お絵描きに興味がないのは「才能がない」わけじゃない
「絵なんて全然描きたがらないし、ぐちゃぐちゃ描いて終わり…」
「お友だちはお絵描き大好きなのに、うちの子は全く…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
実はこれ、“才能がない”わけじゃないんです。
ちょっとした声かけや環境づくりで、絵が苦手だった子がどんどんお絵描きにハマっていくことも多いんですよ!
✨ お絵描きが育てる力|表現・観察・想像の3つのチカラ
お絵描きはただの遊びではなく、「表現力」「観察力」「想像力」といった、子どもにとって大切な力を育てる宝箱みたいな時間です。
でも、その力を育てるには「楽しい!」という気持ちが一番のエンジン。
だからこそ、お絵描きにハマる=創作意欲のスイッチが入った証拠なのです。

【年齢別】お絵描きにハマる子の特徴と声かけのコツ
お絵描きにハマるきっかけは、年齢によっても違います。
下の表を参考に、お子さんに合った関わり方を探してみてください。
年齢 | お絵描きの特徴 | 声かけやサポートの例 |
---|---|---|
1歳半~2歳 | 殴り描き・線や点を楽しむ | 「たくさん線が出てきたね!楽しいね〜」 |
3歳頃 | 丸・ぐるぐる・意味づけが始まる | 「これは何を描いたの?」と会話を楽しむ |
4~5歳 | ストーリーのある絵に発展 | 「誰がここにいるの?何してるのかな?」 |
小学生 | 表現に目的が出てくる | 「この絵にはどんな気持ちがこもってるの?」 |
🌱 「うちの子もそうでした」|成功体験が意欲を育てるエピソード
うちの子も、実は最初はブロック遊びばかりで絵には見向きもしませんでした。
でも、ある日「ポスターコンクール」に出してみたら、思いがけず賞をもらって大喜び!
そこから「もっと描きたい!」と、自分から筆を取るように。そのたった一つの出来事だけで、自信がつき、自分で工夫して描こうとするように。
「できた!」という成功体験が、創作意欲のスイッチを入れてくれたんですね。
🧸【体験談】クレヨンが新品のまま…それでも少しずつ描き始めた話
うちの子、まったくお絵かきしないタイプでした。
家ではクレヨンがまっさらのまま。「この子、本当にお絵描きに興味がないんだなあ…」と思う日々。
幼稚園では、なんとなく描いている様子はあるけれど、他の子に比べて発達がゆっくりだな…と心配にもなりました。
ところが、「文字」に興味を持ち始めてから、少しずつ変化が出てきたんです。
幼稚園では文字を学ぶ時間が毎日あって、書くことに自然と触れる環境に。
そして、「お手紙ごっこ」が流行った頃、お友達の絵を見る機会が増えてきて——
気づけば、文字の横に小さなイラストを添えるようになっていました。
ほとんどの幼稚園・保育園で、年中〜年長さん頃になると自然と流行り始めます。
子どもたちは紙とペンを手に、「◯◯ちゃんへ」「だいすき」と文字を書いたり、かわいい絵を添えたり。
「誰かに気持ちを伝えたい」「喜んでもらいたい」という気持ちから、
“描く”ことが目的ではなく、“伝える”ことの一部として絵を描き始める子が多いんです。
うちの子も、まさにこれがスイッチでした。
お友達の手紙に描かれたハートや顔、動物の絵を見て、「自分も描いてみようかな」と思ったようです。
あの新品同様だったクレヨンも、少しずつ使われていくように。
描くことに対する“きっかけ”って、本当にいろんなところにあるんだなと感じました。
親ができるサポートは、
「こんなお手紙きたよ、かわいいね!」と一緒に喜んだり、
「◯◯ちゃんにどんな絵を描こうか?」と会話を広げたりすること。
描くことに興味が持てない子でも、“気持ちを届ける絵”は別物としてスッと入ってくることがあるんですよ。
🎨お絵描きが苦手な子でも楽しめる!おすすめアイテム3選
お絵描きにハマるきっかけは、「描いて楽しい!」と思える体験から。
苦手な子でも取り組みやすいアイテムをご紹介します。
- 水で描けるお絵描きシート:汚れを気にせず、自由にお絵描き
- 自然素材アートキット:葉っぱ・小石で作品づくり。自然との触れ合いも◎
- スタンプやシール絵本:描くのが苦手でも“表現する楽しさ”に出会える
我が家ではこの水で描けるお絵描きシートにハマって、シートを買い足し、さらに専用ペンも何度も買い足しました。乾けば消えてしまうところがいいみたいで、大胆に描いていましたね。
シール絵本には一時期大ハマりして、3歳になったころから毎日シールを貼りたがり、こちらを大量購入しました↓

シールはってみよう どうぶつえん (おやこのファーストステップ)
🗣 絵を描きたくなる魔法の声かけ|今日から使える例文つき
ちょっとした声かけで、子どもは「見てくれてる!」と感じ、やる気がUPします。
- 「この色、きれいだね!どうやって選んだの?」
- 「ここに描いたの、何かストーリーがあるのかな?」
- 「この形、すごく面白いね!なんだか生き物みたい!」
ポイントは、「上手い・下手」を評価するのではなく、“感じたこと”や“描いた工夫”に注目することです。
✍️【コラム】「何を描いたの?」の答えがわからない時も…
お絵かきを見て、「これ…何を描いたんだろう?」ってなること、ありますよね。
そんなとき、うちの子の幼稚園では、先生がそっと“まま”って小さく文字を添えてくれていたんです。
おかげで、「ああ、これ私だったんだ…!」と気づけて、子どもと会話がはずんだり、作品がぐっと愛おしく感じられたり。
でも正直、「先生…これ毎回やってるの?大変すぎる…!」と、思わず感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになりました。
先生の一言メモが、親子のコミュニケーションを育ててくれていたんだなと、今でも思います。
🎁 まとめ|お絵描きにハマる子は、親のひと工夫で育つ
「うちの子は絵に向いてないのかも…」と思っていたら、
それはただ“きっかけがなかっただけ”かもしれません。
親が「楽しそうだね」「描いてみようか」と寄り添えば、
お絵描きにハマる子への第一歩になりますよ🌈
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