのか、そしてこれからどんな力を伸ばしていけるのかを見ていきましょう。
🌱 3歳になったらできるようになること
✅ 言葉がぐんと増える!🔗子どもの『なぜ?』攻撃に疲れたら
簡単な会話のキャッチボールができるようになり、「どうして?」「なんで?」と質問が増えます。
✅ ごっこ遊びが上手になる🔗おもちゃを並べるだけで遊ばないのはなぜ?
おままごとや電車ごっこなど、想像の世界で遊ぶのが楽しくなります。
✅ 手先が器用になる🔗年齢別の造形遊びのねらいと特徴!
クレヨンで丸や線を描いたり、ハサミを使って紙を切ったりできるように。
✅ 基本的な生活習慣が身についてくる
トイレに行く、服を着る、靴を履くなど、自分でやりたい!という気持ちが強くなります。
✅ お友だちとの関わりが増える🔗子どもが相手の気持ちを考えられるのは何歳から?
まだまだ「じぶんがいちばん!」な時期ですが、一緒に遊ぶ楽しさを感じるようになり、少しずつ協力する姿も見られます。
🌟 3歳になったら、伸ばしていきたい力

🔹 語彙力・表現力
たくさんの言葉に触れることで、話す力や表現力が育ちます。語彙力・表現力を伸ばすなら読書がおすすめ。絵本を読んだあとに「このお話どうだった?」と聞いてみるのも◎
🔹 想像力・創造力
さらに、絵本を通して「もし○○だったら?」と考えることで、想像力が広がります。
🔹 感情のコントロール
嬉しい・悲しい・悔しいなど、いろんな感情を経験する時期。絵本の登場人物の気持ちを一緒に考えることで、感情表現が豊かになります。
🔹 社会性・コミュニケーション力
お友だちとの関わりが増える3歳。「順番こ」や「ありがとう」「ごめんね」など、人と関わる力を育てるのも大切です。
📚 3歳向けの絵本は、これらの成長をサポートする素敵なアイテム!
物語を通じて、ことばの力・想像力・感情の理解を育んでいきましょう✨
3歳お気に入り絵本ランキング
順位 | タイトル | 作者 |
---|---|---|
1 | はらぺこあおむし | エリック・カール |
2 | だるまさんシリーズ | かがくいひろし |
3 | ノラネコぐんだんシリーズ | 工藤ノリコ |
4 | おべんとうバス | 真珠まりこ |
5 | もこもこもこ | 谷川俊太郎 / 元永定正 |
6 | しろくまちゃんのほっとけーき | わかやまけん |
7 | バムとケロのにちようび | 島田ゆか |
8 | ぐりとぐら | 中川李枝子 / 大村百合子 |
9 | どんぐりむらのぼうしやさん | なかやみわ |
10 | いやだいやだ | せなけいこ |
3歳になったら読ませたい本ランキング
順位 | タイトル | 作者 |
---|---|---|
1 | ぐるんぱのようちえん | 西内ミナミ / 堀内誠一 |
2 | わたしのワンピース | 西巻茅子 |
3 | くれよんのくろくん | なかやみわ |
4 | おしいれのぼうけん | ふるたたるひ / たばたせいいち |
5 | ともだちや | 内田麟太郎 / 降矢なな |
6 | 100かいだてのいえ | いわいとしお |
7 | エルマーのぼうけん | ルース・スタイルス・ガネット |
8 | そらまめくんのベッド | なかやみわ |
9 | がたん ごとん がたん ごとん | 安西水丸 |
10 | おふろだいすき | 松岡享子 / 林明子 |
うちの子は大ハマりだったおべんとうバス。はまるきっかけは支援センターの読み聞かせでした!
