
おもちゃを並べるだけで遊ばないのはどうして?
親としては「せっかくいろんな遊びができるのに、なぜ?」と思ってしまうこともありますよね。
でも、子どもにとっては立派な遊びの一つなんです。
「並べる」だけで楽しい理由とは?
- 視覚的な楽しさ
おもちゃを整然と並べたり、色や形を揃えたりするのは、子どもにとって気持ちがいいもの。秩序があると安心感を得られることも。 - ルールや順番を意識し始める
2〜3歳頃になると、並べることで「こっちが先」「この順番がいい」と、物事のルールを自分なりに作り始めます。 - 「コントロールしたい」という気持ちの表れ
まだ自分でできることが少ない年齢の子どもにとって、おもちゃを自由に並べることは「自分で決められる遊び」。だからこそ夢中になることも。

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そのまま見守る?遊び方を変えてみる?
✔ そのまま見守る場合
- 集中しているなら、そのまま好きなように遊ばせてOK。並べること自体が楽しく、満足感を得られている可能性大。
- 言葉がけをするときは、「きれいに並んだね!」「どんな順番かな?」と、子どもの意図を尊重するように。
✔ 遊び方を広げる場合
- 「ストーリー」をつける:「この車たち、お出かけするのかな?」など、想像を膨らませる声掛けを。
- 「崩す楽しさ」を伝える:「ドミノみたいに倒してみる?」「一緒に並べ替えしてみる?」崩すと怒る場合もある。
- ルールを少しだけ足す:「赤いブロックの次は青にしようか?」と提案し、子どもの興味を広げる。
うちの子の場合は、トミカのタイヤを外してじっくり観察したり、プラレールを走らせずにただ並べたり、よくしてましたね。
そんなときは、
- 「構造を知りたい!」 → タイヤを外して「どうなってるの?」と観察するのは、小さな研究者の気分かも。
- 「自分の思い通りに並べたい!」 → 順番や色をそろえて並べるのは、秩序を作る楽しさや達成感がある。
- 「細部をじっくり楽しみたい!」 → 走らせるよりも形や模様、細かいデザインをじっくり見るのが楽しいことも。
この遊び方って、大人でいう「コレクションを並べて眺める」「プラモデルを組み立てる」のと似た感覚かもしれませんね。🚗✨
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さらに、並べた後、横からじーっと見てること多くありません?
例えば、トミカやプラレールを 横から 眺めるのって、まるで「本物の車や電車が走ってるのを見てる」感覚なのかも。大人は上から全体を見ようとするけど、子どもは目線の高さで「リアルな視界」を楽しんでるのかもしれませんね。
🚗 横から見る理由として考えられること
- 本物みたいに見たい! → 実際に走ってるみたいに感じたいのかも。
- タイヤや車輪の動きが気になる! → ちゃんと回るかな?どう動くのかな?と、構造をじっくり観察。
- 世界に没頭するため → 上からだと全体が見えすぎるけど、横からだと自分だけの視界で遊べる。
子どもにとっては、ただの「おもちゃ」じゃなくて、ものすごくリアルで魅力的な「世界」なのでしょう✨
そんな並べ遊びはお片付けへの声掛けが難しい。
子どもが夢中になってるときに片付けようとすると「やめてー!😡」って怒りますよね。
大人からすると「遊んでない=片付けてもいいかな?」って思っちゃうけど、子どもにとってはまだ“大事な途中”なのかもしれません。 並べること自体が楽しいし、満足するまで崩されたくないのです。
だから、片付けるときはちょっと工夫するとスムーズかも!👇
✅ 「そろそろおやすみしようか?」 → おもちゃに声をかけると受け入れやすい
✅ 「写真撮って残そうか?」 → 「またできるよ!」って安心感を持たせる
✅ 「一緒におうちに帰してあげよう!」 → 片付けを「楽しいお仕事」にしちゃう
こうすると、子どもの気持ちも大切にしつつ、片付けも進むかもしれません。
並べ遊び、こんな場合は様子を見よう
✅ 並べることに強いこだわりを持ちすぎて、崩れると極端に怒ったり、不安になったりする。
✅ 並べる以外の遊びをほとんどしない。
✅ 4〜5歳になっても他の遊びに発展しない。
このような場合は、専門家に相談するのも一つの手です。
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まとめ
「おもちゃを並べるだけ」という遊びも、子どもにとっては大切な学びの時間。親が「もっとこう遊べばいいのに」と思うこともありますが、まずは子ども自身が楽しんでいるかを大切に。ちょっとした声掛けで、遊びがどんどん広がるかもしれませんよ!
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