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絵の中の“ぼく”がでかすぎる件。子どもの絵に出る心のかたち
お子さんの描いた絵を見て、こんなふうに感じたことはありませんか?
「あれ?人がすごく大きくて、背景がギュウギュウ…」
「逆に、えっ…これが“自分”?っていうくらい小さく描いてる…?」
じつは、子どもの絵のサイズには心理があらわれることがよくあります。
「自分を大きく描く子どもの心理」
「絵の中で人を小さく描く子の気持ち」
そんなテーマにピンときたら、今日はその“絵の大きさ”に注目してみましょう。
絵って、不思議です。
しゃべるのがまだ上手じゃない子も、心の中をちゃんと表現しているんです。
ときに言葉よりも正直に、しっかりと。
子どもの絵がやたら大きい?小さい?それぞれの心理とは
この記事では、
- 子どもの絵が異様に大きくなるときの心理
- 逆に絵が極端に小さい子の気持ち
- 絵を通してわかる「自己肯定感」のサイン
- 心配すべき場合と、見守っていいケースの違い
などを、わかりやすく具体例つきで解説していきます。

子どもの絵を通して、心の中をのぞいてみよう
大きく描く子も、小さく描く子も、
そこにはちゃんと“理由”があります。
あなたのお子さんの絵には、どんな気持ちが隠れているでしょうか?
さっそく読み進めて、子どもの絵に込められた“心の声”に耳を傾けてみてくださいね。

子どもの絵がやたら大きい…それって“自信”の表れ?
「うちの子、絵を描くといつも自分の顔がドーン!ページいっぱい!」
──これ、実はよくあることなんです。
✏️自分を大きく描く子どもの心理とは?
子どもが絵の中で「自分」をやたら大きく描くとき、
そこにはこんな心理が隠れていることがあります。
- 自己肯定感が高い
- 「見てほしい」「認めてほしい」という気持ち
- 今の自分に自信がある状態
- 自分の存在を強く意識しているとき
特に3〜6歳頃の子どもは、自分の存在に注目が集まると安心します。
大きく描くことで「ぼくはここにいるよ!」「わたしを見て!」と主張しているのです。

ただの“お絵かき”じゃない?大きく描く子に見られる特徴
子どもの絵が大きくなる時期は、たとえばこんなタイミングによく見られます。
- 新しい園に慣れてきたころ
- 家族にほめられた直後
- 主役になれるようなイベント(誕生日、発表会など)のあと
いわば心の中がふくらんでいる状態。
逆に、自信がないときは、絵も小さくなったり、自分を描かなくなったりすることがあります。
子どもが自分を大きく描く絵には、「もっと見てほしい」「自分に自信をもっている」など、さまざまな気持ちがあふれています。
同じように、「家族の絵」にも子どもの想いが表れます。
気になる方はこちらの記事もどうぞ → 子どもが描く家族の絵に表れる心理とは?
子どもの絵が小さい…それ、心配した方がいいの?
一方で、子どもの絵がとても小さいと気になる保護者の方も多いはず。
「ノートのすみっこに、ちょこんと人がいるだけ…」
そんな絵には、控えめな性格や、気持ちが内向きになっているサインが含まれていることも。
🔗子どもの絵に出る心のサイン|入園・進学・転校など環境の変化との関係とは? – itti-blog
✏️子どもの絵 小さく描くときの心理とは?
- 自信が持てない
- 人の目が気になる
- 怒られないように、正しく描こうとしている
- 本当の気持ちを表に出せていない
もちろん、ただ単に筆圧が弱いだけだったり、慎重な性格ということもあるので、絵だけで決めつけるのはNGです。🔗筆圧が弱い?強い?それって実は、子どもからの“やさしいサイン”かも – itti-blog

