朝の玄関。ようやく靴を履いたと思ったら……
「あっ、ぬいだ!」
なんで!? もう出発しますよ??
靴下はOK、靴も履いた、あとはドアを開けるだけだったのに、なぜか一度脱いでやり直し。まるで何かの儀式でも始まるのかとツッコミたくなる瞬間、ありませんか?
こんな「謎行動」、実はうちだけじゃなかったんです。
この記事では、子どもが「靴を履いたのにまた脱ぐ」行動の裏にある心理や、親としてできる関わり方について、元教諭の視点からお話しします。
育児って、ほんと予想外の連続。だからこそ、ちょっと笑って、ちょっと納得して、「よし、今日もいけそう」って思える記事になればうれしいです。
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👟子どもが靴を脱ぎたくなる理由とは?成長に関係がある?
いきなり結論から言います。
子どもが「靴を履いたのに脱ぐ」理由、それはただの気まぐれじゃありません。
ちゃんと、理由があります。しかも、ひとつじゃない。
- 靴がなんか気持ち悪かった
- 履いたけど、なんか違った(?)
- 「まだ準備終わってない気がする」という謎のこだわり
- そもそも気分が乗らない(これは大人でもある)
子どもって、大人が気づかない「小さな違和感」にすごく敏感なんです。
しかも、それをうまく言葉にできない。だから脱ぐ、戻る、やり直す。
ある意味「感覚のリセットボタンを押してる」ようなものなんですね。
子どもの靴選び、なんとなくで選んでませんか?
「うちの子、歩きにくそう…」「また脱ぎたがってる…」
それ、実は靴が合っていないサインかもしれません。
かくいうわが家も、見た目とブランドで「ニューバランス一択」でした。でも、体格のいい下の子は靴を脱ぐことが増え、「ん?」と思っていました。

[ニューバランス] ベビー/キッズスニーカー IZ996 現行モデル マジックテープ 男の子 女の子 EB3(NAVY) 15.0 cm W
ある日、「足幅が広い子はアシックスが合いやすいよ」と言われて試してみたら…
めちゃくちゃ快適そうに歩くではありませんか!

[スクスク] ベビーシューズ ベーシックローカット 2本ベルト ベージュ/ネイビー235 14.0 cm
今回は、そんな親あるあるな「靴の選び方ミス」を減らすために、足の形と靴選びのポイントをまとめました。
子どもの足の形、ちゃんと見たことありますか?
子どもの足って実は、大人以上に個人差が大きいんです。
成長途中なので、足の幅・甲の高さ・指の長さもばらばら。
✅ よくある足のタイプ
- 幅広・甲高タイプ:ギュッと詰まったような足。靴がきつく感じやすい。
- 標準タイプ:平均的な足の形。多くの靴が合いやすい。
- 細身タイプ:幅が狭く、かかとがすぽっと抜けやすい。
ブランドで見る!足のタイプ別おすすめ靴
子どもの足に合う靴を探すとき、ブランドの「傾向」を知っておくと便利です。
足のタイプ | 特徴 | 合いやすいブランド |
---|---|---|
幅広・甲高 | 足の横幅が広く、甲も高い | アシックス、ミズノ(日本ブランドが◎) |
標準〜やや細め | 標準的な足の形 | ニューバランス、IFME(イフミー) |
細身 | 幅が狭く甲も低め | ナイキ、コンバースの一部モデル |
💡※ブランド内でもモデルごとに差があるので、必ず試し履きを!
ちなみにうちの子、上履きはイフミーがお気に入り。上履きって長時間履くものだから、ストレスのないものにしたいですね。

