「習い事、何がいいんだろう?」「やる気がなくても続けさせるべき?」「オンライン教室って効果あるの?」——習い事の選び方に迷っているママへ、元教諭の視点からシンプルに整理してお伝えします。
習い事選びで一番大切なのは「子どもが今、何に心が動いているか」を見ること。将来のためより、今この子が「楽しい・もっとやりたい」と感じられるものが、長く伸びていきます。
この記事では、習い事選びの基本的な考え方から、アート系・オンライン教室・STEAM教育の特徴と選び方まで、まとめて解説します。
この記事でわかること
- 習い事を選ぶ前に確認したい「3つの視点」
- 「やる気ゼロ」でも合う習い事を見つける方法
- アート系・絵画教室の効果と選び方
- オンライン教室・STEAM教育のメリットと向いている子

習い事を選ぶ前に確認したい「3つの視点」
「人気だから」「友達がやってるから」という理由で始めた習い事が長続きしないのは、子どもの「今の心」と合っていないことが多いからです。選ぶ前に、この3つを確認してみてください。
①今この子が「好き・気になる」ものを起点にする
絵を描くのが好き、音楽が流れると体が動く、虫や植物に夢中——子どもの「今の夢中」は、習い事選びの最高のヒントです。「将来のために」と親が決めるより、今夢中なことの延長線上にある習い事の方が、自然と長続きします。
②「体験してから決める」を必ず守る
どんなに評判が良くても、体験前に入会手続きをしてはいけません。教室の雰囲気、先生との相性、通いやすさ——これは体験してみないとわかりません。ほとんどの教室は無料・低価格の体験レッスンを用意しています。最低2〜3か所を体験してから比較するのが、後悔しない習い事選びの基本です。
③「やる気ゼロ」の時期は正常——焦らない
「行きたくない」「やめたい」が始まると親は焦りますが、これは習い事あるあるです。慣れるまでの時期なのか、本当に合っていないのかを見極めるのが大切。
目安は「始めてから3か月」。3か月試してもまだ「行きたくない」が続くなら、一度立ち止まって考える時期です。一方、「行きたくなかったけど行ったら楽しかった」が繰り返されているなら、もう少し続けてみる価値があります。
アート系・絵画教室を選ぶメリットと注意点
ichigonotane.comがとくに詳しくお伝えできるのが、アート系・絵画教室の世界。元教諭の視点から、教育的な効果と選び方のポイントをまとめます。

絵画教室で育つ「4つの力」
絵画・アート系の習い事は「絵が上手になる」だけではありません。元教諭として多くの子どもたちを見てきて実感する4つの力があります。
①観察力:対象をよく見て描く習慣が、日常の「気づく力」を育てます。②集中力:一枚の絵に向き合う時間が、長く集中する練習になります。③自己表現力:「自分はこう感じた、こう見えた」を形にする体験が、言葉以外の自己表現を育てます。④忍耐力と達成感:描き上げる喜びが「やり遂げる体験」になります。
絵画教室を選ぶときのポイント
「上手に描かせる」より「自由に表現させてくれる」教室を選ぶことが大切です。手本をなぞるだけの教室より、子どもが「描きたいものを描く」機会がある教室の方が、表現力・創造力が伸びます。
体験時に確認したいのは「先生が子どもの絵を否定しないか」「失敗しても大丈夫な雰囲気があるか」の2点。正解を求めない先生のもとでこそ、子どもの表現は豊かに育ちます。
オンライン教室のメリットと向いている子
コロナ禍以降、子ども向けのオンライン習い事が急増しました。通わなくていい、全国どこからでも受けられる——メリットは大きいですが、向き不向きもあります。