3歳児におすすめのストーリー絵本
1. ぐりとぐら
親子で一緒に楽しめる名作絵本です。ぐりとぐらが作る大きなカステラにワクワクしながら、キャラクターの冒険や工夫に触れることで、子どもの想像力が刺激されます。家族の会話のきっかけにもぴったりです。
2. はらぺこあおむし
カラフルなイラストとシンプルなストーリーが魅力の絵本です。繰り返しのフレーズや鮮やかなページが記憶に残りやすく、語彙力の向上に役立ちます。指で穴をなぞったりしながら、楽しく読み進められます。歌は寝かしつけにも使えました(喜んでなかなか寝ないけれど、でも幸せな気持ちで眠りにつけるっていいですよね)
3. どんぐりむらのぼうしやさん
ユニークなストーリーが魅力的な絵本です。様々なキャラクターやシチュエーションに触れることで、子どもは自分なりの物語を考えるようになり、創造力が育まれます。
3歳向け絵本リスト
シリーズ名 | 作品名 |
---|---|
ぐりとぐらシリーズ (作:中川李枝子 / 絵:大村百合子) |
ぐりとぐら |
ぐりとぐらのかいすいよく | |
ぐりとぐらのおきゃくさま | |
ぐりとぐらのえんそく | |
ぐりとぐらとすみれちゃん | |
ぐりとぐらの1ねんかん | |
エリック・カールの作品 (『はらぺこあおむし』の作者) |
はらぺこあおむし |
できるかな? あたまからつまさきまで | |
だんまりこおろぎ | |
くまさん くまさん なにみてるの? | |
パパ、お月さまとって! | |
単独作品 | うずらちゃんのかくれんぼ |
どんぐりむらシリーズ (作・絵:なかやみわ) |
どんぐりむらのぼうしやさん |
どんぐりむらのぱんやさん | |
どんぐりむらのおまわりさん | |
どんぐりむらのほんやさん | |
どんぐりむらのせんたくやさん | |
どんぐりむらのだいくさん |
絵本の登場人物の気持ちを一緒に考えることの大切さ
3歳ごろになると、子どもはお話の内容をより深く理解できるようになります。絵本をただ読むだけでなく、登場人物の気持ちに寄り添いながら読むことで、共感力や想像力、表現力を育むことができます。
🌱 どうやって気持ちを考えさせる?
絵本を読むときに、こんな問いかけをしてみましょう。
🔹 「○○くん(ちゃん)、どんな気持ちだったかな?」
➡️ たとえば、『ぐりとぐら』のケーキの場面なら、「ぐりとぐらはどんな気持ちでケーキを作っていたと思う?」と聞くと、ワクワクした気持ちを想像できるかもしれません。
🔹 「もし○○だったら、どう思う?」
➡️ 『はらぺこあおむし』を読んだ後、「○○ちゃん(くん)も、お腹がすいたらどんな気持ちになる?」と、自分の経験と結びつけて考えさせるのも◎。
🔹 「このあとどうなると思う?」
➡️ 物語の途中で「このあと、どうなるかな?」と予想させることで、考える力が育ちます。
🌟 どんな力が育つ?
📖 共感力:「この子は悲しかったんだね」と、他人の気持ちを考える習慣がつく。
📖 想像力:「こんなことが起こったら…」と、お話の世界を広げる力が育つ。
📖 表現力:「楽しい!」「ドキドキした!」と、自分の気持ちを伝える力が身につく。
絵本は、子どもの心の成長を優しくサポートしてくれる素敵なアイテム。
親子で「どんな気持ちだった?」と話しながら、物語の世界を一緒に楽しみましょう✨
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よくある質問(Q&A)
Q1. 3歳児に理想的な読み聞かせの時間は?
A1. 1回あたり15~20分程度が目安です。集中力が続きにくいため、1日に何回かに分けて読むのがおすすめです。
Q2. 親はどんな役割をすればいい?
A2. ただ読むだけでなく、物語の登場人物の気持ちや出来事について対話しながら進めると、子どもの理解が深まります。
Q3. 読み聞かせで語彙力を伸ばすには?
A3. 繰り返し読むことで自然に単語を覚えられます。知らない言葉が出てきたら、簡単な言葉で説明するとさらに効果的です。
まとめ
3歳児は、絵本を通して物語の世界を広げ、想像力を伸ばしていく時期。絵本を活用し、感情豊かに読み聞かせることで、語彙力や理解力、そして親子の絆が深まります。3歳児におすすめの絵本の楽しみ方は、絵本の中に隠されているくすっと笑える作者さんの遊び心を発見することです。まず手始めにtuperatuperaさんの「パンダ銭湯」がおすすめ。絵本の面白さを教えてくれるおはなしやさんの🔗も貼っておきますね♪
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