「うちの子、ずっと同じキャラクターばかり描いてる…」
「気がつけば、毎日電車の絵ばかり!」
そんなふうに、子どもの絵に「繰り返し」を感じたことはありませんか?「他のものも描いてほしいな…」と思う一方で、何か意味があるのか気になりますよね。実は、子どもが同じ絵を何度も描くことには 成長や心の発達 に深い関係があります✨この記事では、その理由と「好き」を伸ばすアプローチを紹介します。
🎨 子どもが同じ絵を描き続ける理由
子どもが繰り返し同じ絵を描く理由には、主に次のようなものがあります。
1️⃣ 発達の過程としての繰り返し
幼い子どもにとって、「描く」ことは 運動スキル を発達させる練習でもあります。
- 何度も描くことで、手や指の使い方が上達する
- 自分なりの描き方を確立するプロセス
- 「もっと上手に描きたい!」という向上心の表れ
特に 2歳~4歳ごろ の子どもは、形を覚えるためにひたすら同じものを描くことがよくあります😊
2️⃣ 安心感を得るための繰り返し
「いつもと同じものを描くと落ち着く」という心理が働くことも。
- 環境の変化(保育園・幼稚園に通い始めた、新しい生活になった)
- 気持ちの安定(好きなものを描くと安心する)
この場合、絵を描くことで 心を整理したり、安心感を得たり しているんですね。
📢 関連記事「子どもがずっと同じものを描くのはなぜ?」
3️⃣ こだわりや興味の強さ
好きなキャラクターや乗り物を何度も描くのは、その対象への 強い興味やこだわり の表れです。
「好き!」という気持ちは 集中力や探究心 を育てる大事な要素。もしかしたら、将来デザインや建築、工学などの分野に才能を発揮するかもしれません✨例えば電車が大好きな6歳の男の子。最初は新幹線だけだったのが、駅のホームや背景まで描くように。電車の細部へのこだわりが強くなっています。
🖍️ 2歳・3歳・4歳・5歳・6歳の子どもが繰り返し同じ絵を描く理由と対処法
子どもの発達によって、繰り返し描く対象や意味が少しずつ変わっていきます。
🌱 2歳〜3歳:形の発見期
- ぐるぐる描き(円を何度も描く)
- 顔だけのキャラクターを繰り返し描く
- 好きな色ばかり使う
👉 意味:「○(まる)」が描けた!「顔」が描けた!という発見の喜び。

🌼 4歳〜6歳:表現の発展期
- 同じキャラを何度も描く(好きなアニメやヒーロー)
- 乗り物の細部にこだわる(電車・車・ロケットなど)
- ストーリー性のある絵を描く(同じ構図で物語を作る)
👉 意味:好きなものを深く理解し、表現力を広げる時期。
🌟 7歳〜:テーマの探求期
- 細かいパターン(迷路や建物の設計図のような絵)
- 進化バージョン(「もっとかっこよく」「もっとリアルに」)
- 漫画のような構成を考える
👉 意味:「自分の世界」を確立し、想像力を深める段階。
子どもの絵の成長チェックリスト
✅ 3歳:ぐるぐる線を描いている(手の動きを楽しむ段階)
✅ 4歳:好きなキャラを何度も描いている(観察力&こだわりUP)
✅ 5歳:背景や細かい部分までこだわり始めた(想像力が発展)
✅ 6歳:物語性のある絵を描いている(表現力&構成力が向上)
✨ 子どもの絵の才能を伸ばすには?繰り返し描くことの意外な効果
繰り返し同じ絵を描くことは、子どもの成長の大切なプロセス です。無理に違うものを描かせるのではなく、「好き」を活かして広げていくのがポイント!
💡 1. 「少しだけ変化を加える提案をする」
「このキャラクター、今日はどんなポーズにしよう?」
「電車の背景に、駅を描いてみるのはどう?」
👉 小さな変化を加えることで、表現の幅が広がります🎨
📚 2. 関連する体験を増やす
好きなものに関連する体験をすると、絵の表現がさらに豊かになります。
🚆 電車好きな子なら…
- 実際に電車を見に行って、色や形を観察する
- 図鑑を見せて、細かい部分を一緒にチェック
👦 キャラクター好きな子なら…
- 絵本のイラストを見せて、「どうやって描かれているのかな?」と話す
- 一緒にそのキャラクターを作る(折り紙や粘土など)

👉 実物を見たり触れたりすることで、新しい視点が生まれます✨
子どもの絵のタイプ診断
🎨 A:「いつも同じキャラを描く」 → こだわり型アーティスト(観察力&集中力が高い)
🖌 B:「背景や細かい部分を描くのが好き」 → 探求型クリエイター(細部までこだわる職人タイプ)
🌈 C:「いろんな色を試す」 → 表現派アーティスト(自由な発想&感性が豊か)
🖌 3. 道具を変えてみる
クレヨンや色鉛筆だけでなく、違う画材を試す ことで、新しい発見があることも。
- 水彩絵の具(にじみや混ざる色を楽しむ)
- 黒い紙に白いペン(影や光の表現を学ぶ)
- 切り絵やコラージュ(形や構成力を育てる)

👉 いつもと違う表現方法を試すことで、創造力が刺激されます!
まとめ:「好き」を大切にしながら成長を見守ろう
子どもが同じ絵を繰り返し描くのは、発達・安心感・こだわり の表れ。「同じものばかり描いて大丈夫かな?」と心配になることもあるかもしれませんが、それは 成長の大事なステップ です。無理に変えようとせず、「好き」を活かしながら新しい発見へとつなげていきましょう😊
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