毎年くる、夏休みの「絵の宿題」…正直ちょっとしんどい
「失敗した…もうやる気なくなった」
「下書きはよかったのに、本番がイマイチ…」
「テーマがぼやっとしてて、何が言いたいのかわからない」
——そんな経験、ありませんか?
夏の宿題のポスターや標語の絵って、自由なようでけっこう難しいんですよね。
そして何より、親のサポートが思った以上に必要になる…!
うちの子も、構図や色使いは少しずつ上達してきたけれど、
やっぱり“ひとりで完走する”のはまだ難しい。
今回は、わが家で実践している「夏の絵の宿題サポート術」をご紹介します。
ステップ①:「何を描く?」より「何を伝えたい?」を聞く
うちでは、まずこう聞きます。
「どんなポスターにする?」ではなく
「何を言いたい?」って。
たとえば子どもが言ったのはこんなこと:
「自転車に乗るときは、ヘルメットをかぶってほしい!」
この一言でテーマが決まります。
あとは「それを伝える絵って、どんな感じがいいかな?」と話し合いながら、絵の方向性を固めていきます。
ステップ②:いらない紙に下書き → 情報整理
いきなり画用紙に描くのはNG。
まずはコピー用紙やチラシの裏にラフスケッチを描かせます。
- ヘルメットは何色?
- 人は何人描く?
- 空いてる場所に文字やマークを入れる?
など、必要な要素をメモ感覚で書き込んでおくと、構図がしっかりしてきます。

ステップ③:本番用紙に描く前に「もっと大きく描く練習」
子どもが本番用紙に描くとき、よくあるのが…
「なんか絵が小さい…」問題。
気づいたら真ん中にポツンとキャラクターがいて、余白だらけ。
これって、子どもにとって「大きく描く」ことがかなり難しい証拠なんです。
うちでは、本番用紙の大きさを目で確認させながら、
別の紙に「もっと大きく」描く練習をさせます。
これだけで、最終的な仕上がりがグッと良くなります!
ステップ④:色ぬりは「丁寧に」「薄い色から」
色ぬりにも声かけが必要です。
ポイントは:
- 薄い色から塗る(例:空→服→小物など)
- ベタ塗りしない、ムラが出ないように丁寧に
- 色鉛筆なら同じ方向にぬるときれいに見えるよ、などちょっとしたコツを伝える
特に背景色(空など)は、子どもにとって「つまらない作業」になりがち。
そんなときは、親が横で一緒に空を塗ってあげることもあります。
ステップ⑤:わからないところは「ネットで画像検索」!
子どもが「この花ってどんな葉っぱ?」「茎の色って何色?」と悩んでいるとき、
うちでは一緒にネットで画像検索します。
たとえば「ひまわり」の場合。
- 花びらの黄色はどんな明るさ?
- 茎や葉の緑はどれくらい濃い?
- 茎には毛がある?
- 葉っぱの形や、影のつき方は?
細かいところに気づくと、絵にもリアリティが出てきます。
また、見たままを塗るのではなく、
「この色を出すには、何色と何色を混ぜたらいい?」
ということを一緒に考えるのも◎
実際にパレットで色を試してみて、
「この緑は、黄色多めの黄緑にちょっとだけ青を足すと近いね!」と発見しながら進めると、
子どもの“描く目”がどんどん育ちます。
完璧じゃなくていい。「伝えたい気持ち」が伝わればOK
つい手を出したくなってしまうけれど、
本当に大事なのは「自分の絵で、自分の思いを伝えること」。
多少色がはみ出しても、背景にムラがあっても、
テーマが伝わる絵なら、それはもう立派な作品。
まとめ:親が“助けすぎず、見捨てず”の絶妙サポートを
夏のポスター宿題って、
子どもにとっても、親にとっても“試練”のようなもの。
でも、以下のステップを意識するだけで
完成度も、子どもの達成感も大きく変わります。
✅わが家のサポートステップまとめ
- テーマは「何を伝えたい?」から決める
- いらない紙で構図をざっくり描く
- 画用紙に描く前に「もっと大きく」練習
- 色塗りは薄い色から、丁寧に
- わからないモチーフをわからないままにしない
最後に一言だけ。
完璧な作品じゃなくていい。
子どもが「自分の言葉で、自分の絵を描けた」ことに拍手を。
親子で一緒にがんばった夏の思い出、きっと大切な宝物になりますよ◎
おえかき おもちゃ選び方 お母さんの絵 お母さんの絵が笑っていない お母さんの絵怖い お父さんの絵 お絵かきワーク お絵描き お絵描きの心理 お食事エプロン くれよん イラスト クレヨン クレヨンはみ出す ケーキスマッシュ パパの絵 創造力 友達が小さい 友達の絵が小さい 子どものアート 子どものサイン 子どもの世界 子どもの工作 子どもの気持ち 子どもの絵 子育て 工作 工作苦手 残酷な絵 絵 絵でわかる 絵でわかる子どもの心理 育児 育児グッズ 育児用品 自己肯定感 色塗り 色鉛筆 赤ちゃんとのおでかけ 造形 離乳食 黒い絵 黒く塗りつぶされた絵 黒く塗りつぶす心理 1歳おすすめおもちゃ
itti-blogをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。