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【絵の発達】顔を描けるようになったのにまたぐるぐる?実はすごい理由があります
「ぐるぐる期」から進んだのに…また“ぐるぐる”に戻った?それってアリ?
おおっと、これはもしや「逆戻り」…?
子どもの絵を見ていて、そんなふうに思ったことはありませんか?
最初はぐるぐる〜っと自由に描いていたのに、
そのうち顔や手足がついて、「お、成長してきたな〜」と感じていたら──
ある日、また“ぐるぐる”に戻った!?
「え、どうした?」「うちの子、大丈夫かな?」
思わず検索窓に「子ども 絵 ぐるぐる 戻る 意味」と打ち込んだあなた、ようこそいらっしゃいました。
そしてよく気が付きました!(拍手)
実はそれ、“発達の逆戻り”ではなく、“表現の方向転換”かもしれません。
🌱 今回のブログでは…
- ✅ 子どもの絵が“ぐるぐる”に戻る理由
- ✅ それって成長なの?退化なの?
- ✅ そんな時、親ができるちょっと楽しい関わり方
元教諭ママの視点から、ユニークに、でもまじめにご紹介します✨
「ぐるぐる」に戸惑う親心も、「ぐるぐる」に宿る感性も、
どっちもまるっと肯定したい。そんな気持ちで書きました。
では、“ただのぐるぐる”がちょっと違って見えてくる世界へ、どうぞ。
ぐるぐる時期って?
絵や線を描くとき、ぐるぐるぐる~っと円を描いたり、ひたすら螺旋のような模様を描き続けたりする時期のことを、私は勝手に「ぐるぐる時期」と呼んでいます。

「これ、なに描いたの?」と聞くと
「ぐるぐる~!」
「アンパンマン!」(←どう見てもぐるぐる)
「せんせい!(←私?)」
と、自由すぎる回答が返ってきたりして、もう最高です。
「うちの子、絵が好きすぎて毎日ぐるぐる描いてるんです」
という子がいる一方で、まったく描こうとしない子も。
➤ 絵を描く子と描かない子、その違いはどこから?
ぐるぐるには、実はすごい意味がある
この“ぐるぐる”、実は「描くことが楽しくてたまらない」証拠。形になっていなくても、筆圧や動きのリズム、空間の把握など、たくさんの「育ち」が詰まっているんです。
また、ぐるぐるって、単純だけど奥が深い。描いている子どもは、
- 🎨 手の動きと目の動きが合ってきたぞ!
- 🖍️ 思ったようにクレヨンが動いた!
- ✨ 面白い形になった!
と、いろんな気づきを無意識に感じているのです。
「今日はずっと赤だったな」「黒ばっかり使う…なんか意味あるの?」
➤ お絵かきに使う色から見える、子どもの気持ち
おもしろさは「答えがないこと」
そして、親としても、ここが“ぐるぐる時期”のおもしろさのひとつ。
「何を描いたか」ではなく「描くことそのものが楽しい」という、純粋な表現の始まりに立ち会えるって、すごくないですか?
お絵かき=何かの形を描くこと、という思い込みがあると、「まだ顔が描けない」「何かわからないものばっかり」と不安になるかもしれません。

でも、ぐるぐる期にしか見られない迷いのなさ、パワフルさ、そして「これ、〇〇なの!」という子どもの想像力に触れると、「なんて自由で面白いんだろう」と思わされます。
「せっかく顔を描けるようになったのに…」と感じるとき

そんなぐるぐる期から抜け出して、顔らしきものが登場してきたとき、親としてはちょっぴり感動しますよね。
「目と口がある!しかも髪の毛ついてる!」
──それはまるで、無人島で火を起こせた原始人のような達成感。
「よし、ここからどんどん描けるようになるぞ!」と、心の中でファンファーレが鳴る瞬間です。
でもその後、まさかの展開。
「あれ?また、ぐるぐるに戻ってる…?」
顔も体も消えて、ただの“謎の円”を量産しているような絵を見ると、親としては少しザワつきますよね。

