子育てをしていると、わが子が描いた絵を見て「あれ?」と手が止まること、ありますよね。
顔は描いてあるのに、目だけがぽっかり空いていたり。
逆に、顔じゅうが目!というくらいギョロっと大きな目だったり。
「これって、何か言いたいことがあるのかな?」
「もしかして、どこか苦しいの?」
そんなふうに、小さな違和感に気づいて、こっそり検索窓を叩いたお父さん、お母さん。
まずは、深呼吸。その「気づき」こそが、お子さんへの何よりの愛情です。
今日は、子どもの絵における「目」の描き方に隠された気持ちや、発達のヒントについて。 ガチガチの心理分析ではなく、「今日をなんとかやり過ごすための視点」を添えて、ゆっくりお話ししていきますね。
この記事の内容
👁 「目」は、心の窓。今の景色が映っているだけ
私たちは、赤ちゃんの頃から人の「目」を見て、安心感をもらって育ちます。 だから絵を描くときも、目は「まわりとどうつながりたいか」が一番出やすい場所なんです。
でも、忘れないでほしいのは、絵は「今の気分」のスナップ写真だということ。 ずっと続く性格診断ではなく、「今日はこんな空模様なんだな」くらいに、ゆるっと捉えてみてくださいね。
🌱 「お顔に目がない!」ときの、よくある理由
一番ご相談が多い「目なし顔」。 これ、実は「あるある」の宝庫なんです。
1. まだ「パーツ」まで手が回らないだけ(3〜4歳ごろ)
この時期の子にとって、顔を描くのは大仕事! 輪郭を描いて、鼻を描いて……としているうちに、「あ、もう満足!」と筆を置いてしまう。 「目、忘れちゃった!」というより、「今はこれが完成形!」という潔い状態です。 「お顔が描けたね!」と、その「塊」を描けた成長を喜んであげてくださいね。
2. 「見られるのがちょっと恥ずかしい」時期

5歳、6歳と大きくなってくると、自意識がムクムク育ちます。 「自分の気持ちを見透かされたくないな」 「じろじろ見られるのは苦手だな」 そんな、ちょっとした恥ずかしさが「目を描かない」という形になることも。 無理に描かせるよりも、「自分を守るシャッター」を上手に使えるようになったんだな、と見守ってあげましょう。
3. 「お外の顔」で頑張りすぎているかも
保育園や学校で、先生の話をしっかり聞いて、お友達に合わせて……。 「いい子」でいようと頑張りすぎると、心は少し省エネモードに入ります。 お家で描く絵に目がなくても、お家でリラックスできているなら大丈夫。 絵の中で、そっと心を休ませているのかもしれません。
👁️🗨️ 「大きな目」や「涙」に隠れたメッセージ
逆に、目が強調されているときは、どんな心模様なのでしょうか?
① 「もっと見て!私に気づいて!」の大きな目
顔からはみ出しそうな大きな目は、好奇心の塊! 「世界をもっと見たい!」という前向きな気持ちのときもあれば、 「もっと自分を見てほしいな」という甘えたいサインのときもあります。 キラキラさせて描いているなら、今は表現することが楽しくてたまらない時期ですね。
② 「もやもや」を吐き出す真っ黒な目
目が真っ黒に塗りつぶされているとドキッとしますが、これは「デトックス」です。 言葉にできないイライラや不安を、ペンの先に込めて出し切っている状態。 「悪いこと」ではなく、絵を描くことで自分で自分を癒やしているんです。 「いっぱい描けたね」と、そのエネルギーを受け止めてあげてください。
🎨 筆圧や画材にも、その子の「体温」が出ます
「何を描くか」だけでなく、「どう描くか」にもヒントが隠れています。
- 画用紙を突き破る筆圧: 「エネルギー余ってるよ!」「ちょっと聞いてよ!」という爆発的なパワー。
- 消えそうな細い線: 「今日はちょっと疲れちゃった」「そっとしておいて」。
- クレヨンでぐちゃぐちゃ: 感情をダイレクトにぶつけてスッキリしたい!