[イフミー] 上履き 息するソール スリッポンタイプ SC-0002 キッズ ブルー 19.0 cm 3E
靴を選ぶときのチェックポイント5つ
- 足長+5〜10mmが理想サイズ
- つま先に少し余裕があるとベスト
- かかとがしっかりしている
- 安定感があり、よちよち期にも◎
- つま先が自由に動く
- 指が動くことで、足の発達を助けます
- 足の幅に合っているか
- キツすぎ・ゆるすぎはNG
- 立って試し履きをする
- 体重がかかるとフィット感が変わります!
👣【発達と心理】靴を脱ぐのは成長段階のサイン?それとも困りごと?
大人から見ると「え、また脱いだの?」と困惑するような行動も、
発達の視点から見ると、まるごと“成長途中のあるある”。
たとえば、1〜3歳くらいの子って「自分でやりたい!」という気持ちがぐんぐん育ちます。
その中には、「もう一回ちゃんと履きたい」という、謎の“自主リトライ”も含まれるんですね。
一方で、「靴が当たって痛い」「足がムズムズする」などの不快感のサインかもしれません。
でも、子どもはそれを「お母さん、右足の小指が当たって痛いです」なんて言いませんから。
そこで取る行動が、「一度脱ぐ」なんです。ある意味、合理的。
子どもの足の指や靴下を定期的にチェックしてみるのもおすすめです。
👟【靴選びのヒント】サイズ・履き心地の見直しポイント
「もしかしてこの靴、合ってないのかも…」
そんなふうに思ったら、一度サイズとフィット感を見直してみるのもおすすめです。
とくに気をつけたいのはこんな点:
- つま先に指1本ぶんの余裕があるか
- かかとが浮かずにフィットしているか
- 履き口が固くて痛くないか
- インソールがズレたりしていないか
「すぐ大きくなるから」とワンサイズ上を選ぶことも多いですが、
靴って、ちょっとのズレがとても不快に感じられるアイテム。特に歩き慣れていない子どもにとっては。
買い直しじゃなくても、インソールを変えたり、マジックテープの調整をしたりと、
できることはいろいろありますよ。あと、砂が入ってきやすい作りの靴だと、何度も履き直している気がします。

[アクティカ] キッズ 子供用インソール 靴のサイズ調整に 左右間違えずに履ける ぬり絵付き ぞう・いぬ・うさぎ・くま 絵合わせインソール ブルー うさぎ フリー(13.0~20.0cm)
クマの絵が入ってる~♪かわいい。
🗣【子どもの気持ち】言葉で伝えられないSOSとは?
靴を脱ぐという行動の裏には、「なんか変だよ」「これイヤだよ」「まだ出かけたくないよ」
そんなことばにならない気持ちが隠れていることも。
たとえば…
- お出かけ先に不安がある
- 急かされて、気持ちがついていっていない
- 「自分のタイミング」でやりたいのに、待ってもらえなかった
こういう時、子どもって行動で気持ちを伝えようとするんです。
それが靴だったり、帽子だったり、カバンだったり。どこかに“ブレーキ”をかけるような動作が出てきます。
🤝【親の関わり方】子どもに安心感を与える伝え方とは
では、親としてどんなふうに関わればいいのか?
正解は一つではありませんが、「気持ちを代弁してみること」が、ひとつのヒントになります。
「あれ?ちょっと足が気持ち悪かったかな?」
「もう一回、自分でちゃんと履きたかったのかもね」
「まだ気持ちが追いついてなかったかな」
そんなふうに“気持ちに名前をつけてあげる”ことで、
子どもは「わかってもらえた」と感じて、安心できます。
そして、不思議なことに、それだけで落ち着いて次に進めることも多いんです。
“共感のひとこと”って、すごい力を持ってますよね。
🔗「共感できない日があってもいい」 〜イヤイヤ期の子どもとの向き合い方〜 – itti-blog
🧭あわせて読みたい「謎行動」シリーズ(親は困るけど、子どもは真剣)
👀 他にもいろんな“あるある”を解説しています。
▶︎ 謎行動シリーズ一覧はこちら!
🎀まとめ|脱ぐのも、やり直すのも、ぜんぶ「成長中」のサイン
子どもの「靴を履いたのにまた脱ぐ」という行動には、
ちゃんと理由があって、ちゃんと意味があります。
それは、「まだうまく言葉にできない気持ちの表現」だったり、
「自分でやりたい気持ち」のあらわれだったり。
親としてはついイラッとしてしまう瞬間だけど、
ちょっと引いて見てみると、「ああ、今まさに育ってるんだな」って思えるかもしれません。
きょうもまた、靴を脱いだって大丈夫。
それも含めて、子育てという名の長編コメディ。ゆるくいきましょう。
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