子どもの絵を飾ってあげることは、「認めてもらえた」という安心感につながります。
おすすめの飾り方はこちら → 子どもの絵の飾り方。心が育つ工夫とは?
絵が大きい=いいこと?絵が小さい=悪いこと?
大きく描いても、小さく描いても、「その子らしさ」が表れているだけ。
大切なのは、「最近どうしたのかな?」と絵からちょっとした変化を感じ取ってあげることです。
たとえば:
- いつも大きかった絵が、急に小さくなった
- 自分を描かなくなった
- 人が全部同じサイズになった
こういった変化があれば、そのときの生活や気持ちを振り返ってみるきっかけにしてみてくださいね。
🔗 絵に表れる子どもの異変サインとは?心の変化に気づく方法 – itti-blog
まとめ:子どもの絵は、心の鏡。見逃さず、そっと見守ろう
子どもの絵には、そのときの感情や心の状態がじわっとにじみ出ます。
「自分を大きく描く」ことも、「小さく描く」ことも、
どちらも今の気持ちをまっすぐ表しているサインです。
無理に正そうとせず、「へえ、今日はこんな気分なんだね」と
作品を通してお子さんの心に寄り添ってみてください。
✅ おうちでできる“子どもの絵チェック”ポイント
- ✅ どこに人を描いている?(中央/端っこ)
- ✅ 大きさに変化はある?
- ✅ 色づかいに偏りはある?
- ✅ 自分や家族をどのように描いている?
気になるときは、専門家に相談する前に、絵の変化と生活の変化を比べてみると、ヒントが見つかることもあります。
🔗子どもの絵は“心ののぞき窓”!? 謎の構図・色・形に潜む心理とは – itti-blog
「大きい」「小さい」だけじゃない!子どもの絵に隠れたサイン、まだまだあります
子どもの絵には、大きさだけでは読み取れない深いメッセージが込められていることがあります。
たとえば──
- 「顔」ばかり描く子
- 「手足」が極端に長い子
- 「家族の誰か」だけやたら大きく(または小さく)描く子
- 「色」や「背景」の有無に差がある子
こうした絵の中の“バランス”や“省略”にも、心理的な背景があると言われています。
「子どもの絵が大きいのは自信の証?」
「逆に小さいのは気弱さのサイン?」
そんなふうに一概に決めつけるのではなく、
“その子の気持ち”を知るためのヒントとして、やさしく観察する視点を持てるといいですね。
🌱次回予告:「顔を描かない」「目がない」──そのワケ、知っていますか?
今回の記事では、子どもの絵の“サイズ”に注目してみましたが、
実は次に気になるのは「パーツの描き方」なんです。
- なぜ「顔を描かない」子がいるのか?
- 「目がない」「口が大きい」にはどんな心理があるのか?
- 「耳がない」や「首がない」「輪郭を描かない」のナゾとは?
「なんか変かも?」と感じたその絵、実はとても意味深い心のメッセージかもしれません。
📘次回:絵でわかる子どもの心理シリーズ②
「顔を描かない子どもたち〜消えた目と口が教えてくれること」
どうぞお楽しみに。
☘️おまけ:今日からできる!子どもの絵との上手な向き合い方
絵を見たとき、つい「これはなに?」「上手だね〜」と言ってしまいがち。子どもの絵のほめ方って難しいですよね。
でも、絵の本質を読み取るには“評価”より“共感”がカギです。
子どもの絵を見るときの声かけの例:
- 「今日は大きく描いたんだね。元気いっぱいな気持ちかな?」
- 「このちいさい人、なんだか恥ずかしがり屋さんみたいで可愛いね」
- 「こんなにのびのび描けるなんて、いい気分だったの?」
こうした言葉がけで、子どもも「絵で気持ちを伝えてもいいんだ」と安心できます。
絵は、子どもからの“おたより”かもしれない
私たち大人が、メールやLINEで気持ちをやりとりするように、
子どもたちは絵を通して「今のわたし」「今のぼく」を伝えているのかもしれません。
「子どもの絵 大きく描く 心理」
「子どもの絵 小さく描く」
そんな検索からたどり着いたあなたにこそ、
お子さんの絵の世界をたのしく覗いてみてほしいと思っています。
🔗関連記事:
子どもの絵の残し方、悩んでいませんか?できるだけ簡単な方法がイイ!という人に。
▶この不織布バッグがおすすめ。製作時期をマジックでバッグに書いて保管しておくといつのものか、一目でわかります。我が家は、階段の展示スペースに飾った後、このバッグに入れて、無印のS字フックを使ってクローゼットにかけてます♪
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです!
教諭として15年以上勤務した後、カメラマンとして独立。
教育と写真、どちらも「子どもと向き合う」ことを軸に歩んできました。
わが家の息子たちは、小さいころはお絵描きに見向きもしなかったけれど、造形遊びやパステルアート、リトミックなどを通して少しずつ表現の楽しさに気づき、今ではポスターや工作で賞をもらうまでに!✨
そんな経験をもとに、
子どもの心と表現の成長を、親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
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