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子どもの絵って、ただの「お絵かき遊び」と思っていませんか?
実はそこには、言葉ではうまく表せない心の声がたくさん詰まっているんです。
特に「たくさんの人を描く子」と「ひとりぼっちの絵を描く子」。
それぞれの絵には、子どもの感じ方や世界の見え方がギュッと込められています。
🧡【子どもがたくさんの人を描く理由】「関わりたい」気持ちが育っているサイン
🧡 “人が好き!”の気持ちを絵で表現
大勢の人を楽しそうに描く子どもは、他者とのつながりを喜び、自分の体験を共有したいという気持ちが強い傾向があります。
「こんな楽しいことがあったよ」「あの子が笑ってて嬉しかった!」
そんな感情を、言葉よりも先に絵で表しているのかもしれません。
✅ 親としてできるサポート
・「この子、どんな気持ちだったんだろうね」と一緒に登場人物の表情に注目してみる
・「この場面、誰がいちばん楽しそうかな?」と聞いて、子どもの“共感力”を育てる
🎯 育ちのポイントは
「自分だけじゃなく“誰か”と心を通わせたい」という力。
それは将来、友達関係・チームワーク・思いやりのベースになります。
🔗絵から見える発達段階を知りたい方は → 『絵がうまい子の特徴と伸ばし方』
💙【ひとりぼっちの絵を描く子】「一人が好き」も立派な心の成長サイン
💙 “ひとり”はネガティブじゃない
ひとりぼっちの絵を見ると、つい「さみしいのかな…?」と感じることもあるかもしれません。
でも、その絵が暗くなければ、実は「一人で過ごす心地よさ」や「自分の世界にひたる楽しさ」を描いている可能性があります。
🌱 内面に豊かさを持つ子の特徴
・空想の中で物語を紡ぐのが好き
・観察力が鋭く、細かいところまで描く
・静かな中で集中し、深く考える時間が好き
✅ 親としてできるサポート
・「どんなこと考えてたの?」と、世界観にそっと入り込むような声かけを
・否定せず、寄り添うだけで「自分の世界を大切にしていい」と伝えられる
🎯 育ちのポイントは
「自分で考え、感じ、表現する力」。
これは将来、創造力や思考力を支える土台になります。
🔗要注意!子どもの絵が伝える心理サインとは? – itti-blog
🚨【注意サイン】色や表情にあらわれる“心のSOS”
もし、暗い色ばかりを使っていたり、泣いているような表情ばかりが繰り返し描かれていたら、ちょっと立ち止まってみてもいいかもしれません。
「最近、なんだか元気ないな…」
そんなとき、子どもは絵の中でこっそり気持ちを吐き出していることがあります。
親ができる優しい見守り方
子どもの絵は「今の気持ち」をそっと映し出す鏡のようなもの。
でも、そこに“深刻な意味”を見つけようとしすぎる必要はありません。大切なのは、絵をきっかけに自然に心に寄り添うことです。
- 「どんな気持ちで描いたの?」と、正解を求めずに聞いてみる
子どもは大人が思うよりずっと自由に、気分や好きな色だけで描いています。
否定せず、興味をもって聞くことで安心感につながります。 - 描いた絵を飾ったり、そばに置いてあげる
「あなたの絵って素敵だよ」というメッセージになり、自己肯定感を育てます。 - 無理に書き直させない、分析しすぎない
絵の中に“気になる要素”があっても、本人が楽しそうに描いているなら心配しすぎなくても大丈夫です。
「心配しすぎない」ためのチェックポイント
子どもの絵は日によって変わります。
「たまたまの一枚」で不安にならないために、以下の視点が役立ちます。
- いつも同じ傾向が数週間続いているか?
一回限りの“気分の絵”なのか、続いているサインなのかを見分けます。 - 生活の中で気になる変化が同時に起きていないか?
睡眠、食欲、登園しぶり、友だち関係など、絵以外の様子も大切。 - 本人が絵を描くことを嫌がっていないか?
