
食事中、スプーンを投げたり、手で食べたがったり…つい「なんでうまくできないの?」とモヤモヤしたことはありませんか?
実はそれ、「自分でやってみたい!」という成長のサインなんです。
この記事では、子どもの内側で起こっている“やる気”の芽生えを心理的視点から解説し、親がイライラせずに関われるコツを、元教諭の立場から具体的にお伝えします。
「自分で食べたい!」その気持ちは、心と体の成長の証
子どもがスプーンやフォークを握りたがるのは、こんな理由から:
- 🧠 自我の芽生え:「自分でやってみたい!」という意欲の始まり
- 👀 観察からの学び:親の動きをマネして成長しようとする姿
- ✋ 手先の発達:スプーンを持つだけで脳と指先がどんどん育つ
- 🌱 達成感を求めて:「できた!」の喜びを繰り返したい
これはただの気まぐれではなく、成長するための本能的な行動。ここを応援してあげることで、次のステップにぐっと近づきます。
🔗「離乳食の食器はいつから必要?選び方・使い方・消毒の疑問を解決!」
うまくできない=やる気がある証拠?
「スプーンで食べたいのに、できなくてぐちゃぐちゃ…」
それは、“やる気がある”からこそのモヤモヤです。
🔍 観察ポイント:
- 何度も投げる→「どうしてうまくいかないの?」という苛立ち
- 叩く・落とす→感覚の確認や不器用さの現れ
- 手づかみに戻る→“自分で食べたい”気持ちはそのまま
「なんでできないの?」ではなく、
「どんな気持ちかな?」と一度立ち止まると、対応が変わります😊
元教諭おすすめ!「できた!」を引き出すサポート術
- ✅ 握りやすいスプーンを選ぶ
→ 太くて短い柄が、小さな手にぴったり! - ✅ 食べやすいメニューに工夫
→ とろみをつけたり、すくいやすい形状にすると成功率UP! - ✅ 小さな成功を見逃さず褒める
→「持てたね!」「お口まで運べたね!」が自信を育てる - ✅ 手づかみ食べもOK!
→ スプーン練習の“土台”になるから焦らないで◎
声かけ一つで、子どものやる気が変わる!
チェックリストで確認👇
🔸「スプーン持てたね!」
🔸「お口まで持っていけたね!」
🔸「失敗しても大丈夫!」
🔸「こうすると食べやすいよ」
📌 ポイントは、「結果よりプロセスを褒める」こと。失敗より「挑戦したこと」に目を向けましょう。
実はこれもトレーニング!おすすめアイテム
- 🥄 シリコン製で口当たりがやさしいスプーン
- 🍽 深めで滑りにくいお皿
- 🧼 吸盤つきマットやエプロン(後片付けもラク!)
「楽しい!」「できた!」を増やせる環境づくりがポイントです。

離乳食の進み具合に合わせた食器選び 🍽️💛
月齢 | 必要な食器&ポイント |
---|---|
5〜6か月(離乳食初期) 🍎 | ✔️ スプーン1本と小鉢があればOK! ✔️ 赤ちゃんの口に優しいシリコンスプーンが人気💕 ✔️ 小鉢は電子レンジ対応のものが便利🍽️ |
7〜8か月(もぐもぐ期) 🍚 | ✔️ 深めの器や吸盤付きプレートが便利✨ ✔️ 食材を混ぜやすいボウル型の食器が◎ ✔️ 離乳食用のスプーンもサイズアップ💡 |
9〜11か月(カミカミ期) 🍞 | ✔️ 持ちやすいコップを取り入れる🥤 ✔️ 手づかみ食べしやすいプレートを用意👶 ✔️ シリコンマットやお食事エプロンも必須🧼 |
1歳以降 🎂 | ✔️ 自分で食べるためのフォーク&スプーン🍴 ✔️ 仕切り付きプレートが食べやすい🎨 ✔️ 落としても割れにくい素材を選ぶ🔰 |
スプーンを使わないのはなぜ?
よくある疑問「せっかくスプーンを用意しても、手でしか食べない…」
それにも、ちゃんと理由があります。
- 発達段階では手づかみの方が自然
- スプーンが重すぎたり滑りやすい?
- 食事に集中できないタイミングかも?
👶 子どもに合ったスプーンを用意し、「やってみたい」を応援する道具選びをしましょう。
子どもが「やってみたい!」と思えるスプーンをご紹介
持ち手がコロンと短く、指にぴったりフィットするくぼみ付き。自然と正しい持ち方が身について、ちょっとずつ上手になれる設計なんです。使いやすいと楽しい!楽しいと続けたくなる!そんなサイクルで、子どもがどんどん成長していきます。


夢中になって食べてくれると、ほんとにうれしいですよね。




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まとめ:スプーン練習は“成長のドラマ”のひとコマ
- 🌱 「自分でやりたい!」は、子どもの内なる力の表れ
- 😊 「失敗=ダメ」ではなく「チャレンジ=成長」
- 👪 親の関わり方しだいで、食事時間が楽しい学びの場になる
子どもの“今”は一瞬だけ。
焦らず、笑って、応援しながら、「できた!」の喜びをたくさん見つけてくださいね✨
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