オンライン教室の3つのメリット
まず「移動なし・送迎なし」という親の負担軽減は、特に小さい子を抱えている時期にはありがたいです。次に「全国の優秀な先生に出会える」——地方在住でも都市部の有名教室の先生に習えます。そして「録画・振替しやすい」——体調不良や行事が重なっても対応しやすいのも魅力です。
オンライン教室が向いている子・向かない子
向いているのは「画面越しでも集中できる子」「自分のペースで進めたい子」「人見知りが強くて対面が緊張する子」。一方、「先生や友達と直接関わることから刺激を受けるタイプ」「画面の前で集中が続かない年齢(3歳以下など)」には対面の方が向いていることが多いです。
まずは体験レッスンを受けて「子どもが画面の前で楽しめるか」を確認してから判断しましょう。
STEAM教育とは?習い事として選ぶ価値
「STEAM教育」という言葉をよく聞くようになりましたが、実際どんなものかわかりにくいですよね。シンプルに解説します。
STEAMとはどんな教育か
STEAMとは Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Arts(芸術)・Mathematics(数学)の頭文字です。要するに「理系の思考とアートの感性を掛け合わせた学び」のことで、「答えのない問い」に取り組む力を育てることが目標です。
具体的な習い事としては、プログラミング教室、ロボット教室、アート思考を取り入れた造形教室、理科実験教室などが該当します。
STEAM教育の習い事を選ぶポイント
「STEAM」を名乗る習い事が増えているため、選ぶ際は中身を確認することが大切です。「子ども自身が考えて試行錯誤する時間があるか」「正解を教えるだけでなく、問いかけてくれる先生がいるか」をチェックしてください。
月謝については「高い=良い」とは限りません。内容と月謝のバランスを複数比較して、まず体験から入るのが鉄則です。
将来役立つ力は、ドリルだけでは育たない。
ワンダーボックスは、プログラミング・数理パズル・アート・理科実験など、 毎月約10種類の教材が届く思考力・創造力特化型の通信教育です。
「正解を覚える」だけでなく、 自分で考え、試し、創り出す力を育てます。
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- ✔ 教育のプロが開発
- ✔ やりすぎや視力にも配慮
- ✔ 4〜10歳のお子さま向け
「勉強は苦手だけど、工作やパズルは大好き」 そんなお子さまにも人気です。
よくある質問(Q&A)
Q. 何歳から習い事を始めるのがベストですか?
A. 「早いほど良い」とは言い切れません。体の発達・集中力・親と離れる準備が整っている時期が一番。目安は3〜4歳頃ですが、子どもの様子を見ながら決めるのが一番です。まず「親子で体験」できるタイプから始めると無理なく始められます。
Q. 習い事はいくつくらいが適切ですか?
A. 「自由な時間・ぼんやりする時間が十分にある」ことを前提に考えてください。週に習い事が毎日入るスケジュールは、子どもの自由な遊び・想像力の発達に使われる時間を奪いすぎることがあります。就学前は1〜2個が目安です。
Q. やめたいと言い出した。やめさせてもいいですか?
A. 理由によります。「友達とけんかした」「先生が怖い」など一時的な理由なら、まず話を聞いてみましょう。「楽しくない・向いていない」という気持ちが続くなら、やめることは逃げではありません。子どもが「自分の気持ちを言って、聞いてもらえた」という体験の方が大切なことも多いです。
Q. 送迎が大変でオンラインを検討しています。アート系もオンラインで十分ですか?
A. 十分に活用できます。最近はデジタル描画ツールを使ったオンラインアート教室も増えており、質の高い指導を受けられる環境が整ってきています。ただし、粘土・立体造形・大きな紙への表現など、画面越しでは体験しにくいものもあるため、年齢・目的に合わせて選んでください。

✏️ まとめ|子どもの習い事選び、大切にしたいこと
- 選ぶ起点は「今この子が何に心が動いているか」——将来より今の夢中を優先
- どんな習い事も「体験してから決める」が鉄則。最低2〜3か所を比べる
- 絵画・アート系は「上手にさせる」より「自由に表現させる」教室が伸びる
- オンライン教室は送迎なし・全国の先生に出会えるのが強み。向き不向きを体験で確認
- STEAM教育は「試行錯誤する時間があるか」で教室の質を見極める
- 自由にぼんやりする時間も立派な学び。詰め込みすぎないことも大切
習い事は子どもの「楽しい・もっとやりたい」を育てる場所。完璧な選択より、子どもの顔を見ながら一緒に探す過程を楽しんでください。
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正解を探すより、
「この子の場合はどうだろう?」と立ち止まる時間を。
※唯一の正解はありません。その子に合うかどうかを、一緒に考えませんか。
いっちー
元小学校教員(15年)
ベビー&キッズ専門フォトグラファー
小学校で15年、子どもたちの育ちを間近で見てきました。その経験から、ベビー&キッズ専門フォトグラファーへ転身。
レンズを通して感じる毎日——
かわいい。謎い。純粋すぎる。
「うちの子、大丈夫かな」という不安がそっとほぐれるような記事を書いています。
この場所で書いていること
・ 子育てあるある
・ 毎日の小さな楽しみを見つけるヒント
・ 絵や行動から読み取る子どもの心

