
「子どもにたくさん本を読んであげたい!」と思っても、どんな絵本を選べばいいのか迷ってしまうことはありませんか?
「うちの子、本に興味を持ってくれるかな?」
「読んだ後に親子で楽しめる本ってどんなもの?」
「この子の好奇心や個性を伸ばせる本は?」
そんなお悩みを解決するために、「子どもが大喜びする絵本10冊」をご紹介します!

1. 『ぐりとぐら』シリーズ(中川李枝子・大村百合子)
ふたりのかわいい野ねずみ、ぐりとぐらの冒険が描かれた名作。特に、大きなカステラを作るシーンは印象的で、読んでいるだけでお腹が空いてしまうほど。親子でワクワクしながら読める絵本です。
同じ作家の有名な作品
- 『そらいろのたね』:不思議な種を育てる少年の物語。
- 『いやいやえん』:子どもたちの日常を描いた短編集。
2. 『はらぺこあおむし』(エリック・カール)
色鮮やかなイラストと、あおむしの成長物語が魅力の一冊。ページに穴が開いている仕掛け絵本で、子どもが夢中になれます。リズミカルな文章も読み聞かせに最適です。図書館や子育て支援センターの読み聞かせで必ずといってもいいほど登場する作品で、歌も覚えてしまうほど。ふと口ずさむと子どももノッてくる、そんな歌です。YouTubeでできますよ。
同じ作家の有名な作品
- 『できるかな? あたまからつまさきまで』:動物のまねっこ遊びを楽しめる絵本。
- 『パパ、お月さまとって!』:親子の愛情を感じられる美しい絵本。
3. 『だるまさん』シリーズ(かがくいひろし)
「だ・る・ま・さ・ん・が…?」とユーモラスな動きで子どもが大笑い!リズミカルな言葉遊びが楽しく、赤ちゃんから楽しめる絵本です。体を動かしながら絵本を楽しむって最高ですね。
年齢別おすすめ度:
0〜2歳向け(リズムが楽しく、赤ちゃんも大喜び!)
3〜5歳向け(繰り返しのリズムで一緒に言葉を楽しめる)
読み聞かせのコツ:
「だ・る・ま・さ・ん・が…」とタメを作って読むとワクワク感UP!
身振り手振りをつけると、子どもが真似してさらに楽しい!
実際に読んだ親子の感想:
「ページをめくるたびに『きゃー!』と大笑い!」(1歳男の子のママ)
「『ぷしゅー!』の場面で、子どもが自分で転がってた(笑)」(2歳女の子のパパ)
同じ作家の有名な作品
- 『おしくら・まんじゅう』:可愛いおまんじゅうたちが押し合いっこする楽しいお話。
- 『きもち』:いろんな気持ちを表情豊かに描いた絵本。
4. 『おおきなかぶ』(A.トルストイ)
「うんとこしょ、どっこいしょ!」の掛け声が楽しい昔話。家族みんなで声を合わせて読むと、大盛り上がり間違いなし!
同じような昔話の名作
- 『三びきのやぎのがらがらどん』:橋を渡るヤギとトロルの物語。
- 『てぶくろ』:動物たちが次々と手袋の中に入るお話。
5. 『ねないこ だれだ』(せなけいこ)
夜更かししていると、おばけが迎えにくる…!?ちょっぴり怖くて、でもクセになる不思議な絵本。
同じ作家の有名な作品
- 『めがねうさぎ』:めがねをなくしたうさぎが、おばけに出会うお話。
- 『ふうせんねこ』:ふうせんをつけた猫が空を飛ぶ物語。
6. 『しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん)
おいしそうなホットケーキが焼けるまでの過程が楽しい!読みながら「一緒に作ってみようか?」と料理に興味を持つきっかけにも。
同じ作家の有名な作品
- 『こぐまちゃんおはよう』:こぐまちゃんの一日を描いた絵本。
- 『こぐまちゃんとどうぶつえん』:動物園を訪れるお話。
7. 『どうぞのいす』(香山美子・柿本幸造)
「どうぞ」と譲り合う心を学べる、優しさにあふれた物語。思いやりの大切さを伝えたいときにぴったり。
同じ作家の有名な作品
- 『くんちゃんのはじめてのがっこう』:はじめて学校へ行く子どもの気持ちを描いた絵本。
- 『きつねのおきゃくさま』:やさしさと友情を描いた物語。
8. 『100かいだてのいえ』シリーズ(いわいとしお)
縦に開く仕掛けが楽しい、100階建ての家の探検物語。ページをめくるたびにワクワクが止まりません!