- ペンでちまちま: 自分の世界を丁寧につくり込みたい、落ち着きたい。
画材を選ぶ瞬間から、お子さんの「セルフケア」は始まっているんですね。
🏫 学校や園での「SOS」に気づくには?
お家の絵と、外で描く絵が全然違う……ということもあります。

- 「監視」を感じている目: あまりに鋭い目を描くときは、周囲の評価を気にしすぎているかも。「評価されない、ただの自分」に戻れる時間を、お家でたっぷり作ってあげたいですね。
- 背中を向けている人物: 「今は誰とも関わりたくないな」という、心の境界線。不登校ぎみのときにも見られますが、それは「自分を守るための大切な防衛反応」です。
💡 「お絵かき嫌い」な子への、ゆるい誘い方
「絵を描くのを嫌がる」のは、実は「上手に描かなきゃ」という優しさの裏返し。
- 「正解」を言わない: 「おめめはここだよ」というアドバイスを、ちょっとお休みしてみませんか。
- 形のない遊び: 筆で水をパシャパシャするだけ、色をトントン置くだけ。
- 「見えない目」を面白がる: 「おめめ、今はかくれんぼ中かな?」「夜だから寝ちゃったかな?」と、描いていないことを「失敗」にしない声かけが、心を軽くします。
🖼️ 作品の整理:親が「疲れない」のが一番!
「全部とっておかなきゃ」と思うと、親の心がパンクしてしまいます。
- スマホで撮ったら、サヨナラ: 「デジタル美術館」にして、現物はローテーション。
- 「引退」の儀式: 新しい絵を飾るときに、古いのは「ありがとう」して片付ける。
- 親が捨てても責めないで: 大切なのは紙そのものではなく、その絵を見たときの「へぇ〜!」という会話の時間です。
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☕️ おわりに|正解なんて、なくていい
子どもの絵を分析しようとすると、「私の育て方が悪いの?」と自分を責めてしまうことがあります。 でも、そんなふうに悩むこと自体、あなたが一生懸命な証拠です。
子どもの絵に「正解」がないように、お父さんやお母さんの関わり方にも「正解」はありません。 今日、目が描けなかったとしても。 今日、ちょっと怖い絵を描いたとしても。 それは、お子さんが「自分の気持ちを外に出せた」という、素晴らしい一歩。
「今日はこんな気分なんだね」と、面白がったり、一緒に立ち止まったり。 そんな、親子のちょっとした「余白」を大切にしていきましょう。
今日をなんとかやり過ごした自分に、まずは「お疲れ様」と言ってあげてくださいね。
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🔗言葉にできない子どもの気持ちを知る|「悲しかったことを描く」お絵かき活用法
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ホーム » 子どもの絵に「目がない」「目が大きい」…これって大丈夫?描き方にあらわれる心理と親の関わり方
このブログでは、子育て中のちょっとした悩みや工夫、
子どもの行動の心理をわかりやすく紹介しています。
ときには心理診断コンテンツで気分転換も♪
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正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
\ 答えのない、子育ての迷いの中にいるあなたへ /
ブログでは「教育のヒント」を書いていますが、
実は私自身、毎日が迷いと後悔の連続です。
教科書通りの正解に傷ついたとき、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まって、
静かに自分と向き合える場所をnoteに作りました。
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いっちー
元教諭(15年+)&プロカメラマン。
わが子の発達グレーやきょうだい児の葛藤に、涙でティッシュの山を築きながら向き合っている現役の母です。
教育の現場を知っているからこそ、外側から「正解」を押しつけられることの息苦しさや、もどかしさを感じてきました。
キラキラした正解の中で、無理をして生きるのはしんどいですよね。
「こうすべき」の前に、「この子の場合はどうだろう?」と、一緒に立ち止まれる場所でありたいと思っています。
子どもの絵に宿るサインや、言葉にならない心の機微をそっと眺めて。
今日をなんとかやり過ごすための「余白」を、一緒に見つけにいきませんか。