実は、「描けるようになった」=「毎回描くようになる」ではない
ここでまずお伝えしたいのは、
「描けるようになったからといって、毎回描くとは限らない」ということ。
大人だって、毎回フル装備で絵を描くわけではありません。
✨ 今日はこんな気分 ✨
- 今日はサラサラっと描きたい気分
- 線だけで遊んでみたい
- とにかくぐるぐるしたい!
子どもだって、そういう気分の日があるんです。
むしろ、描けるようになったからこそ、あえて“ぐるぐる”に戻って表現を楽しんでいるとも言えます。
この「一見逆戻り」な現象、実は「表現の幅が広がった証」かもしれないんです。
ぐるぐるから始まって、やがて「顔」が現れたり「足」が生えたり。
「この子、絵が上手かも?」と感じることもあるかもしれませんね。
➤ 絵が上手い子って、なにがちがうの?
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「ぐるぐる」には、ぐるぐるなりの理由がある
たとえば、こんな理由が考えられます。
① 線の面白さに夢中になっている
「線を描くって、こんなに気持ちいいんだ!」
そう思ったら、顔なんて描いてる場合じゃないのです。
何かを“写し取る”より、“今の気持ち”をぶつけるほうが面白い時期って、ありますよね。
② 気持ちを発散したいとき
ぐるぐるぐるぐる…と手を動かすのは、気持ちの整理やストレス発散にもなります。
「ぐるぐる=作品」ではなく、「ぐるぐる=行為そのもの」が目的になることも。
③ 「見せるため」より「楽しむため」に描いている
大人は“誰かに見せる”ことを前提に描くことが多いけれど、
子どもにとってのお絵かきは、自己表現という名の遊びです。
評価や完成度とは、わりと無関係な世界にいるのです。
「ぐるぐる時代」は、枠なんて関係なし。好きなように色を塗るのが楽しい時期です。
➤ ぬりえ、はみ出すのはダメ?そんな疑問にこたえます
そんなとき、親にできることは?
ぐるぐるを見て、「せっかく描けてたのに…」と焦ってしまう気持ち。
とてもよくわかります。
でも、そこで「また顔描いてみたら?」なんて言われると──
子どもにとっては一気に「つまらない時間」になってしまうかも。
そんなときは、こんな声かけをしてみてください。
- 「このぐるぐる、すっごい速そうだね!なにかが走ってるみたい!」
- 「大きいねぇ〜、どうやって描いたの?」
- 「おっ、この線、道みたいに見えるなあ」
“ぐるぐる”を否定せず、発見してみる。
そうすると、子どもは「見てくれてる」「面白がってくれてる」と感じて、もっと表現したくなります。
そしてついに、「これ、おかあさん!」と、家族の絵が登場したら…?
➤ お母さんが一番大きい?家族の絵にあらわれる心理とは
まとめ:ぐるぐるは“戻る”んじゃなくて、“広がる”んです
子どもが「またぐるぐるに戻った…」と感じたとき、
それは“逆戻り”ではなく、“別の階段をのぼっている途中”かもしれません。
ぐるぐるの向こうにあるのは、きっとその子にしか描けない世界。
そこへ行く道は、まっすぐじゃなくてOK。
ちょっと曲がってたり、うねうねしてたり、それもまた味わい深いものです。
だからこそ、大人は「評価」じゃなく「観察」と「発見」の目で見ていけたら素敵ですね。
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次に育てたいのは、「イメージをふくらませる力」
ぐるぐるの時期を楽しむ中で、次に育てたいのは 「イメージをふくらませる力」。
これは、いわば「頭の中のシアターを、自分で上映できる力」です。
たとえば…
- 「このぐるぐる、嵐みたいだね〜!この中に何かいるのかな?」
- 「これっておばけのトンネルかな?向こうにはどこが見えてるんだろう?」
……なんて声をかけると、
子どもは「そういえば…」と、頭の中で物語を編み始めます。
ここ、ものすごく大事なところです。
まだ言葉にならないけれど、頭の中にはちゃんと“何か”がある。
そしてそれを、自分のペースで出せるようになるまで、心の中でふくらませているんです。
大人の関わりは、「通訳さん」くらいがちょうどいい
お絵かき中の子どもに対して、親ができるのは、「何を描いてるの?」と聞くことよりも、
「もしかして○○かな〜?」「○○に見えるなあ」と、やわらかく翻訳してみせること。
あくまでも、子どもが主役、親は“通訳さん”ポジション。
たとえるなら──
子どもが海外の映画監督、大人は同時通訳スタッフ。
「この作品は作者の意図を想像しながら味わうやつだ…」という目で見ると、ずいぶんおもしろいですよ。
「完成」より「過程」を楽しむ視点を
子どもの絵は、大人の目で見ると「まだ途中?」と思うこともあるけれど、
子どもにとっては“いま、この瞬間”を感じることこそが楽しいんです。
- 線を描く手の動き
- 色が混ざる様子
- クレヨンがどこまで届くかの挑戦

そうした「過程」そのものが、遊びであり学び。
なので、「完成させる力」よりも、「楽しむ力」「イメージを遊ぶ力」に注目してあげると、
子どもも伸びやかに、自分の表現を広げていけます。
子どもの描く“ぐるぐる”には、まだ言葉にならない思いや感情がたくさん詰まっています。
その一瞬を一緒に見守り、楽しむことが、親にできる一番のサポートなのかもしれませんね。
今日のお子さんは、どんな“ぐるぐる”を描いてくれるでしょうか?
次回は、子どもの絵をさらに楽しむ「ちょっとした声かけの工夫」についてご紹介します。
ぜひ楽しみにしていてください。
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