同じ作家の有名な作品
- 『ぼうしとったら』:帽子をとるとびっくりするような展開が待っている絵本。
- 『あかちゃんがうまれたら』:赤ちゃん誕生の喜びを描いた絵本。
9. 『もこ もこもこ』(谷川俊太郎)
「もこ もこ」「にょき」「ぱくっ」など、不思議な言葉の響きを楽しめる絵本。想像力をかきたてる一冊。
同じ作家の有名な作品
- 『ことばあそびうた』:言葉のリズムを楽しめる詩の絵本。
- 『わたし』:自己肯定感を育てるメッセージ性のある作品。
10. 『わたしのワンピース』(にしまきかやこ)
うさぎが着るワンピースが、空の模様や草花の色に変わっていくファンタジックな世界。夢のあるストーリーに子どももウットリ。
同じ作家の有名な作品
- 『おひさまと かくれんぼ』:おひさまと遊ぶ楽しい絵本。
- 『ゆきのひの うさこちゃん』:雪の日のうさぎの冒険を描いた作品。
どれも長年愛され続ける名作ばかりで、親子で一緒に楽しめるものばかりです!
おすすめの絵本10選を年齢別に分けるとこんな感じ。年齢にこだわる必要はありません。あくまで目安ですので、参考になさってください♪
0~2歳向け(赤ちゃん・幼児)
シンプルな絵・はっきりした色・くり返しの多い言葉
例:「だるまさんシリーズ」「もこ もこもこ」
3~4歳向け(少し長い話を楽しめるようになる時期)
短いストーリー・リズム感のある文章・親しみやすいキャラクター
例:「はらぺこあおむし」「しろくまちゃんのほっとけーき」
5~6歳向け(少し複雑な話もOK)
登場人物の感情がわかるお話・ちょっとした冒険や教訓があるストーリー
例:「ぐりとぐら」「どうぞのいす」
小学生向け(長めの物語や考えさせる内容も◎)
文章が多め・想像力を広げる内容・考えさせるテーマ
例:「100かいだてのいえ」「ねないこ だれだ」
絵本タイトル | 0〜2歳 | 3〜4歳 | 5〜6歳 | 小学生 |
---|---|---|---|---|
ぐりとぐら | △ | ◎ | ◎ | ◯ |
はらぺこあおむし | ◎ | ◎ | ◯ | △ |
だるまさんシリーズ | ◎ | ◯ | △ | ー |
しろくまちゃんのほっとけーき | ◎ | ◎ | ◯ | ー |
100かいだてのいえ | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
「◎」…特におすすめ!「◯」…楽しめる「△」…興味を持つかも?「ー」…難しいかも
ポイント
子どもによって好みが違うので、目安として考える
兄弟がいるなら年齢が違っても一緒に楽しめる絵本を選ぶのもアリ!
