小学3年生って、ちょっと不思議な時期ですよね。
どんどん自分の世界が広がって、友達のこと、先生との関係、自分の気持ち――いろんなことを感じはじめているみたい。
「最近、帰ってくるのが遅くなったなぁ」「やたらと強がってるなぁ」「漢字の宿題、また怒ってる…」
そんな変化を感じながら、ふと見た子どもの絵。
そこに、思ってもみなかった“心の中の景色”がにじんでいることがあります。
この記事の内容
「あれ?絵に描く友達が減った?」
小学校3年生ごろになると、子どもの絵がふと変化します。
以前は「クラスの友達ぜーんぶ描いたよ!」と笑っていたのに、最近は登場人物が2〜3人だけ。
中には「誰も描いてない」「自分しかいない」なんて絵も…。
これ、実は子どもの“人間関係の変化”が表れていることがあるんです。
“自分が小さく描かれている”ときのサインとは?
子どもが描く「自分の大きさ」には、そのときの自己肯定感や自信の揺れがにじみます。
友達は元気そうなのに、自分だけすみっこに小さく描かれていたら——
もしかしたら、「自分って目立っちゃいけない」「うまくなじめてないかも」という気持ちを感じているのかもしれません。
逆に、「真ん中にどーん!」と大きく描くときは、
「今の自分、いい感じ!」という前向きサインかもしれません😊
表情がなくなるとき、心の中で起きていること
3年生は、ただ楽しいだけの関係から、少しずつ“気をつかう関係”に移行する時期です。
その影響で、絵の中の人たちの顔から笑顔が消えたり、表情が薄くなることもあります。
決して「暗くなった」わけではなく、
「いろいろ考えてる時期なんだな」と受けとめてあげたいですね。
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背景に描かれる「誰かの家」や「公園」の意味
小3ごろになると、絵の中に「友だちの家」や「いつも遊ぶ公園」など、特定の場所や人との関係性が描かれることがあります。
これは、その子が日々の中で大事にしている人間関係や、安心できる場所が反映されていることも。
人との距離感が気になりはじめる年ごろだからこそ、「誰と一緒にいるか」や「どんな場面を選ぶか」に、子どもなりの思いや願いがにじんでくるんですね。
そんな“人とのつながり”を大切にしようとする心は、絵の中だけでなく、何気ない日常にも表れます。
💬たとえば、こんなエピソードがありました。
ある日、高速のパーキングエリアで私が落とし物のお財布を届けたとき、そばで見ていた小3の息子がぽつりと、
「人にいいことをしたら、巡り巡って、自分の大事な人にいいことが返ってくるんだよ〜」
と。
子どもって、こんなふうに優しさの循環をちゃんと感じ取っているんですね。
学校で習ったことや、お友だちとのやりとり、そして日常の中で見た大人の姿──。
それらすべてが混ざり合って、心の奥にある価値観として育っていくのかもしれません🍀
親ができる、そっと寄り添う言葉
子どもの絵を見て「なんでこう描いたの?」と聞くと、
案外「別に〜」なんて返事が返ってきます(笑)
でも、否定せず、関心をもって見てくれる親のまなざしは、子どもにとって安心そのもの。
たとえばこんなふうに声をかけてみてください😊
- 「この絵、いい感じの距離だね。仲よしなの?」
- 「この公園、楽しかったんだね。また行きたい?」
- 「笑ってないのも、“考えてる顔”みたいでカッコいいね」
“分析”より“共感”を✨
絵は、言葉にならない心の一部を映し出す鏡のようなもの。
そっと寄り添ってくれる親がいれば、きっと子どもは安心して「自分の気持ち」を描き続けてくれます🍀
🌱小学校3年生はこんな時期!
① 心の世界がぐんと広がる
- 「自分」と「まわり」を意識し始める
- お友達との距離感に悩むことも出てくる
- 「あの子は人気がある」「私は目立ちすぎたかな?」なんて思いがちらり
📌これまで“みんな友達!”だった関係に、「グループ」「相性」が生まれ始めるのがこのころです。
② 自己肯定感がゆらぎやすくなる
- 先生や友達と“比べる”ようになり、自信を失うことも
- 「自分ってこれでいいのかな?」という気持ちが芽生える
- ちょっと大人ぶったことを言うけれど、内心はまだまだ甘えたい💭
👀周囲の評価や期待を気にして、“本当の自分”を一瞬かくしたり、探したりすることも出てきます。
③ 表現がリアルと感情の間でゆれる
- 絵や文章に「本音」や「気持ち」がこもりはじめる
- でも、それをうまく表すのが難しくて、黙っちゃうこともある
- 絵に“距離”や“配置”で気持ちがにじむのがこのころ
🎨この時期の絵は、「ただの絵」ではなく、心のかけらがふっと描かれていることも。
✅ 「小3の発達まとめ」チェックリスト
🔹 人間関係の変化に敏感になってきた
☐ 友達との関係を気にする発言が増えた
☐ グループや仲間の存在にこだわるようになった
🔹 「自分がどう見られているか」を気にする
☐ 服や髪型、持ち物を気にすることがある
☐ 恥ずかしがる場面が増えてきた
🔹 絵や作文に「自分らしさ」がにじみ出る
☐ 絵に自分が小さく描かれていたり、人物が減っている
☐ 背景や場所に意味が込められていることがある
🔹 気持ちの整理が難しいことがある
☐ 理由なく不機嫌になることがある
☐ 本音を隠そうとするような様子が見られる
🔹 それでも、まだまだ甘えたい気持ちもある
☐ 「一緒に寝よう」などの甘えが急に出ることも
☐ 怒られると落ち込みやすくなる
💡このチェックリストは、「あれ?これって大丈夫?」と思ったときの参考に。
子どもは少しずつ大人の階段をのぼっていますが、まだまだ不安定な心もいっぱい。
気づいてあげることで、子どもは安心して成長していけます🍀
🍀親としてできることは?
- 「見守りつつ、そっと声をかける」距離感がちょうどいい✨
- 「気づいてくれてる」って感じるだけで、子どもは安心します
- 絵・日記・ひとりごとなど、“言葉にならないサイン”を大事にしてあげましょう
3年生は、“子ども”から“自分らしさを持った存在”へ成長する大切な時期。
心の距離を保ちつつ、見守るような関わり方が、子どもの「自分ってこれでいいんだ」に繋がっていきます😊💖
🌟まとめ:絵ににじむのは、心の“今”
3年生は、ぐんと世界が広がると同時に、
自分と他者の距離感に悩んだり、気をつかったりしはじめる時期です。
絵は、そんな心の揺れをそっと教えてくれるサイン。
ぜひ、“答え探し”ではなく、“気づき”のきっかけとして見てあげてくださいね。
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🌙読んだあと、ちょっと気持ちが軽くなって
「明日も、子どもと向き合おう」って思える。
そんな記事になっていたら嬉しいです😊🍀
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正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
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ブログでは「教育のヒント」を書いていますが、
実は私自身、毎日が迷いと後悔の連続です。
教科書通りの正解に傷ついたとき、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まって、
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
教育の現場を知っているからこそ、外側から「正解」を押しつけられることの息苦しさや、もどかしさを感じてきました。
キラキラした正解の中で、無理をして生きるのはしんどいですよね。
「こうすべき」の前に、「この子の場合はどうだろう?」と、一緒に立ち止まれる場所でありたいと思っています。
子どもの絵に宿るサインや、言葉にならない心の機微をそっと眺めて。
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