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最近、子どもの絵が変わった気がする
前は楽しそうだったのに、急に描かなくなった
なんだか暗い、意味が分からない――
思春期は、
心が大きく動く一方で、言葉が少なくなる時期です。
そのため、
子どもの気持ちは「態度」ではなく、
絵の変化として静かにあらわれることがあります。
このページでは、
思春期の子どもの絵に見られやすい心理的な特徴を、
「心配しすぎないための視点」でまとめています。
思春期になると絵が変わるのはなぜ?
思春期の子どもは、
- 自分をどう見られているか気になる
- 気持ちを言葉にするのが恥ずかしい
- 大人に踏み込まれたくない
という状態に入りやすくなります。
その結果、
✔ 絵が減る
✔ 変わる
✔ 荒れる
✔ 意味不明に見える
といった変化が起こります。
これは異常ではなく、発達の途中で起こりやすい変化です。
思春期の絵に多い変化パターン
🖤 描かなくなる・極端に減る
- 興味がなくなったわけではない
- 「見られたくない」気持ちが強い
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😐 感情のない絵・無表情な人物
- 感情を抑えている
- 自分の気持ちを分からなくなっている
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- 表情のない人物を描くときの心理
🌑 暗い・黒い絵が増える
- 不安・疲れ・自分と向き合っている途中
- 「助けて」の前段階のことも
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🔥 攻撃的・強い絵になる
- 怒りや葛藤を外に出している
- エネルギーの出口として描いている
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- 思春期に火や怪獣を描く理由
思春期の「不安」と「安心」は絵にどう出る?
思春期の感情は、
✔ 揺れ幅が大きい
✔ 安心と不安が同時に存在
そのため、
同じ子でも
- 明るい絵と暗い絵を行き来する
- モチーフが安定しない
ことがよくあります。
👉 あわせて読む
思春期の絵を見て「心配」になったときの判断軸
次の3点をセットで見てください。
1️⃣ 急激な変化が続いているか
2️⃣ 生活面(学校・睡眠・食欲)にも変化があるか
3️⃣ 完全に閉じていないか
絵だけで判断する必要はありません。
思春期の子への関わり方|やっていいこと・避けたいこと
◎ やっていいこと
- 何も言わずに見守る
- 評価せずに受け取る
- 描く場を残しておく
✕ 避けたいこと
- 意味を決めつける
- 説教や分析を始める
- 無理に説明させる
👉 実践記事
モチーフ・感情とあわせて見ると理解が深まる
思春期の絵は、
- 何を描いているか(モチーフ)
- どんな雰囲気か(感情)
を重ねて見ることで、
一面的な誤解を防げます。
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まとめ|思春期の絵は「距離を保ちながらつながる手段」
思春期の子どもにとって、
絵は「説明しなくていい表現」です。
近づきすぎず、
離れすぎず、
そっと見守るためのヒントとして、
このページを使ってもらえたらと思います。
- ▶ この絵、大丈夫?と感じたときに読むページ
- ▶ 思春期の不安が強いときのサイン
- ▶ 親がやってしまいがちなNG対応
📚 子どもの自信と安心をそっと育てるガイド
子どもが「できたかも」と感じられたり、ほっとできる時間が少しずつ増えていくための関わり方をまとめています。
ゆっくり全体を見たいときにどうぞ。
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。