年齢が上がるとまた別の視点で楽しめる絵本もある(例:『ねないこ だれだ』は5歳くらいで「怖い」と思っても、小学生になると「面白い」と感じることも)
この絵本は今のうちの子に合っているかの目安↓
読んでいるときの子どもの反応(興味を示すか、途中で飽きるか)
何度も「もう1回読んで!」と言われる本は、その年齢に合っている
年齢別おすすめ絵本&読み聞かせのコツ!親子で楽しむ方法も紹介

もっと詳しく年齢別!子どもにぴったりの絵本の選び方
【0歳向け】視覚を刺激するカラフルな絵本
選び方のポイント
- 色彩がはっきりしているもの(赤・青・黄色などの原色が多い)
- シンプルなイラストや大きな絵
- 厚紙で作られたボードブックが安心(絵本の角をお口に持っていって、でろでろになる心配なし)
- 擦ると音が出る、触ると感触が変わるなど五感を刺激する仕掛けがあるもの
おすすめ絵本
- 『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ)
- 『しましまぐるぐる』(かしわらあきお)
- 『いないいないばあ』(松谷みよ子)
【1歳向け】音を楽しめるリズミカルな絵本
選び方のポイント
- 擬音やリズミカルな言葉が繰り返されるもの
- ページをめくるのが楽しくなるシンプルなストーリー
- 動物や身近なものが登場する絵本
おすすめ絵本
- 『だるまさんが』(かがくいひろし)
- 『くっついた』(三浦太郎)
- 『もこ もこもこ』(谷川俊太郎)
【2歳向け】繰り返し読みたくなる名作
選び方のポイント
- 簡単なストーリーがあり、子どもが内容を理解しやすい
- 同じフレーズが繰り返されるもの
- しかけ絵本やリズムのある文章
おすすめ絵本
- 『はらぺこあおむし』(エリック・カール)
- 『ねないこだれだ』(せなけいこ)
- 『ぐりとぐら』(中川李枝子)

【3歳向け】感情表現が学べる絵本
選び方のポイント
- 喜びや悲しみなど、感情を表現するストーリー
- 会話が多く、子どもが一緒に言葉をマネしやすい
- 友達や家族との関係を学べる内容
おすすめ絵本
- 『おおきなかぶ』(A.トルストイ)
- 『おばけのてんぷら』(せなけいこ)
- 『ノンタンシリーズ』(キヨノサチコ)
【4歳以上】ストーリーを楽しめる長めのお話
選び方のポイント
- ストーリー性がしっかりしていて想像力を膨らませるもの
- 文章量が増え、読解力を育てられる
- ファンタジーや冒険の要素があると楽しい
おすすめ絵本
- 『スイミー』(レオ・レオニ)
- 『100万回生きたねこ』(佐野洋子)
- 『ふたりはともだち』(アーノルド・ローベル)
「子どもの塗り絵、はみ出しちゃうのはダメ?自由な表現の大切さ
」
この辺の絵本になると、小学校の授業で登場するものもいくつか読めるようになってきます。
読み聞かせのコツ!親子で楽しむ工夫
1. 絵本に合わせて声を変える
登場キャラクターの声色を変えたり、大きな声・小さな声を使い分けると、子どもが物語に引き込まれやすくなります。
2. 身振り手振りをつける
『おおきなかぶ』なら、「うんとこしょ、どっこいしょ!」の掛け声に合わせて親子で引っ張る動作をすると、より楽しくなります。
3. 一緒に歌いながら読む
『はらぺこあおむし』のように、メロディ付きの絵本なら、一緒に歌いながら読むことで楽しさアップ!
4. スキンシップを取り入れる
『くっついた』のように、実際に「くっついた!」と子どもと頬を寄せ合うと、親子の絆が深まります。
子育て中、もっと楽しく赤ちゃんと過ごせないかな~と思っている方に、「ただ読むだけ」じゃない「読み聞かせ」がおすすめなんです。
筆者自身も、読み聞かせのプロの「お話屋さん」の読み聞かせ会に年パスで週2で通っていました。プロの読み聞かせを子どもと一緒に楽しんで、帰って自宅で真似して読んでいました。おかげで子どもたちに読書習慣が身についたようで、図書館通いも好きですし、借りてきた本を楽しそうに読んでいます。
長く楽しむおすすめの絵本と楽しみ方
『いないいないばあ』(松谷みよ子)
年齢別おすすめ度:
0〜2歳向け(単純な繰り返しが赤ちゃんにぴったり!)
