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「どっちが悪いの?」はNG?兄弟げんかが悪化する理由と声かけのコツ
『どっちが悪いの?』って、聞いちゃってませんか?
兄弟げんかの真っ最中。
「ちょっと!またケンカ?…で、どっちが悪いの?」
——気づいたら、言ってしまっていませんか?
ええ、わかりますとも。私もかつて、息子たちが床で取っ組み合っていたときに、
「今度はどっちがやったの!?お母さんに正直に言いなさい!」
と、まるで家庭裁判所の裁判官のように言い放っていたものです。
でも、ある日ふと気づいたんです。
これ、火に油だったな…って。
子どもたちは悪者探しをされていると感じ、ますます意地に。
親はイライラ、子はムスッ、空気はギスギス。

——どうしてこんな展開になるのか、不思議じゃないですか?
この記事では、
☑ なぜ「どっちが悪いの?」が逆効果なのか
☑ 兄弟げんかに親がどう関わるといいのか
☑ ケンカが“いい経験”になる声かけのヒント
を、元教諭の視点と、親としてのリアルな失敗談を交えてお伝えします。
『どっちが悪いの?』が兄弟げんかを悪化させる理由
子どもがケンカをしているときって、だいたいこうです。
長男:「○○が先に押したんだよ!」
次男:「ちがうもん!そっちが邪魔だったんだもん!」
そして親が登場して、
「はいはい、で?どっちが悪いの?」
……って、言ってしまう。
いやいや、お気持ちわかります。
早く終わらせたい、事実を整理したい、何よりうるさいから静かにさせたい——
そう思ってるうちに、つい口から出てるんですよね。
でもこの「どっちが悪いの?」、実は子どもたちの心にこんなふうに響いてしまうんです:
- 「お母さん、また僕のせいにするつもりだ」
- 「あーもう、どうせ“下の子”が得なんでしょ」
- 「兄なんだからガマンしろって言うんでしょ、また」
真実より“勝ち負け”に気持ちが向く。
結果、ケンカの本質が見えなくなり、根っこが残ったまま。
兄弟げんかは「どっちが正しいか」じゃなくて、
「どっちも納得して終われるか」が大事なんです。
兄弟げんかの原因は“どっちも悪くない”から始まる?
そもそも、兄弟げんかの原因って、意外と些細なことです。
- おもちゃを先に触った
- おやつの数が1個違った
- テレビの音量が大きすぎた
どれも「ふたりとも悪いわけじゃない」ことばかり。
つまり——気持ちのぶつかり合いなんです。
たとえば、
「自分の順番を守ってほしい」
「話を最後まで聞いてほしい」
「取られたくない」
この“気持ち”の部分がスルーされて、
「どっちが悪いか」だけで判断されると、
子どもたちは「わかってもらえない」と感じて、さらに反発。
そんなとき大人ができるのは、
「気持ちに名前をつけてあげる」こと。
「○○は自分の番を楽しみにしてたんだね」
「そっか、急に取られたように感じたんだ」
それだけで、子どもの顔がフッとゆるむこと、あるんです。
兄弟げんかへの関わり方|親にできる声かけと環境づくり
親が“仲裁者”じゃなくて、“通訳者”になってみる。
それが、兄弟げんかに関わるときのひとつのヒントです。
たとえばこんなふうに:
- 「○○はこれを使いたかったんだって。で、□□は急に取られたと思ったんだね」
- 「だから、○○は□□に“待っててね”って伝えてみたらどう?」
子どもたちの気持ちを“言葉にして返す”。
すると、本人も「ああ、そうだった」と自分の気持ちに気づくし、
相手の気持ちも少しずつ理解できるようになります。
そして、環境面でもちょっとした工夫が効きます。
- おもちゃは1人1セット用意(無理なら“交代ルール”を明確に)
- ケンカが起きやすい場面を先読みして声かけ(例:「1人ずつ順番にね〜」)
親ができることは“ジャッジ”じゃなくて、“場を整える”こと。
その積み重ねが、自分たちで折り合いをつける力につながっていくんです。
まとめ|兄弟げんかは成長のチャンス!親の関わりがカギ
兄弟げんかって、たしかにうるさいし、疲れるし、
「また!?」って叫びたくなるんですけど……
でも実は、ものすごい“学びのチャンス”でもあります。
- 感情を出してもいい
- でも、相手の気持ちも大事
- 言い方しだいで、伝わり方が変わる
これって、大人でも難しいこと。
だからこそ、その土台を作るのが兄弟げんかなんです。
もし次にケンカが起きたら、
「どっちが悪いの?」じゃなくて、
ちょっと深呼吸してこう言ってみてください:
「どうしたの?教えて?」
——たったそれだけで、子どもたちの表情が変わるかもしれません。
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🍀さいごに|「ケンカ=悪」じゃない。だから親は〇〇でいい
「ケンカばっかりして…うちの子たち、大丈夫かな」
「なんでこんなに意地を張るんだろう」
そんなふうに思う日も、ありますよね。
でも、大丈夫です。
兄弟げんかを通して、
子どもたちは「伝える力」も「ゆずる気持ち」も、ちゃんと育てているんです。
だから親は、
“裁判官”じゃなくて、“通訳さん”でいればいい。
ときどき、イラッとしたら深呼吸。
冷静に見守るなんて無理なときは、いったん席をはずす勇気もアリです。
私たち大人も、日々、育ちの途中ですから。
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🎁おまけ|あなたの“兄弟げんかエピソード”も聞かせてください!
我が家では、
「どっちが悪いか」はもう聞かなくなったけど、
毎日“しょうもない理由”でケンカしてます。
たとえば昨日は、
「アイスの棒、どっちが長いか」で大バトル。
……え、それ争うところ?
そんな日々も、あとになって思い返すと宝物になるかもしれません。
もし、あなたのお家の「なんでそんなことでケンカするの!?」エピソードがあれば、
ぜひコメントやSNSでシェアしてくださいね。
きっと、他の誰かの励みにもなります。
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