描く内容より、「描きたい気持ちがあるかどうか」のほうが重要です。 - 親が不安を先に決めつけて見ていないか?
「寂しい絵=寂しい子」というのは必ずしも一致しません。
まずは子どもの声を聞くことから。
こんなときは相談してみよう
ほとんどの“気になる絵”は成長の途中でよく見られるもの。
ただし、以下のようなケースが 長期間(1〜2ヶ月以上)続く 場合は、一度専門家に相談すると安心です。
- 極端に自分だけを小さく描き続ける・いつも一人ぼっちの場面ばかり描く
- 人物の表情がいつも怒り・涙・不安などネガティブに固定されている
- 家族の絵に、特定の人だけ繰り返し描かない・消す・黒く塗りつぶす
- 描くこと自体が極端に減り、好きだったのに避けるようになる
- 言葉や生活面で元気がない変化も併せて見られる
相談先としては、
・子育て支援センター
・園の先生
・スクールカウンセラー
・心理士(臨床心理士・公認心理師)
など
「早く気づいてあげたい」というやさしい気持ちがあれば、必要なときにちゃんとサポートに繋がれます。
よくある質問(Q&A)
Q:ひとりぼっちの絵ばかり描くのは、心配したほうがいい?
A:暗い色や泣き顔などが繰り返されていなければ問題ありません。むしろ「自分の世界を楽しめる力」が育っています。
Q:人を描かない・顔を描かないのはなぜ?
A:発達段階の一時期によくあることで、表情や人間関係を理解する途中の表現です。
Q:親がしてはいけない反応は?
A:「なんでひとりなの?」「暗いね」と否定的に言わないこと。安心して描ける環境が何より大切です。
🔍 子どもの絵から感じる“変化”チェックリスト
- 以前より表情が減った・笑顔が少なくなった
- 暗い色が続いている
- 同じ場面ばかり描く
- 顔のない人・小さく描かれる人物がいる
✅ ひとつでも気になる項目があれば、日常の様子をやさしく見守ってみましょう。
📚 子どもの絵をもっと深く理解したいママへおすすめの一冊
「6~11歳 子どもの気持ちがわかる本」は、子どもの気持ちや行動の背景を“やさしく・わかりやすく”解説してくれる人気本。 「どうしてあんな絵を描くんだろう?」 「最近の子どもの気持ちがつかみにくい…」 そんな迷いがスッと軽くなる、頼れる一冊です。
イラスト多めで読みやすく、忙しいママでもサッと理解できる構成。 子どもとの関わり方がポジティブに変わると評判です🌿
🌈【まとめ】どんな絵にも「その子の今」が映っている
絵の上手・下手よりも、その絵に「その子の今」が詰まっていることが大切。
だからこそ、親ができる最大のサポートは“その絵を見てくれる安心感”です。
🖌️ 絵を描く時間を、心がほぐれる時間に
無理に言葉にさせず、感じたままを大切に
描いてる姿をそっと見守る
「すてきだね」と認めてあげる
💌【親へのメッセージ】絵は子どもから届く“心の手紙”
たくさんの人を描く子も、ひとりぼっちの絵を描く子も、
それぞれが自分の世界を大切にして、自分らしく育とうとしています。
親はその絵を通して、
「今、この子はどんな世界を見てるんだろう?」
と想像してみることから、やさしいサポートが始まります。
🌟 どんな絵も「あなたの気持ちが描かれてるんだね」と受け止めてあげましょう。
それが、子どもにとって何よりも安心できる“心の居場所”になります。
「心の成長が見える絵」についてもっと知りたい方はこちら → 子どもが描く『家族の絵』に表れる気持ちとは?
「子どもの自己表現を育てる方法」についてはこちら → お絵かきで育てる非認知能力
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こんにちは!ITTI-BLOG(イッチーブログ)を運営している、いっちーです。
このブログでは、子どもの絵から心理を読み取り、心の成長や表現力を親子で一緒に楽しむヒントを発信しています。
「子どもの絵で心を読む専門サイト」として、日々の子育てに役立つ情報をお届けします。

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