3〜5歳向け(自分で「ばあ!」と言うのが楽しい!)
読み聞かせのコツ:
大きな声で「ばあ!」と言うと、子どもも一緒に楽しめる!
動物の顔をしっかり見せて、名前を言いながら読むと理解が深まる
実際に読んだ親子の感想:
「『ばあ!』のたびにケタケタ笑ってた!」(8ヶ月の女の子のママ)
「読み終わった後も『ばあ!』をずっとやってた(笑)」(1歳半男の子のパパ)
『おつきさまこんばんは』(林明子)
年齢別おすすめ度:
0〜2歳向け(やさしい語り口で、おやすみ前にぴったり)
3〜5歳向け(おつきさまの表情の変化を楽しめる)
読み聞かせのコツ:
ゆったりとした声で読むと、寝る前の絵本タイムに最適
おつきさまの表情に合わせて声色を変えると、子どもがさらに集中
実際に読んだ親子の感想:
「『おつきさま、泣かないで〜』って言ってた!」(2歳女の子のママ)
「最後のにっこりおつきさまで、安心して寝ちゃった!」(3歳男の子のパパ)
『もこもこもこ』(谷川俊太郎)
年齢別おすすめ度:
0〜2歳向け(擬音が楽しく、リズム感がクセになる!)
3〜5歳向け(「なんだろう?」と考えながら楽しめる)
読み聞かせのコツ:
擬音をリズミカルに読むと、子どもも一緒に声に出したくなる
絵をじっくり見ながら「これは何かな?」と問いかけると想像力UP
実際に読んだ親子の感想:
「『にょき!』『ぱくっ!』で大爆笑!」(1歳男の子のママ)
「『もこ!』の部分を一緒に言うのが楽しい!」(3歳女の子のパパ)
※ 他にもおすすめの絵本があればぜひコメントで教えてください!
テーマ別で広げよう♡絵本の紹介!
「食べ物絵本」
- 『しろくまちゃんのほっとけーき』
- 『ぐりとぐら』
- 『おべんとうバス』
「動物が主役の絵本」
- 『ねずみくんのチョッキ』
- 『バムとケロ』
- 『いっすんぼうし』
身近なテーマだと、普段から親子で絵本の話をすることができてGOOD!「遠足のお弁当はおべんとうバスみたいなお弁当にする?」「ぐりとぐらに出てくるみたいなホットケーキを焼いてみようか!」
「この子はバムって名前かも!」なんて、親子で絵本の世界に浸ってみるのも楽しいです。
読み聞かせのメリット
1. 言葉の発達を助ける 繰り返し読むことで、語彙力が増え、話す力や表現力が育ちます。
2. 想像力を養う 絵本の世界に入り込むことで、子どもの想像力や創造力が伸びます。
3. 親子の絆を深める 一緒に本を読む時間は、親子のコミュニケーションを増やし、安心感を与えます。
4. リラックス効果がある 寝る前に絵本を読むことで、心が落ち着き、スムーズな入眠につながります。
絵本選びに迷ったら、子どもの興味や発達に合ったものを選んでみましょう♪
絵本は子どもの「心の栄養」
絵本を通じて、子どもはことばのリズムを覚えたり、想像力を膨らませたりします。「この子に合う本ってなんだろう?」と悩んだときは、ぜひこのリストから選んでみてくださいね!
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これからも、お子さんの成長に役立つ情報をどんどんシェアしていきますので、ぜひブログをフォローしてください!他にも読書に役立つヒントをまとめた記事もありますので、気になる方は【こちら】をご覧くださいお子さんの読書ライフをもっと楽しく、充実させるための情報をこれからもお届けします!お楽しみに
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